今回のコロナ騒動によって水面下で進んでいた社会構造の変革が表面に現れましたね。
ビジネスを計画するにあたっては、そのビジネスに「絶対的な特徴」を持たすことを考えてみよう。「絶対的な特徴」とは他者と差別化出来る物と考えれば良いでしょう。
具体的に海外でビジネスを計画する場合を想定し話を進めます。自分がその国で他者と差別・区別できる絶対的唯一の物は日本人というブランドです。それに何を加味できるかが成功のポイントです。
「桜が好き」「紅葉が美しい」「和食が健康的で美味しい」「茶道・華道の心が好き」「柔道・剣道などの武道が好き」「富士山が美しい」「日本精神が好き」「日本人の穏健な性格が好き」等など日本に好感を持つ人の理由を数え挙げれば限が無く、各々自分が考える理由を通して日本や日本人を見ています。
さて、具体例として世界で活躍する和食の達人達は何を武器に戦っているのでしょうか。それは、日本人が和食を提供しているという事実です。日本人以外が作る物は似非和食なのです。そこには日本で修行したとかしなかったとかの事実が大事ではなく、日本の空気の中で育った者にしか持ちえない感性が外国人には表現できないという事です。
それでは自分に熟練の職人技が無ければ和食料理店を開業できないのかという事になりますがイヤイヤそうではありません。店舗設計で日本の雰囲気を出す、従業員の立ち居振る舞いに日本人を演出する、これは当然の事です。
大事な事は『日本を愛してくれるお客様に日本文化を伝える』という意気込みを持ちオーナーである貴方が最前線に立てば店全体に日本の空気が漂い「料理はその国の空気感から生み出される」という事がお客様に伝わり本物の和食料理店として認知されます。
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