家庭用ワインセラーは不要か必要か❓必要ならどれ❓

2020年10月19日月曜日

Wine雑学

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ワインの保存について

ワインは暑さに弱い飲み物で、熱で劣化する性質があります。
多くのワイナリーのワインセラーは洞窟のような地下に有ります。ワインは洞窟のような温度や湿度、光の遮断された環境が適しています。
具体的には温度は年間を通じて12〜15度で温度変化が少なく、湿度は70〜75%、光や音、振動の影響が少ない環境が理想です。

コルク栓のものはコルクが乾かないよう、ラベルを上にして寝かせて保存します。スクリューキャップのものは縦にして保存して大丈夫です。

ご自宅に家庭用ワインセラーがあればベストですが、デイリーワインクラスのものは冷蔵庫の野菜室に保管すれば良いです。

家庭用ワインセラーの種類

・ペルチェ式
電気で温度を制御するタイプ。
パワーが無いため小型のものが多く、比較的手軽に手に入れることができます。
デイリーワインの保管用に最適。

・コンプレッサー式
冷蔵庫と同じように、モーターで温度を管理するタイプ。
冷却パワーが強いので、大きめのセラーで使われています。

・熱吸収式
アンモニアを使って、気化熱で温度を調節するタイプ。音は静かです。
電気代がかかってしまいます。

ワインセラーを選ぶポイント

「一時保管」なのか「熟成させる」のかという点がキーポイントです。
  • 一時保管であれば、1万円前後のペルチェ式で容量やサイズ、デザインなどで選択すれば良いです。
  • 長期保存熟成を考えている場合はコンプレッサー式の加湿機能がついているものを選ぶ。10年以上も熟成させることを考えると、長寿なもの、また保証の問題が有るかどうか等を考えると同時にレンタルセラーも考慮されたら如何でしょうか。
https://longstay-wine.blogspot.com/2020/09/blog-post_8.html

https://longstay-wine.blogspot.com/2020/09/blog-post_12.html

ワインと温度の関係

低い温度で飲む

  • フレッシュ感が際立つ
  • 果実の香りなどのぶどう独自の香りが際立つ
  • 味わいがドライな、スッキリとした印象になる
  • 酸味がシャープな印象になる
  • 苦味、渋みを強く感じられる

高い温度で飲む

  • 香りの広がりが大きくなる
  • 熟成感、複雑性が高まる
  • 甘みが強くなる
  • 酸味が柔らかい印象になる
  • ふくよかなバランスとなる
  • 苦味、渋みがより快適な印象になる

ワインの種類別、適正温度

スパークリングワイン

  • スタンダードなタイプは6〜8度。
  • グランキュベ、プレステージと呼ばれるようなシャンパーニュは少し温度を上げて8〜12度にすると、より香りが上がってきて、ちょうどいい良い味わいとなります。

白ワイン・ロゼワイン

  • スッキリとした白ワインであれば、6〜12度。
  • コクのある上級なワインの場合は、少し高めの10〜14度にしましょう。
  • 甘口のワインは冷やして6〜8度にした方がより美味しく感じられます。

赤ワイン

赤ワインの場合は、12〜20度くらいの間で飲む。
  • ライトボディー(軽)ワインは温度は低く
  • フルボディー(重)ワインは温度を高く

より美味しく飲むささいなテクニック

  • 氷水に15分ほどつけておくと、6度近くまで冷やすことができます。
  • 急いで冷やしたい時は、氷水に塩をいれる。
  • 屋外でスパークリングワインや、白ワインを飲む場合は、氷と水、保冷バッグ等を用意し冷やして飲みましょう。
  • 温度を上げたい場合は、常温の環境において辛抱強く温度が上がるのを待つしかありません。

保存用のおすすめワインセラー

フォルスタージャパン

*FJH-56GD(BK)HomeCellar 
  • 18本 
  • ¥54,780
  • 2温度タイプ
  • 酷暑対応
  • コンプレッサー式


*デュアル FJN-160G (BK)

  • 標準時 54本収納(54~60本)
  • ¥119,900
  • 2つの温度帯で多彩な収納ができる
  • コンプレッサー式  N/B
  • 2温度タイプ


*FJC-366GD(BK)
  • 標準時 122本収納(122~169本)
  • ¥302,500
  • インバーターセラーの2温度タイプ
  • コンプレッサー式  N/B

ユーロカーブ

*Premiere-L-T-STD  
収納213本
コンプレッサー式 N/B
\425,425円


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自己紹介

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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