ローヌ ワイン  Crozes Hermitage(E.Guigal)2002'

2020年9月30日水曜日

Rhone

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緩やかな斜面に「エルミタージュ」のブドウ畑が広がっており、村を覆う丘陵が美しい場所です。
エルミタージュの丘を挟んで南北2つの平地部がこのAOCで、11ヶ村を含むローヌ北部最大の生産地で、その生産量も北部ローヌの約60%を占めています。

【地 域】Cotes du Rhone
【地 区】Northern Rhone
【村 名】Crozes Hermitage
【生産者】E.Guigal 社   1945年、初代エティエンヌがアンピュイの町に社を構える。
【Cepages】Syrah
【特徴】
 エルミタージュの最初のブドウ畑は10世紀に登場している、とても長い歴史を持っているAOCです。
「エルミタージュ」のAOC赤ワインは、コクがあり芳醇でバランスの良いワインです。
そして、10〜20年以上長期熟成させることのできるワインです。
上手に歳をとったワインは、革やブラックベリーの香りを発散させまるで豪奢なブーケのようです。

エチケット日記

2005'11/20
シラー種で作るワインは色が濃く力強い 
フランスワイン・ローヌ  Crozes Hermitage(E.Guigal)

E.Guigal 社

ローヌ地方のワインを語る時、外せないのが『E.ギガル社』で、オーナーは二代目のマルセル・ギガル氏です。Domaine WineとNegociant Wineを生産しています。
「コート・ロティ」「コンドリュー」を筆頭に45haの自社畑を所有し、新しい畑からも、「エルミタージュ・Ex・ヴォト」や「サンジョセフ・ヴィーニュ・デ・オスピス」などを生産しています。

Domaine Wine「コート・ロティ」

【La Mouline】コート・ロティの単一畑。1haの区画に平均樹齢は75年に達する89%、Viognier11%が植えられています。
1966年ヴィンテージから発売。
最上のコート・ロティが生まれる2つの急斜面、「コート・ブロンド」と「コート・ブリュヌ」のうち、前者の区画から生まれる。
【La Landonne】コート・ロティの単一畑。「コート・ブリュヌ」の斜面にある2haの区画にSyrahのみ植えられています。70年代前半の植え付けがほとんどであるため、【La Mouline】と比べると樹齢は若いもののパワーでは勝っています。
【La Turque】コート・ロティの単一畑。コート・ブリュヌのの斜面にある1ha弱の区画。85年がファースト・ヴィンテージで4,000本程のワインが市場に出ました。
【 Chateau d'Ampuis】1998年11月にリリースされた最新のコート・ロティ。
「コート・ブロンド」と「コート・ブリュヌ」にそれぞれ3区画ずつ計6区画、広さ8ha弱の畑から生まれるワインで、95/Syrah、5/Viognierを使用しています。それらのぶどうは19世紀に植えられたものも混ざり、樹齢は異常に高くなっています。

これらのワインはギガル独特の製法で生み出されます。特徴のひとつは30度に達する高温で2~3週間に渡る長期間の仕込みを行います。もうひとつは、100%の新樽を用いて42ヵ月近く(シャトー・ダンピュイは36ヵ月)熟成させることにあります。そのためワインはほとんど黒に近いような濃い色調で、ぶどうの成分が最大限に引き出された、スケールの大きなものとなります。

Domaine Wine【Condrieu】 

【La Doriane】1994年ヴィンテージから発売されています。
【サン・ジョゼフ】  Domaine Jean-Louis Grippatの畑
【Crozes Hermitage】Domaine Jean-Louis Grippatの畑

Negociant Wine

500を超えるブドウ栽培農家から購入するブドウで、きわめて水準の高いネゴシアンワインを造り出しています。

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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