南ローヌの傑出した生産者です。有機栽培を基本に、できるだけ加工処理をしない、土壌に誠実な、典型的なローヌ・ワインを生産している。#Rhoneワイン #こだわりワイン
About the Product
Domaine Gramenon
- 【生産者】Domaine Gramenon
- 【地域/Appellation】Cotes du Rhone
- 【Country Hierarchy】Southern Rhone, Rhone, France
- 【ワインスタイル】Red - Rich and Intense / Full Body
- 【 Grape / Blend】Southern Rhone Red Blend
- 【平均価格】¥ / 750ml
- 【おすすめ料理】Lamb
- Rhone Valley の南端でワイン醸造に使用される葡萄品種の事。
- 通常は Grenache / Syrah / Mourvedre が使用され、総称としてGSMブレンドと呼ばれることが多い。
- その他、地中海沿岸に植えられている多くの地元の品種が使用されます。(Carignan / Cinsaut / Clairette / Counoise / Muscardin / Terret Noir / Vaccarese等)
- 赤ワインにも Viognier や Roussa の白ワイン用品種が使われます。
- 非常に多くの組み合わせが可能な南フランスワインにおいては「Rhone Blend」という言葉は有用な用語です。
- 南スランス以外の土地、特にオーストラリアとカリフォルニアでは古典的なローヌブドウの品種が受け入れられています。カリフォルニアでは、この品種の主な支持者は "Rhone Rangers"と呼ばれ、オーストラリアでは、ボトルの "GSM"という用語が消費者に熱狂的に受け入れられています。
エチケット日記
1998'ヴィンテージを 2000’4/20 宅飲みしました。”グルナッシュの素晴らしくエレガントな一本。紅茶や烏龍茶、漢方のスパイシーなニュアンス、タンニンとミネラルの最高のバランス感じる。★★★★”
参考2021’相場価格
味わい
- ボリューム: 軽い□■□□□重い
- タンニン: 控えめ□■□□□強い
- 甘み: ドライ■□□□□甘い
- 酸味: まろやか□□□■□シャープ
- 果実味:スパイシー□□■□□フルーティー
香り(アロマ/ブーケ)
- 黒系果実の香り:よく熟したしっかりめの味わい。
- 木樽の香り:ワインが豊かで凝縮していて、果実味と樽の個性が見事に融合したもの。
生産者 Domaine Gramenon について
- Domaine Gramenonは、自然派の巨匠 Philippe Laurent が醸造する南ローヌの傑出したワイナリーとして知られています。
- Philippe Laurent は、E.Guigal で醸造長を務めていましたが、1978年に Domaine Gramenon を妻 Michele と設立します。当初は無名だったので、E.Guigal 等のネゴシアンにワインを売っていましたが、1990年から自家瓶詰めを開始しています。
- Philippe Laurent は、不幸にも1999年11月趣味の狩猟に出かけ誤って転び自らの銃で亡くなりました。その後は長年栽培・醸造を助けてきた Michele Aubery-Laurent 夫人がドメーヌを継続・拡張していきます。2006年には3人の子供の一人Maxime Francois Laurent がワイン造りに参画します。
- Maxime Francois Laurent は Domaine で彼自身のブランドでワインも生産しています。彼のワインは父親と共通するスタイルを持つ質の高い逸品です。
- Grenache, Syrah, Viognier, Cinsaut - Grenache, Grenache - Mourvedre - Syrah, Grenache - Syrah, Cinsaut - Grenache - Syrah, Southern Rhone White Blend などの品種を有機栽培を基本に、できるだけ加工処理をしない、土壌に誠実な、典型的な Rhoneワインを生産しています。
- 樹齢100年に達する古木の区画からできるワインも一般的なワインも、すべて共通して優れた品質を保っています。
- ローヌ自然派の巨匠 Gramenon 前当主 Philippe Laurent の作品は1979年がファーストヴィンテージ、1998年が彼の最後の作品となっています。
雑草とブドウ樹が共生するDomaine Gramenon の畑
Appellation Cotes du Rhone について
- Cotes du Rhone は、Rhône Valley 地域全体の赤、ロゼ、白ワインに適用されるアペラシオンで170以上の村が含まれています。このゾーンは Saint-Cyr-sur-le-Rhône から Avignon までの200 kmをカバーしています。
- 赤ワインは Grenache, Syrah, Mourvèdre ベースのフルーティーなミドルボディワインです。
- あまり有名ではない Rhône Valley 地域のワインが高品質な物であるとのキャッチタイトルとしての目的の為1937年11月にアペラシオンが導入されました。
- Rohne の有名な「Châteauneuf」「Cote Rotie」「Hermitage」程の名声はありませんが、「Cotes du Rhone」の称号は、フランスで最も人気があり有名なものの1つになっています。
- 1966年に、Côtes du Rhône Villages AOC.が追加され、一貫して高品質のワインを生産していると思われる7つの村が認定されました。その後、18になっていますが、さらに Gigondas(1971年)、Vacqueyras(1990)、Vinsobres(2006)、Cairanne(2016)が、独自のアペラシオンを持つようになりました。
- 一部の Cotes du Rhone ワインは非常に高品質です。アペラシオンの最高級ワインのいくつかは100ドル以上の価格がついています。例えば、シャトーヌフデュパプに拠点を置く Domaine de la VieilleJulienneの「LaBosse」や ChateauRayas の「ChateaudeFonsalette」です。
- 注目すべきは、品質に焦点を当てた生産者の新しい試みによって作られています。アペラシオンの境界外にある高品質の vineyards から葡萄を調達することもできます。
- ローヌ渓谷の気候は北と南ではかなり変化します。ローヌ北部の気候は南部よりも涼しく、大陸性で地中海よりもアルプスの影響を強く受けています。その結果、北部の Cotes du Rhone のワインは、南部のワインよりもわずかに構造化され深みのあるワインになる傾向があります。
- 地中海の影響を受ける南部は暑い夏と穏やかな冬の安定した気候です。その結果、南部の Cotes du Rhone のワインは、北部のワインよりも、より豊かで、より明るく、より高アルコールのワインになります。
- Grenache, Syrah , Mourvèdreが Cotes du Rhone 赤ワインの中核を成しています。そして、ほとんどの場合 Grenacheがブレンドを支配します。特に Cotes du Rhone 赤ワインの大部分が作られる Rhône Valley 南部ではそうです。
- Syrah はストラクチャーとスパイシーな特徴に貢献し、ムールヴェードルはダークでチョコレートのような特徴と強烈な色をもたらします。
- ローヌ渓谷の南北の気候の違いは、Cotes du Rhone のワインスタイルに反映されています。北部ではより多くの Syrah を含んだブラックチェリーとフレッシュペッパーのストラクチャーと特徴を示します。南部では Grenache を好み、ブルーベリー、ラズベリー、プラムと豊富なフルーツフレーバー香が際立ちます。
- ブレンドの重要な部分を占めることはめったにありませんが Carignan, Cinsaut, Counoise, Muscardin, Vaccarese, Picpoul Noir, Terret Noir, Grenache Gris、 Clairetteなど10種類の品種の使用が赤ワインとロゼで認可されています。
- 白 Côtes du Rhône Blanc は比較的フルボディで、砂糖漬けの柑橘系の果物、アカシア、ハーブ、わら、ワックス、蜂蜜のニュアンスがあります。
Rhone Wineについて
フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。
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- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人