イタリア発泡性ワインSpumante  Fratelli Lunelli Ferrari Perle Millesimato Trentodoc

2021年11月1日月曜日

Champagne Cremant Franciacorta Cava Italy

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Perlé シリーズのヴィンテージワインは多くの評論家が高く評価している、 Ferrari で最も有名なワインです。 #Spumanteワイン #ふだん飲みワイン

イタリア発泡性ワインSpumante  Fratelli Lunelli Ferrari Perle Millesimato Trentodoc

Perle Millesimato Trentodoc


  • 【生産者】Fratelli Lunelli Ferrari 
  • 【Hierarchy/Region・Appellation】Trentodoc >Trentino-Alto Adige > Italy
  • 【ワインスタイル】Sparkling - Complex and Traditional
  • 【Grape / Blend】Chardonnay
  • 【平均価格】¥3700 / 750ml 
  • 【おすすめ料理】White Fish


生産者 Fratelli Lunelli Ferrari 


  • Ferrari は、イタリア北部の Trentino 地方にある受賞歴のある sparkling wine ハウスです。 Trento DOCのタイトルで Chardonnay と Pinot Noir から Metodo Classico wine を生産しています。
  • Giulio Ferrari 氏は、ドイツのガイゼンハイムそして、フランスで醸造を学んだ後、Champagne 地方の生産者の元で研修を積みます。
  • 帰国後の1902年に会社を設立、Champagne 地方で学んだ事を生かし、同じ品種、同じ製法で Spumante 造りを始める。Ferrari は Chardonnay の植栽をした最初のイタリアの地所になります。
  • 瓶内二次発酵の Spumante のイタリアでのパイオニア的存在である Giulio Ferrari 氏は、フランスから持ち込んだ Chardonnay を用いて、初めて Spumante を造った生産者であり、まさにイタリアの本格的スプマンテの基礎を築いた一人です。
  • Giulio Ferrari には子供が無く1952年に、Trento のワインショップのオーナー  Bruno Lunelli に会社を譲りました。その後、数十年で Lunelli は年間9000本から100,000本に生産を増やしています。
  • 第3世代の Bruno Lunelli の3人の息子達、Franco, Gino, Mauro は、創始者 Giulio Ferrari の信条「Trentino の優れたブドウ畑から獲れる、高品質なブドウを使用する」、「古い製法のルールに、厳格なほどに忠実」を守り続けています。
  •  Trentino の山々で独自のブドウ園だけではなく約500のブドウ栽培農家と協力し葡萄栽培をしています。
  • ワインはイタリア最大の sparkling wine 施設で造られています。この施設では、広大な地下セラーに数百万本のボトルが貯蔵されています。
  • 最低24ヶ月間の熟成を経て出荷されるというこだわりで造られています。
  • ポートフォリオ構成は、Blanc de Blancs, Blanc de Noir, rosé styles が含まれます。 Giulio Ferrari Collezione シリーズはプレミアムセレクションです。そして、 Perlé シリーズのヴィンテージワインは Ferrari で最も有名なワインの一部です。
  • 2015年の Champagne と Sparkling の世界選手権で、 Charles Heidsieck と Louis Roederer の  Champagne ハウスを破り「 Sparkling Wine Producer of the Year 」を受賞しています。Ferrari は国際的にかなりの注目を集めています。
  • 「Bvlgari」「Ferragamo」「 Fendi」など、イタリア・ファッション界をリードする、ブランドのパーティーなどには必ずリストに加えられています。ミラノ・スカラ座やイタリア大使館でのパーティーの際にも登場するスプマンテとしても有名です。
Spumanteとは
  • シャンパンと同じ伝統的な瓶内二次発酵で丁寧に造られるイタリア産スパークリングワインのこと。
  1. 「一次発酵」収穫後果汁を絞り、酵母を加えて発酵させる。
  2. 「瓶内二次発酵」一次発酵後調合(ブレンド)を施してから瓶詰めし、さらに9ヶ月以上の熟成をさせます。ゆっくりとした発酵と熟成がきめ細かい泡を造りあげる。


