Northern Rhone 地域で10番目に人気のあるワインです。#Rohneワイン #こだわりワイン
E.Guigal Hermitage Rouge
- 【生産者】 E.Guigal
- 【地域/Appellation】Hermitage
- 【Country Hierarchy】Rhone, France
- 【ワインスタイル】Red - Bold and Structured/Full Body
- 【Grape / Blend】Syrah
- 【平均価格】¥7,300 / 750ml
- 【おすすめ料理】Lamb
ローヌワインの帝王「E. Guigal」
- E. Guigal は Rhône Valley で最も有名なワイン生産者の1人で、常に Syrah と Côte Rôtie に焦点が当てられ語られています。
- 1946年に Ampuis の Etienne Guigal によって設立され、現在ではローヌ川流域全体にプロットがあります。
- 「Cotes Rotie」と「Hermitage」「Condrieu」など北部ローヌを代表する多数のAppellationを所有し、名実共にローヌワインを代表する生産者としてトップを走り続けるギガルです。
- Ampuis はワイン栽培の長い歴史を持つローヌ河沿いの右岸の急斜面 Côte Rôtie(焼けた丘) の中心の村です。
- ローヌ全体に60haという広大な自社畑を所有しているギガルですが、そのワイン造りの管理については妥協を許さない徹底したものです。
- ブドウ栽培については、元々テロワールのポテンシャルが十分高いことに加え、リュット・レゾネを実践し、収量を厳しく制限しています。
- 醸造については、コート・ロティは実に40ヶ月もの長期に渡って新樽で熟成させる為、オーク樽の良し悪しが非常に重要となります。そこで、ギガルでは2003年以来、シャトー・ダンピュイに樽工房を設え、職人の手によって、年間に必要となるおよそ800ものオーク樽を自製しています。
この様に、ブドウ栽培から熟成まで一切の妥協なく徹底した品質管理のもと造り出されるギガルのワインは、ローヌの各アペラシオンの魅力を素直にそして丁寧に表現しています。そのクオリティの高さは、自社畑とネゴシアンもの問わず一貫しており、ヴィンテージに左右されない安定した仕上がりはローヌワインの帝王「E.Guigal」と称される所以でもあります。 - Grenache, Mourvèdre, Viognier, Roussanne などの古典的な地中海の品種からワインを製造しています。
- ギガルの3つ子の兄弟」と称される Côte Rôtie 産の「La Landonne」「La Turque」「La Mouline」は、ギガルの名声を確固たるものへと押し上げています。この地域で最も人気のあるワインの1つです。
- 「La Mouline」「La Turque」は、樹齢75歳の Syrah からの Viognier blends です。どちらもリリース前に新しいオーク樽で約42か月を過ごし、密度が高く芳香があります。
- 「La Landonne」は樹齢35年の Syrah 100%を使い、「La Mouline」「La Turque」同様オーク樽で約42か月を過ごしリリースされます。
- 4番目の Côte Rôtie ワイン「Château d'Ampuis」は、1995年にギガルによって買収され、史跡にちなんで名付けられています。
- E. Guigal の主な所有ヴィンヤードは Saint-Joseph, Hermitage, Gigondas, Condrieu, Chateauneuf-du-Papeに有り Rhône valley を走っており、ローヌ全体に60haという広大な自社畑を所有している
- 広域AOC.Côte du Rhôneのワインもいくつかあります。
- Luminescenceと呼ばれるデザートワインを Condrieu のアペラシオンで Viognier から製造しています。
エチケット日記
- この1992’ヴィンテージを1998’2/18 新町事務所で飲んでいる。
- ” 6年物程度ではこのワインの持つ良さが分からないのか今一でした。★★”
Wine の要素
Region or Appellation
Region or Appellation
ワイン用語
Remuage とは
- 瓶内二次発酵の後に瓶の底に沈んでいる滓を瓶の口に集める作業。熟成時に横に寝かされていたボトルを少しずつ左右に回しながら瓶口を下にして倒立させ、澱を瓶口の栓の近くに集める工程。
- Remuage によって瓶口に集められた澱を取り除く作業。
- dosage とは、disgorgement の後に目減りした液量を補うとともに糖度の調整を目的としてリキュールを加えること。
- 自社畑のブドウだけでその畑の特徴を活かした Champagne を造り出生地の村名を冠して販売している。
- Gross lees~~赤ワインの瓶底に沈殿する大きな澱。
- Fine lees~~シャンパンやブルゴーニュの白ワインのように瓶内熟成するときに登場するのが細かい粒子状の粕です。
- ワイン原料のブドウの収穫年のあるなし。
- 黒・白系の葡萄、異なる村、異なる年のものの混醸。
- 甘口から辛口まである。
- 年号表示無し。
- 甘味、酸味、タンニン(渋み)、アルコールなどの要素で造られる、ワインの味わいの骨格の事。アルコールや酸味等がバランス良く、多く存在していると、骨格=ストラクチャーがしっかりしている、と表現される。
- 白ワインでよく使われる表現で 例えるならば、花に直接鼻をつけた時の香りではなく、お花畑で全体的に香る『花の香り』の様な柔らかい香りを表現する時に使われます。
- テイスティングの際に鼻で感じた香りの事。
- Climats とは、特定の地質および気候条件の恩恵を受ける明確に限定された土地の区画。Macro climate, mesoscale climate, micro climate気候、の3つがある。
- 例えばある地域が、盆地で大きな水源が近くにないということから大陸性の気候に近く夏は暑く冬は寒いといった特徴がある。これが Macro climate のサイズ感である。
- さらにここからある畑をピックアップして見てみると、南西向きの日当たりのいい斜面で、風も山間から吹き降ろしてくる。これが mesoscale climate、中程度のサイズ感での気候の特徴を示す。
- そしてその畑の一区画、もっと言えば1本の木単位、1つの房単位でみた時の気候の特徴が microclimate です。
- Lieu-dit とは、フランスで土地台帳が創設されて以来、その名を地形学あるいは歴史的な特性に由来する土地の小さな区画を指します。
- フランス語で「古いブドウの木」という意味です。
- ブドウの樹というのは、約3年でワイン造りに使うことができるような実をつけます。そして、20年くらい経つとそれまで強かった木の樹勢が落ち着いてきます。
- 「樹勢」とは、樹木の成長する勢いのことで、これが強すぎると、果実よりも樹木に栄養が回ってしまい、果実の品質が下がってしまいます。
- つまり、20歳になると、やっと落ち着いて果実に優先的に栄養を送り込むようになるのです。これ以後、ブドウの樹は丁寧に手入れをすれば、100年以上も生き続けますが、古木になればなるほど、果実の数は少なくなります。
- 収量は低下しますが、少ない果実には、太陽の光が十分に当たり、また、栄養も十分に行き渡ります。そして、木の根が地中に深く張り巡らされることで、地中の水分、栄養分をたっぷり吸い上げます。
- ただし、若木でも剪定などによって果実の調整はされています。
フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人