空飛ぶワインコンサルタント Michel Rolland のワイナリー。試す価値はありますよ。
Wine étiquette
Tasting
- ボリューム 軽□□□□□□□□■□重
- タンニン 控□□□□□□□■□□渋
- 甘み 辛□■□□□□□□□□甘
- 酸味 弱□□□□□□□■□□強
- 黒系のベリー、胡椒が印象的。 とても凝縮感がありジューシーでほのかに清涼感のある味わい。
Profile
Château Lafite Rothschild
- 【Ownership】Michel Rolland
- 【Region or Appellation】Lussac-Saint-Emilion > Saint-Emilion> Bordeaux > France
- 【Wine Style】Red-Savory and Classic
- 【Grape/Blend】Bordeaux Blend Red Wine
- 【Blend】20/CF 80/ME
- 【Food Pairing】Beef and Venison
- 【Sweetness】Dry
- 【Maturation】French Oaked
- 【Alcohol ABV】12.5%-14%
- 【Avg. Price 】¥3,000/750ml
Michel Rolland
Winery
- 2020年ヴィンテージが Concours des Grands Vins de France Macon (コンクール・デ・グラン・ヴァン・ド・フランス・マコン)で金賞を、 Concours General Agricole Paris (コンクール・ジェネラル・アグリコル・パリ)でOr賞を受賞しています。
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
Wine 雑学
AOC(AC)ワイン
ボルドーの特有の制度 Chateau system
- AOCとは Appellation d'Origine Controlee (原産地統制呼称制度) の略。
- フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。
- 1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
- AOCが正確な表現で、「AC」は、「AOC」の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合。
- 原産地とあわせて言う場合に「AC」を使う。 AC.Bourgogne の Bourgogneが「AOC」の「O」に当たる原産地名となります。
ボルドーの特有の制度 Chateau system
- ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度です。
- ボルドーワインは「Chateau Wine」と「Generic Wine」に分けられる。
- シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
- 自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
- 自分の醸造所でワインに仕込む
- 自分のところで樽貯蔵する
- 自分のところで瓶詰めを行う
- Chateau Wine の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。
- シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
- ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
- ラベル表示はAOCにのっとって3種類に分けられる。
- ボルドー全域のもの「Bordeaux」、地区のもの「Medocや Graves・・・・」、「MargauxやSt-Emilionなど」村名表記されたものは、セミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。
Lussac-Saint-Emilionのappellationについて
- 許可されているブドウ品種は Merlot, Malbec, Cabernet Franc ,Cabernet Sauvignon。
- ワインに最低11%のアルコールが含まれること。但し、13.5%を超えるワインを製造することはできません。
- 1ヘクタールあたり5,500本(1エーカーあたり2,200本)未満の密度で植えられたブドウ園からのもの。
- 灌漑は成長期に許可されますが、厳しい条件下でのみ許可される。
- 収量の上限は1ヘクタールあたり65ヘクトリットル(1エーカーあたり695ガロン)とするです。
- 早咲きの品種メルローが主として植えられている地区は、アペラシオンが春の霜の影響を受けやすく生産量を確保する為と言う事を意味しています。
Saint-Émillion の格付け(1955年制定)
- Saint-Émillion は1955年以来、公的格付けがなされていて、10年毎に見直しを計る事になっています。
- これまでに1969年、1986年、1996年、2006年、2012年、2022年の6回にわたって改訂された。
- 格付けはそれぞれのシャトーのワインの価格や地価、ブランド性に大きく影響を及ぼします。そのため、2006年の見直しでは、降格した13のシャトーのうち八つのシャトーがその公平性を巡って不服を申し立て、訴訟となる。結果、2006年の格付けは取り消しとなり、1996年の格付けの効力を2011年まで延長するという暫定措置が取られた。
- 2012年の格付けでは、Premier Grand Cru Classé A に、新たに Château Pavie と Château Angélus が加わった。それまでは、Château Cheval Blanc と Château Ausone の2つのドメーヌだけだった。また、小さなガレージワイナリーから急成長しシンデレラワインという呼び名を持つCh. Valandraud や Ch. Canon La Gaffelière など四つのシャトーが Premier Grand Cru Classé B に昇格した。
- 2022年の格付けでは、Ch. Figeac が Premier Grand Cru Classé A に昇格した。
- 1955年から頂点に立ち続けてきたPremier Grand Cru Classé A の Ch. Ausone と Ch. Cheval Blanc の2シャトーが、審査基準を理由に格付けに参加しないことを表明。
- Ch. Angelus は、共同経営者の有罪判決を受けて格付けから撤退。
- Ch. Canon La Gaffelière(Premier Grand Cru Classé B)も、格付けを辞退。
2022年のプルミエ・グラン・クリュ・クラッセに格付けされたシャトー
Premier Grand Cru Classé A
- Ch. Figeac
- Ch. Pavie
- Ch. Beau-Sejour-Becot
- Ch.Beausejour Duffau Lagarrosse
- Ch. Belair-Monange
- Ch. Canon
- Ch. Canon La Gaffelière
- Ch. Larcis-Ducasse
- Ch. Pavie-Macquin
- Ch. Troplong-Mondot
- Ch. Valandraud
- Clos Fourtet
- La Mondotte
- Ch. Trottevieille