※ おすすめ料理

White Fish


※ ワインスタイル

Sparkling - Complex and Traditional


※ Grape Blend

Chardonnay
※ Chardonnay
  • Chardonnay は世界で最も広く栽培されている有名な白ワイン用ブドウ品種です。最も評価の高い地区は Burgundy と California ですが、 Italy, Australia, New Zealand, South America も高評価を得ています。
  • 多くの Chardonnay wine は香りが複雑ですが、これは品種からではなくワイン製造技術(特にオークの使用)によるものです。「ワインメーカーのワイン」と言われる所以はです。
  • Malolactic 発酵は独特のバターの香りをワインに与えます。オーク樽での発酵および熟成は、バニラ、スモーク、クローブやシナモンなどの甘いスパイスの note が有ります。バレル内での長時間の粕の接触は、ビスケット、生地の風味を与えます。
  • Chardonnay ワインに見られるフルーティーな  flavors は、トロピカル(バナナ、メロン、パイナップル、グアバ)からストーンフルーツ(ピーチ、ネクタリン、アプリコット)、柑橘類、リンゴにまで及びます。
  • 気候がどのフルーツフレーバーを持つかを決定します。大まかに言えば、California, Chile, Australia のような暖かい地域はトロピカルフレーバーを、 Burgundy 南部や New Zealand 北部などの温帯地域ではストーンフルーツのフレーバーを、非常にクールな Chablis, Champagne, Germany などは、青リンゴのフレバーがあります。
  • Chardonnay ワインのテイスティングノートにはよくチョーク、湿った石、砕いた貝殻などのミネラル記述が取り入れられていますが、これらはブドウ園の土壌に起因する場合があります。最も有名な  minerally Chardonnay wines は、unoaked style の Chardonnay に焦点を当てた Chablis のワインです。
  •  Chardonnay はスパークリングワイン(Dry wines )で Pinot Noir とペアで使用されたり、カナダでは貴腐した甘い Chardonnay ice wines を生産しています。
  • Chardonnay は、比較的高い収量を生み出し、幅広い気候で成長し、比較的簡単に許容できる品質のワインにすることができます。貧しいヴィンテージでは、不足分をオークのフレーバーで覆い、不作による経済的影響を減らすことができます。
  • いくつかのブドウ栽培の課題は有りますが、古くからの技術でカバーしています。非常に温暖な気候では、自然の酸味を失う傾向があり、平らで誇張されたワインになります。これは、酸を加えるだけで部分的に修正するか、早めに収穫し、オークとマロラクティック発酵を使用して風味の欠如を補うことで修正できます。涼しい気候の葡萄園は、ブドウの木が季節の早い時期に芽を出し、開花し、春の霜の影響を受けやすくなるため、 Burgundy 特に Chablis の生産者は、伝統的にブドウの木の列の間にブレイザーを置いてこれを軽減してきました。これらは暖かさのためだけではなく、霜を防ぐ気流も作り出します。
Chardonnay と食べ物
  • Butternut squash risotto (risotto alla zucca)
  • Japanese-style pork belly
  • Roast chicken with honey-sesame carrots

用語解説
  • Remuage とは、瓶内二次発酵の後に瓶の底に沈んでいる滓を瓶の口に集める作業。熟成時に横に寝かされていたボトルを少しずつ左右に回しながら瓶口を下にして倒立させ、澱を瓶口の栓の近くに集める工程。
  • disgorgement とは、Remuage によって瓶口に集められた澱を取り除く作業。
  • dosage とは、disgorgement の後に目減りした液量を補うとともに糖度の調整を目的としてリキュールを加えること。
  • RM(レコルタン・マニピエラン)は、自社畑のブドウだけでその畑の特徴を活かした Champagne を造り出生地の村名を冠して販売している。
  • lees は2種類有ります。
  1. Gross lees~~赤ワインの瓶底に沈殿する大きな澱。
  2. Fine lees~~シャンパンやブルゴーニュの白ワインのように瓶内熟成するときに登場するのが細かい粒子状の粕です。
  • NV(Non-vintage)
  1. ワイン原料のブドウの収穫年のあるなし。
  2. 黒・白系の葡萄、異なる村、異なる年のものの混醸。
  3. 甘口から辛口まである。
  4. 年号表示無し。
  • structure とは、甘味、酸味、タンニン(渋み)、アルコールなどの要素で造られる、ワインの味わいの骨格の事。アルコールや酸味等がバランス良く、多く存在していると、骨格=ストラクチャーがしっかりしている、と表現される。
  • note とは、白ワインでよく使われる表現で 例えるならば、花に直接鼻をつけた時の香りではなく、お花畑で全体的に香る『花の香り』の様な柔らかい香りを表現する時に使われます。
  • nose とは、テイスティングの際に鼻で感じた香りの事。


Trentodoc Wine


  • Trentodoc(Trento DOC)は、イタリア北部の Trentino-Alto Adige にある metodo classico sparkling wine のアペラシオンです。 
  • 1993年に分離されたTrentino DOCは別個のアペラシオンです。 
  • 2018年に記録された Trentodoc のブドウ園は984ha(2430a)でした。
  • methodo classico(フランスのシャンパーニュ法)によって生産されています。
  •  Chardonnay, Pinot Noir, Pinot Meunier, に加えて Pinot Blancを任意の割合でブレンドできます。
  • 標準の non-vintage の甘さレベルは自由です。
  • lees は少なくとも15ヶ月必要です。そして、vintage wines (millesimato)では24ヶ月、riservaでは36ヶ月となります。
  • Trentodoc地域でのスパークリングワイン造りの伝統は、アペラシオンが形成されるほぼ1世紀前にさかのぼります。 Champagne でワインを造る経験を積んだ Giulio Ferrari が、1900年頃に Chardonnay をこの地域に持ち込みスパークリングワイン造りを始めました。彼が設立した会社は、今でも Trentodoc 地域とイタリアで最も有名な metodo classico ワインの生産者です。

