マダム「 Leroy」に恋して Bourgogne Wine

2020年5月25日月曜日

Leroy

t f B! P L

マダム Leroyが手掛けたワインなら何でも飲むし、マダム Leroyの手掛けたワインだけ飲んで暮らしたいと思っている Leroyフリークの一人です。

ルロワ社で醸造するワインには Domaine Leroy(ドメーヌ・ルロワ)と、Maison Leroy(メゾン・ルロワ)があり、このほかにオーナー個人が所有する畑で収穫されたブドウから造られたDomaine d’Auvenay(ドメーヌ・ドーブネ)という希少なワインもあります。
Domaine Leroy(ドメーヌ・ルロワ)
赤ワインは赤キャップ。白ワインは白キャップ。

Maison Leroy(メゾン・ルロワ)
ネゴシアン物。全て白キャップ。

Domaine d’Auvenay(ドメーヌ・ドーブネ)
赤ワインは赤キャップ。白ワインは白キャップ。

Domaine Leroy、Maison Leroy、Domaine d’Auvenayの詳細は後書きの付録に書いてます。
マダム Leroy以外の物を5本飲むなら彼女の手掛けたワインを1本飲む方が幸せを感じます。

付録

Lalou Bize-Leroy(ラルー・ビーズ・ルロワ)とLeroy家

数あるブルゴーニュのドメーヌの中でも、別格の品格と存在感を放つ名門ルロワ家の歴史。
1868年、初代フランソワ・ルロワによりネゴシアンとしてオーセイ・デュレス村で創業。
二代目ジョセフ・ルロアと妻のルイーズ・カテリーにより、ネゴシアン業を拡大      
1919年、三代目アンリ・ルロワが家業に参加し、コニャック地方のブランデーをドイツに輸出するなどし事業をさらに発展さす。
1942年、D.R.C(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)の株式を取得し、共同経営者としてロマネコンティを世界に知らしめる。
1955年、アンリの娘、ラルーが家業に加わる。ラルーの類まれなテイスティングの才能により、ブルゴーニュ最上のワインだけを選び続けルロワの地位を絶対的なものにする。
1988年、自然の大地を重んじるLalou Bize-Leroy(ラルー・ビーズ・ルロワ)はドメーヌ・シャルル・ノエラを買収し、ドメーヌ・ルロワを設立。翌年にはジュヴレ・シャンベルタンにも畑を購入。自分自身が納得するワインを造り始めます。
そのワイン造りで最も特徴的なものがバイオダイナミクス農法「ビオディナミ」(化学肥料を排除し、天体の引力を利用する自然農法)、さらには徹底した選果によるブルゴーニュで最も低い収穫量によりドメーヌ・ルロワのワインはブドウの持つ力が最大限発揮された、まさにテロワールそのものになっています。
同時期に夫のマルセル・ビーズと共にドメーヌ・ドーヴネをたちあげています。
1988年、マダムはドメーヌ・ルロア設立と同じ年に、夫のマルセル・ビーズと共に、サン・ロマンの高台にあるドメーヌ・ドーブネを購入。ドメーヌ・ルロワとの違いは、ドメーヌ・ルロアがマダム、ファミリー、高島屋で1/3ずつ所有しているのに対し、ドーブネは100%マダムと夫の持ち物です。それ故に人の意見に左右されない、マダム究極のワイン造りが行われています。
1991年、D.R.C経営者の職を離れたマダム・ルロワ(Lalou Bize- Leroy)は以前から興味を持っていたワイン醸造に力を注ぎ、自身が運営する「ドメーヌ・ルロワ」「メゾン・ルロワ」を超一流に育て上げ今日のルロワ社の名声を築きます。

Domaine Leroy ドメーヌ・ルロワ 

自社畑で葡萄を栽培し、収穫、醸造、瓶詰まで一貫して行ったワイン。ビオディナミ農法で栽培した生産量を抑えた良質の葡萄で醸造しています。
「MIis en Bouteille au Domaine par Lalou Bize-Leroy S.C. du Domaine d'Auvenay,Meursalt,France」。赤ワインは赤キャップ、白ワインは白キャップ。

Maison Leroy メゾン・ルロワ

オーセイ・デュレスに本拠を置き、彼女の厳しい基準にそって栽培された畑のブドウを購入し “ルロワ仕様”で造られたワイン。
飲み頃になるまでルロワ社のセラーで熟成させるコレクションはバックヴィンテージにおいてはブルゴーニュワイン最大規模のコレクションとして有名で、そのストックは約200万本におよび、1622年に造られた古いカーブをはじめブルゴーニュの各所に眠っているといいます。これらの偉大なるワインは、長年に渡りブルゴーニュ最上のワインを買い付けてきた証であり、ルロワの審美眼と信頼関係の賜物です。
「MIis en bouteille par Leroy Negociants a Auxey-Meusalt (cote-d'Or)」の文字と白キャップ。

