このワインは人気が高まっています。100% Pinot Meunier の稀有なワインです。 #Champagneワイン #ふだん飲みワイン
Christophe Mignon Extra Brut
- 【生産者】Christophe Mignon
- 【Hierarchy/Region・Appellation】Champagne Extra Brut > Champagne> France
- 【ワインスタイル】Sparkling - Complex and Traditional / Dry
- 【Grape / Blend】Pinot Meunier
- 【平均価格】¥6800 / 750ml
- 【おすすめ料理】Shellfish, Crab, Lobster
- ボルドーではシャトー名、ブルゴーニュではクリマ(畑名)、シャンパーニュではブランド名が重要。
Wine Style Characteristics(特徴)
※ Sparkling-Complex and Traditional
- バターから焼きりんごやトーストまで、このスタイルはヴィンテージのシャンパンやその他の世界中の熟成スパークリングワインに共通しています。
- Brioche
- Yeasty
- Hazelnut
- Fine bead
- Baked apple
- Butter
- Vanilla
※ Pinot Meunier
用語解説
- ピノグループ(Pinot Noir, Pinot Gris)のクローン変異種です。
- Champagne blend において Pinot Noir, Chardonnay ほど高く評価されていません。
- 遅く芽を出し、早く熟し、より涼しい気候にも適合するので、Pinot Noir, Chardonnay には寒すぎる地域に植えられる傾向があります。不作のヴィンテージに対する保険用ブドウとして広く使われています。
- さまざまな種類の土壌に耐え、日照時間の長い日当たりの良い斜面を好みます。
- Pinot Meunier は Pinot Noirよりも早く成熟しますが、Pinot Noir, Chardonnay によってサポートされていない場合、バランスが崩れる傾向があります。その結果、Pinot Meunier の高い割合のヴィンテージ Champagne は一般的ではありません。
- Pinot Meunier のワインが商業的に生産されている事はほとんどなく、ほとんどの消費者から好奇心の対象となっています。
- 通常、Pinot Noir よりも色が薄く、酸のレベルはわずかに高くなっています。ワインは通常、熟成された果実の味がし、時にはわずかにスモーキーな味わいがあります。
- 2016年時点で、フランスは世界の Pinot Meunier 生産の約80%、2,130ha(30,000ac)を占めています。シャンパンの外では、量は減っていますが、Loire Valley と Moselle で見られます。
- ドイツでは、Schwarzriesling、Müllerrebe、Müller-Traubeの名前で栽培されています。 Californian の Carneros AVA、Australia の Victoria州、その他 England, Austria, Switzerland, Canada, New Zealand などで栽培されています。
- Tuna rillettes(マグロのリエット)
- Salt and pepper squid(塩コショウイカ)
- Prawns steamed in banana leaves(バナナの葉で蒸したエビ)
- Remuageとは、瓶内二次発酵の後に瓶の底に沈んでいる滓を瓶の口に集める作業。熟成時に横に寝かされていたボトルを少しずつ左右に回しながら瓶口を下にして倒立させ、澱を瓶口の栓の近くに集める工程。
- disgorgement とは、Remuage によって瓶口に集められた澱を取り除く作業。
- dosage とは、disgorgement の後に目減りした液量を補うとともに糖度の調整を目的としてリキュールを加えること。
- RM(レコルタン・マニピエラン)は、自社畑のブドウだけでその畑の特徴を活かした Champagne を造り出生地の村名を冠して販売している。
structure の意味合い
- 甘味、酸味、タンニン(渋み)、アルコールなどの要素で造られる、ワインの味わいの骨格の事。
- アルコールや酸味等がバランス良く、多く存在していると、骨格=ストラクチャーがしっかりしている、と表現される。
- 例えるならば、花に直接鼻をつけた時の香りではなく、お花畑で全体的に香る『花の香り』の様な柔らかい香りを表現する時に使われます。
- 白ワインでよく使われる表現です。
- テイスティングの際に鼻で感じた香りの事。
生産者 Christophe Mignon
- 1882年、Édouard Moutardier がワイン生産者の娘 Marie Lanne と結婚します。
- 1929年、夫妻の娘 Eugénie Moutardier は同じ Champagne のワインメーカーの Eugène Prudhomme と結婚しました。彼らは土地を統合して1.5haブドウ園を共同で作り、Champagne の販売を開始しました。1932年から Epernay で開催されているワインマーケット展示会で多くの賞をすぐに獲得しました。
