Bourgogneの五大産地
Bourgogneの五大産地
- Chablis
- Cote d'Or / Cotes de Nuits地区 Cotes de Beaune地区
- Cote Chalonnaise
- Maconnais
- Beaujolais
格付け
フランスのAOC制度の基盤はテロワールの概念がワインの個性を造ると考えられることで成立しています。
ブルゴーニュでは、畑の区画が細かく、明確になされていて、それぞれが個別のAOC名を名乗っている。大きくは下記のように4つのカテゴリーに分類されていて、一般的に、これを「格付け」と言っています。
1)特級(Grandes Crus)
全生産量の1%
非常に高名な畑で、多くは、修道院に帰属していた中世からの歴史的畑である。
2)1級(AOC・Premieres Crus)
全生産量の11%
村の中で、地質・地形・位置の良さで1級に格付けされた畑で、ラベルには、
Vosne-Romanee(村名)+Les Buaux Monts(畑名)ないしPremieresCrusと付記されている。
3)村名(AOC・Communales)
全生産量の23%
上記2つの属さない、良質なワインを造る村(複数の村に跨る場合もある)の畑。行政上の単独の村の場合と周辺の村を含む場合がある。
ラベルには、Vosne-RomaneやGeverey-Chambertin等のように、村名が表記される。
4)地区(AOC・Sous-Region)
地区に限定される。
Beaujolais や Macon等
5)地域(AOC・Regionales)
ブルゴーニュ全域に渡るもの。ラベルには、Bourgogne Aligoteと表記される。
Beaujolais地区のAOC格付け
ブルゴーニュ全体の生産量の3分の1を占めている。
1)Beaujolais2)Beaujolais-Villages3)Cru-Beaujolai(村名AC)
- ボジョレー地区北部の39の村で造られるワイン。
- Beaujolais Superieur(別のAC)最低アルコール度数が0.5%高いだけで、あまり気にするほどの意を持たない。
- コート・ドールに匹敵する素晴らしいワインである。10ヶ村が名乗る。
- Saint-Amour
- Julienas
- Moulin a Vent
- Chenes
- Fleurie
- Chiroubles
- Morgon
- Regnie
- Brouilly
- Cote de Brouilly
Morgon
- Saone 川の西側にある Beaujolais の丘の斜面にある10の[Beaujolais crus]の1つです。
- このアペラシオンは、Gamay 種の赤ワインにのみ適用されます。
- Morgon ワインは、他の多くの Beaujolais で作られたワインよりも密度が高い傾向がありチェリーとダークフルーツの特徴とボジョレーワインでは一般的ではない肉厚でジューシーなテクスチャーを示します。そして他の Beaujolais Cru ではめったに見られない素朴な深みがワインにあります。
- Morgon 村の南向きと南西向きの斜面に6つの区画があります。これらの中で最も有名なのは、南にある Côte du Py で、このアペラシオン最高のワインが生産されています。
地図
Cote d'Or / Cotes de Nuits地区
地図出典:フランスワイン事典