#Burgundyワイン #ふだん飲みワイン #Leroy
この「Bourgogne Grand Ordinaire」は、ルロワ社が Côte de Nuits 地区に持つ自社畑の若樹から収穫した葡萄で造られています。若樹といえども、ルロワのニュアンスは、じゅうぶんに感じられるもので価格も\2000代で普段飲みワインとしては最強です。
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
About the Product の豆知識
- 【生産者】Maison Leroy
- 【地域/Appellation】Bourgogne Rouge
- 【Country Hierarchy】Bourgogne, Burgundy, France
- 【ワインスタイル】Red - Light and Perfumed / Light Body
- 【Cepages】Pinot Noir / Gamay
- 【平均価格】¥2,000/750ml
- 【おすすめ料理】Chicken and Turkey
この1997’ヴィンテージを 1999'11/20 宅飲みしてます。
”リン・イーチン来阪、新町のマンションに来る。誕生日プレゼントに頂く。★★★★”
味わい
- ボリューム: 軽い□■□□□重い
- タンニン: 控えめ□■□□□強い
- 甘み: ドライ□■□□□甘い
- 酸味: まろやか□■□□□シャープ
- 果実味:スパイシー□□□■□フルーティー
香り(アロマ/ブーケ)
- 黒系果実の香り:よく熟したしっかりめの味わい。
- レーズンの香り:オールドヴィンテージなどに表れる香り。
- カシスの香り:1ha当たりの収穫量を低くして生産されたフランス・ブルゴーニュなどのピノ・ノワールによる最高級赤ワインにも表れる。
- 木樽の香り:際立って望ましい香りで、木樽の中で熟成で得られたもの。
Lalou Bize-Leroy について
「Domaine Leroy」
Domaine Leroyは、Côte de Nuits 地方に拠点を置く negociant/wine の生産者です。
「Le Chambertin」「Musigny」「Clos de Vougeot」「Romanée-Saint-Vivant」などのブドウ園の Pinot Noir からさまざまなワインを製造しています。
これらのワインは、「Domaine Leroy」のラベルで販売されています。
それらは価格と品質の点で「Domaine de la Romanée-Conti」に次ぐものです。
Domaine は、1868年、Auxey-Duresses を拠点とするワイン商人の Francois Leroy によって設立され、1900年代初頭、息子の Joseph と孫の Henri の下で発展します。
1942年、 Henri Leroy は「Domaine de la Romanée-Conti 」が保有する区画とブドウ樹に大きな可能性を見出し、Domaine がさまざまな所有者に分割されるの見ているのではなく
Edmond Gaudin de Villaine と一緒に購入します。
1974年、Henri Leroy の娘 Lalou Bize-Leroy が、このDRCの共同管理を引き継ぎますが、
共同管理者の Aubert de Villaine と意見が合わずDRCを去ります。
現在の「Domaine de la Romanée-Conti 」の経営については『ロマネ・コンティをめぐる「ド・ヴィレーヌ家」と「ルロワ家」』をご覧ください。
1988年に Vosne-Romanée と Gevrey-Chambertin のエステートを購入し21ha(52a)に拡張されました。
これらの所有地には、 Côte de Nuit と Cortonのいくつかの Grand cru 区画、8つのPremier cru の区画、および village格と地域格のアペラシオンに該当するブドウ園が含まれます。
Domaine Leroy のワインのほとんどは赤ですが、 Chardonnay と Aligoté から作られた白ワインもいくつかあります。
「Maison Leroy」
1980年の父親 Henri Leroy の死により受け継いでいます。
マダム・ルロワの厳しいテイスティングにより、買い付けた良質のワインだけを、飲み頃になるまでルロワ社のセラーで熟成させたコレクションのこと。
バックヴィンテージにおいてはブルゴーニュワイン最大規模のコレクションとして有名で、そのストックは約200万本におよび、1622年に造られた古いカーブをはじめブルゴーニュの各所に眠っているといいます。これらの偉大なるワインは、長年に渡りブルゴーニュ最上のワインを買い付けてきた証であり、ルロワの審美眼と信頼関係の賜物です。
「Domaine d'Auvenay」
サン・ロマン(Meursault)の高台に、すばらしく美しい、要塞のように囲まれた農家を持つこのドメーヌは、ラルー・ビーズ=ルロワ夫人の個人所有のブドウ園である。
※ 「Domaine Leroy」「Maison Leroy」「Domaine d'Auvenay」に関する詳細は『マダム「 Leroy」に恋して ブルゴーニュワイン Bourgogne Wine』をご覧いただければ幸いです。
Bourgogne Rouge
ブルゴーニュ全体の300以上のコミューンで栽培されたブドウから生産されます。
Pinot Noir から生産されますが、ブルゴーニュ北西部のヨンヌ県でのみ César 種が許可されています。
価格と品質は、カテゴリ内でも生産者の評判だけでなく、ブドウ園の性質により大きく異なります。
時として、Village-level や Premier Cru の Vineyards からのワインに Bourgogne Rouge ランクが使用されます。たとえば、敷地内の若いブドウから作られたワインなどです。
このレベルのワインには、単一のブドウ園の表示がされることもあります。
Côte de Nuits
長さ20Km弱、 幅数百mの小さな帯状の一帯でしかなく、殆どが東向きのなだらかな斜面にあり、水はけがよく、日照量に恵まれている。
高度は230~300m程度。
葡萄畑は、石の多い石灰質と泥炭土の上にあり、 特にピノ・ロワール種には最適な土壌と言われている。
産するワインは、殆どは赤ですが、Vougeot や Morey で極く少量の白を造っている。
栽培地、収穫年、醸造家の違いによって、ニュアンスの違いを持つとは言え、
”素直でヴィヴィッドで、 がっしりとした少しハードなそのワインは、常にイチゴ類の強い芳香を持ち、しばらくの熟成を必要とする”点では全体的に共通したスタイルです。
各村々は、世界に冠たる Grands Crus(特級畑)とそれに劣らぬ Premiers Crus(1級畑)で占められ、すばらしいワインを産出している。
この北から南に殆ど途切れることのない葡萄畑をつなぐルートを、「Route des Grands Crus」 と呼んでいる。
ブルゴーニュを旅するワイン好きのメイン・ルートでもある。
フランスワインAOPとは?
フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。