Trentino DOC
  • 1993年に分離されたアペラシオンです。
  • Trentodoc(Trento DOC)とは別個のアペラシオンです。
  • Trentino DOCはスチルワインにのみ適用されます。
  • Adige, Cembra, Vallagarina, Sarca, Valsugana, Giudicarie Valleys の74のブドウ栽培自治体の同じブドウ栽培地帯を共有しています。
  • ブドウ園は、7,076ha(17478a)です。
  • 4つの名前の付いたサブリージョンがありますが、これらはスパークリングワインには適用されません。


Trentino-Alto Adige Wine


  • Trentino-Alto Adige は、、オーストリアとの国境に位置するイタリア最北端のワイン産地です。
  • 地元種 Lagrein と Schiava で造られていますが交際品種 Pinot Grigio とChardonnay の比率が増えています。
  • 複雑な地政学的歴史を反映して、Trentino-Alto Adige は2つの自治州で構成されています。Trentino は、ほぼ完全にイタリア語を話しますが、Alto Adige は主にドイツ語を話す人口を持った南チロルです。これは、オーストリア・ハンガリー帝国の一部としてのこの地域の歴史によるものです。
  • この地域の人口は100万人を超え、彼らの約3分の2が第一言語としてイタリア語を話します。Trentino-Alto Adige は、ほぼ完全に分かれており、南が Trentino、南が Alto Adige です。
  •  Adige river とその支流によって形成された谷には、この地域のほとんどすべてのブドウ園があります。
  • この地域のワインは、文化的および地形的な複雑さを反映しています。 Müller-Thurgau や Sylvaner などのゲルマン品種がこの地域のブドウ園のいくつかで最高の地位を占めている一方で、他の地域では Schiava が植栽されています。
  • しかし、現代の消費者の好みの影響で他のイタリア地域と同じようにフランス国際品種の植栽が増えています。
  • Trentino-Alto Adige は、20世紀の最後の四半期に作付面積が増加した唯一のイタリアの地域です。
  • ここの気候は、谷底は夏の朝に非常に急速に熱くなり、ブドウ園が並ぶ斜面に暖かい空気を送り込みます。これは、高山の日差しと相まって、このような涼しくて新鮮な地域には期待できない、豊かで熟したワインスタイルをもたらしています。
  • 暖かい高山の空気の流れは、ブドウの病気や真菌の苦痛を防ぐのにも役立ちます。土壌は、主に沖積土と崩積土で構成されており、比較的水はけが良く、ミネラルが豊富です。


Italian Wine


  • Moscato, Chianti, Amarone, Prosecco の本拠地イタリアには、2000年以上の歴史を持つ豊かで多様なワインの遺産があります。
  • イタリアは、ブドウの品種とワインスタイルの両方で途方もない多様性が有り、ワインの量においても2012年には80万ha(197,700a)のブドウ園から40億L(約10.6億米ガロン)を生産しています。
  • イタリア政府のワインの分類とラベル付けのシステムは、500を超えるDOCG、DOC、およびIGTのタイトルで構成される4層の品質階層を使用しています。
  • イタリアは20の行政区域に分かれており、いずれもある程度ワインを生産しており、そのすべての行政区域に様々なワイン産地があります。
  • 各地域には、その主力ワインスタイルがあります。大量生産されて世界中で見られることで有名なものもあれば、一貫して高品質であるために有名なものもあります。
  • 質と量の両方を考慮した場合、最も重要なのは Tuscany, Piedmont、Venetoです。
  • Tuscany は、 Chianti で知られていますが、「Brunello di Montalcino」「Vino Nobile di Montepulciano」「Chianti Classico」 がより高く評価されています。
  • Venetoは、Prosecco, Soave, Pinot 品種の膨大な生産地です。この為、高級ワイン産地としての評判は有りませんが、世界で最も豊かで最高のワインの1つ「Amarone della Valpolicella」を生産しています。
  • 2,000を超えるブドウ品種があり、その多くは絶滅の危機に瀕しています。最もよく知られているものは、Sangiovese, Barbera, Nebbiolo, Montepulcianom、Pinot Grigio です。これらの品種はさまざまな地域で植栽されています。
  • イタリアのすべてのブドウ品種は、フランスの国際品種 Cabernet Sauvignon, Merlot, Chardonnay, Sauvignon Blanc などとの深刻な競争に直面しています。これらの国際的に人気のあるブドウは、イタリア全土で増え続ける数で植えられており、高い成功率を誇っています。
  • イタリアの最高級で最も高価なワインのいくつかは、これらの品種から作られています。 Super Tuscan と言われる物の一つ Bolgheri の「Sassicaia」は Cabernet Sauvignon 75%, Cabernet Franc 15%で醸造されています。
  • イタリアは、その象徴的なブーツのような形で地中海に突き出た広大な半島の国です。 Apennine 山脈がに南北に1200kmにわたって走っています。西側の Tyrrhenian 海には、Sicily と Sardinia の2つの島があります。
  • Vineyards はsea-level の東部 Emilia-Romagna から海抜1,300mの alpine Aosta Valley まで、どこにでも植えられています。






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  • このエチケットは 2007’12/00 宅飲み しました。 ”★★★” 


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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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