Domaine d’Auvenay ドメーヌ・ドーブネ 

サン・ロマン(Meursault)の高台に、すばらしく美しい、要塞のように囲まれた農家を持つこのドメーヌは、ラルー・ビーズ=ルロワ夫人の個人所有のブドウ園である。そのブドウ畑のボンヌ=マールとマジ=シャンベルタンにある区画は、ドメーヌ・ルロワと同様にバイオダイナミック農法で耕作されており、ワインもまた、細心の注意を払って醸造されている。
『マジ・シャンベルタン』の、1994年のファースト・ヴィンテージは特に人気が高いため、見つけた時が買い時だといえるでしょう。
「MIis en bouteille au Domaine Leroy Proprietaire a Vosne-Romanee cote-d'Or France」。殆どが赤キャップの赤ワインです。白キャップの白ワインは珍しいので見つけたら買いです。

 ブルゴーニューワイン


Lalou Bize- Leroy

自然の大地を重んじるワイン作りを探求しています。
1970年代から1980年代にかけて、化学肥料や農薬の散布によってワインの味が微妙に変化してきた事に危機を感じたマダムルロワは1988年「ドメーヌルロワ」「ドメーヌ ドーブネ」を設立し信じるところのバイオダイナミクス農法「ビオディナミ」(化学肥料を排除し、天体の引力を利用する自然農法)、さらには徹底した選果によるブルゴーニュで最も低い収穫量によるワイン作りを始めます。
これが当時世間を騒がせた1991年のD.R.C経営者の解任劇につながっていると私は思っています。

「ワインの個性は土地が決定するものでワインは畑で生まれ、生産者はその手助けをするだけ」という考えのもとブルゴーニュでも最も早くビオディナミを導入し、驚く程の低収量を貫き畑が持つ個性を最大限に表現するワイン造りを追求しています。
更にはブルゴーニュ随一のテイスティング能力の持ち主マダム・ルロワは、その並はずれたテイスティング能力によって、より完璧なものへとワインを昇華させていると言われています。
厳しい品質管理と妥協のない探究心によって造り上げられるルロワのワインは、薫り高く洗練された果実の味わいと素晴らしい濃縮感、そしてきめの細かい舌触りと滑らかなボディを兼備する他に類を見ない世界最高峰の存在です。

Domaine Leroyの所有畑
「特級畑」
Chambertin
Latricieres Chambertin
Clos de la Roche
Musigny
Clos de Vougeot
Richebourg
Romanee-Saint-Vivant
Corton Renardes
Corton Charlemagne (B)
「1級畑」
Gevrey-Chambertin Les Combottes
Chambolle Musigny Les Charmes
Vosne-Romanee Les Beaux Monts
Vosne-Romanee Aux Brulees
Nuits-Saint-Georges Les Boudots
Nuits-Saint-Georges Les Vignerondes
Savigny-les-Beaune Les Narbantons
Volnay Santenots
「村名畑」
Gevrey-Chambertin
Chambolle Musigny Les Fremieres
Vosne-Romanee Les Genevrieres
Nuits-Saint-Georges Aux Allots
Nuits-Saint-Georges Au Bas de Combe
Nuits-Saint-Georges Aux Lavieres
Pommard Les Vignots
Pommard Les Trois Follots

Domaine d’Auvenayの所有畑
「特級畑」
「マジ・シャンベルタン」
「ボンヌ・マール」
「クリオ・バタール・モンラッシェ」
「1級畑」
「ピュリニー・モンラッシェ・フォラティエール」
「ピュリニー・モンラッシェ・アン・ラ・リシャルド」
「ムルソー・グット・ドール」 他

#ワイン #フランスワイン #ワインラベル #ワインセラー #ワインオプナー #ワインレッド
#ワイングラス #ワイン好き女子 #レストラン #チーズ #ソムリエ #おしゃれ #デート
#フランス  #グルメ #ブルゴニューワイン #コート・ド・ニュイ #MartinとWine 

ページビューの合計

Translate(翻譯)

台北の日貨専門店 瑞瑞

記事検索

国別ワイン記事検索

自己紹介

自分の写真
趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

QooQ