- 1943年、Raymonde Prudhomme は Lucien Salot と結婚します。彼らは Le Breuil で新しい区画を取得しました。 彼らは、他のワインメーカーとの差別化を図るためにボトルのラベル付けを重要視し現代的なラベルを選択しました。
- 1954年~、RaymondeとLucien の娘 Josiane Salotは、Gilbert Mignonと結婚し、Christophe、そして、2人の男の子と女の子を出産しました。 この夫婦は、Champagne House 「Gilbert Mignon」を作り、このワインメーカー家族の5代目Christopheに引き継ぎます。
- 1983年、Christophe は曽祖父に敬意を表して Héritier Eugène Prudhomme と呼ばれる最初のブランドを造ります。彼は La Boulonnerie に定住することを選択し、Domain 「Christophe Mignon」を設立しました。
- 2006年、妻の Laurence が Domain に参加します。彼女は営業部門を担当し輸出事業の発展に積極的に進めます。自然と共に、自然のために働くという Christophe の姿勢を常にサポートしています。 彼らは熱心に彼らの価値観を宣伝し、Champagnes cuvees 100% Pinot Meunier でテロワールへの愛情を強調することで Domain を表現しています。
- 2015年以来、Christophe と Laurence の息子 Loann はこの家族の遺産を永続させるために現在情熱を持ってワイン造りの研究を行っています。
- Domain 「Christophe Mignon」は、第6世代に引き継がれほぼ140年間家族のドメインとして存在しています。
- 6haの自社葡萄園を所有するRecoltant Manipulant(RM)Champagne Maisonです。畑の4/5は最高の栽培条件の南西向き斜面に位置しています。
Champagne Extra Brut
- Champagne Extra Brut は、世界で最も有名なスパークリングワインの最もドライな形態の1つです。
公式 Champagne の甘さレベル(ワインの1リットルあたりの残留糖分)
- Doux (最低50grams/Per liter)
- Demi-sec (33–50g/L)
- Sec (17–35g/L)
- Extra-Sec / Extra Dry (12–20g/L)
- Brut (0–12g/L)
- Extra Brut (0–6g/L)
- Brut Nature/Zero (0–3g/L)
Champagne
- Champagne 地方は、パリの北東約150Kmに位置し、フランスのワイン産地としては、最も北にある(北緯50度)。
- 平均気温約10度Cで、葡萄栽培にとっては厳しい気象条件である。
- この地方には北側に背の高い森林があり、冬の冷たい北風と霜を防ぎ、 マルヌ川から立ち昇る水蒸気の湿度がその厳しさを緩和している。とは言え、冷害や日照不足による影響は大きく、不作の年のワイン生産は4分の1になってしまうこともある。
- 土壌は、シャブリと同質のキンメリジャンと呼ばれる石灰岩の混ざった泥土質で、 この水はけのいい白い土壌が、乏しい日光を反射、吸収し、葡萄の成育を促している。(シャンパーニュとは、白い土壌の平野を意味する)
- 「シャンパン」とは、このシャンパーニュ地方の限定された地区で栽培された葡萄を使い、葡萄の品種や製法などワイン法に規定された条件を満たした「発泡ワイン」のみを言い、この条件を満たしていないものは「シャンパン」を名乗ることは出来ない。
- この地方の中心地は、ランス市とエペルネ市。ランス市のノートルダム大聖堂はゴチック建築の傑作で世界遺産にも登録されている。現在は、発泡性ワインの産地だが、17世紀後半までは非発砲ワインのみの産地であった。
- シャンパーニュのカーヴは、ブドウ畑の下層にあり、その下層土壌は石灰岩で、ワインの熟成にはうってつけの条件を備えている。
- 深さ10~50mの石灰岩に掘られたカーヴの中は、光も音も届かず、8~12度の気温で湿度も一定である。
- ランスとエペルネイの地下のカーヴは、端から端までで、ともに300km以上もの長さがあり、膨大なワインが熟成の時を過ごしている。
- 大手メゾンの中には、数十キロに及ぶものもあって、カーヴの中を、電動車を使って移動している。
- ランスの地下には、古代ローマ時代に道路や町の建設のために使ったチョークの採石場の跡のカーブが残っていて、それをそのまま使っている。歴史的記念物にも指定されている。
- ワイン原料のブドウの収穫年のあるなし。
- 黒・白系の葡萄、異なる村、異なる年のものの混醸。
- 甘口から辛口まである。
- 年号表示無し。
フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。
My SNS
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
エチケット日記
- このシャンパンは喜多夫妻と北海道食旅(20050924~20050926)時のものです。 ”★★★”