ブルゴーニュワイン  五大産地とAOC格付け

2021年2月15日月曜日

Wine雑学

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Bourgogneの五大産地


Bourgogneの五大産地

  1. Chablis
  2. Cote d'Or / Cotes de Nuits地区  Cotes de Beaune地区
  3. Cote Chalonnaise
  4. Maconnais
  5. Beaujolais


格付け

フランスのAOC制度の基盤はテロワールの概念がワインの個性を造ると考えられることで成立しています。
ブルゴーニュでは、畑の区画が細かく、明確になされていて、それぞれが個別のAOC名を名乗っている。大きくは下記のように4つのカテゴリーに分類されていて、一般的に、これを「格付け」と言っています。


1)特級(Grandes Crus)

全生産量の1%
非常に高名な畑で、多くは、修道院に帰属していた中世からの歴史的畑である。
ラベルには、Montrachet(モンラシェ)、Corton(コルトン)、Romanee-Conti(ロマネ・コンテ)等、大きく畑名が記されている。Grandes Crusと付記されることもある。


2)1級(AOC・Premieres Crus)

全生産量の11%
村の中で、地質・地形・位置の良さで1級に格付けされた畑で、ラベルには、
Vosne-Romanee(村名)+Les Buaux Monts(畑名)ないしPremieresCrusと付記されている。



3)村名(AOC・Communales)

全生産量の23%
上記2つの属さない、良質なワインを造る村(複数の村に跨る場合もある)の畑。行政上の単独の村の場合と周辺の村を含む場合がある。
ラベルには、Vosne-RomaneやGeverey-Chambertin等のように、村名が表記される。



4)地区(AOC・Sous-Region)

地区に限定される。 
 Beaujolais や Macon等

5)地域(AOC・Regionales)

ブルゴーニュ全域に渡るもの。ラベルには、Bourgogne Aligoteと表記される。


Beaujolais地区のAOC格付け

ブルゴーニュ全体の生産量の3分の1を占めている。
1)Beaujolais
2)Beaujolais-Villages
  • ボジョレー地区北部の39の村で造られるワイン。
  • Beaujolais Superieur(別のAC)最低アルコール度数が0.5%高いだけで、あまり気にするほどの意を持たない。 
3)Cru-Beaujolai(村名AC)
  • コート・ドールに匹敵する素晴らしいワインである。10ヶ村が名乗る。 
  1. Saint-Amour
  2. Julienas
  3. Moulin a Vent
  4. Chenes
  5. Fleurie
  6. Chiroubles
  7. Morgon
  8. Regnie
  9. Brouilly
  10. Cote de Brouilly

Morgon

  •  Saone 川の西側にある Beaujolais の丘の斜面にある10の[Beaujolais crus]の1つです。
  • このアペラシオンは、Gamay 種の赤ワインにのみ適用されます。
  •  Morgon ワインは、他の多くの  Beaujolais で作られたワインよりも密度が高い傾向がありチェリーとダークフルーツの特徴とボジョレーワインでは一般的ではない肉厚でジューシーなテクスチャーを示します。そして他の Beaujolais Cru ではめったに見られない素朴な深みがワインにあります。
  • Morgon 村の南向きと南西向きの斜面に6つの区画があります。これらの中で最も有名なのは、南にある Côte du Py で、このアペラシオン最高のワインが生産されています。

地図

Cote d'Or / Cotes de Nuits地区

Cote d'Or / Cotes de Beaune地区

Beaujolais

地図出典:フランスワイン事典

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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