Bordeaux
- Bordeaux はフランスのACワインの約4分の1に当たる膨大な量のワインを産出しています。また質においても並酒から最高級ワインに至るまで有る幅広く多彩な銘醸地域であります。
- 歴史的に英国領だった時期もあり英国に於いて愛飲されているのはもとより、広く海外に於いても愛飲されています。現在でもその多くが輸出されています。
- ボルドーワインの銘酒は、シャトーワインである。そして、7対3で赤が主体である事がが大きな特色ですが、辛口白ワイン、甘口白ワイン、ロゼ、発泡性のクレマンなど、多種多様なワインが生産されています。
- Bordeaux の赤ワインは、Cabernet Sauvignon、Merlot、Cabernet Franc などをブレンドして造られることが一般的です。白ワインもSémillon、Sauvignon Blanc、Muscadelle などがブレンドされます。
- 地理的に海に近く温暖な気候は葡萄栽培に適しており、その生産地はジロンド河とその支流の流域にあります。
- ボルドーAOCワインと一口に言っても、手頃な価格で日常的に楽しめるワインから、世界的に高評価を受ける高級なグラン・クリュ・ワインまで、幅広い価格帯と品質のワインがあります。
五つの生産地区と特徴

Merlot の柔らかさを特徴とするそのワインは、Bordeaux の中でも最もアルコールがしっかりとしていて豊満である。長期熟成も可能だが、若い内からも楽しむことが出来る。
Bordeaux AOC(Appellation d'Origine Contrôlée:原産地統制呼称)
Bordeaux には現在、約60のAOCが存在し、それぞれが独自のテロワール(畑の場所、土壌、気候、作り手などの複合的な自然条件)を反映した様々なワインを造っています。
- 村名AOC ; St-Estephe, Pauilac, St-Julien, Margaux, Listrac-Medoc & Moulis
- 地区AOC ; Medoc Haut-Madoc
- 地域AOC ; Bordeaux の販売される赤ワインの全生産量の4分の3を占める。
- Bordeaux /最大生産量は55hl/ha、最低アルコール度数は10度(Bordeaux Sec/Bordeaux Clairet/Cremant de Bordeaux) (Bordeaux Haut-Benauge)
- Bordeau Superieux /最大生産量は50hl/ha、最低アルコール度数は10,5度
Bordeaux の主な生産地区とAOC
Bordeaux は、Gironde 川を挟んで左岸と右岸、そしてその間にある Entre-Deux-Mers に大きく分けられます。
- Medoc地区 : Bordeaux を代表する赤ワインの銘醸地。
Communale AOC (村名AOC)
3.Saint-Julien 村
4.Saint-Estèphe 村
5.Moulis 村
6.Listrac 村
Graves 地区 : 赤ワインと辛口白ワインの両方が造られます。Graves 地区全体のAOCから1987年に独立した Graves の中でも特に評価の高い Pessac-Léognan AOC があります。
Sauternes 地区 / Barsac 地区 : 世界三大貴腐ワインの一つ甘口白ワインの銘醸地。
主に Merlot を主体とした、まろやかで豊かな果実味の赤ワインが特徴です。
Saint-Émilion 地区 : 世界遺産にも登録されている美しい村。Merlot 主体の、しなやかで複雑な味わいの赤ワイン。
Pomerol 地区 : 小規模ながら、非常に高価な Merlot 主体の赤ワインが造られます
Fronsac / Canon-Fronsac
Côtes de Bordeaux : 複数のAOCが統合されてできた比較的新しいAOC。日常的に楽しめるワインが多いです。
Blaye / Bourg : 手頃な価格で親しみやすいワインが多い地域。
Bordeaux の格付け
- 1855年 Medoc 格付け : Medoc 地区の赤ワインと Sauternes・Barsac 地区の甘口白ワインが対象で、第1級から第5級までの等級があります。
- Graves 格付け : Graves 地区の赤・白ワインが対象。
- Saint-Émilion Grand Cru Classé : Saint-Émilion 地区の赤ワインが対象で、10年ごとに見直しが行われます。
公的格付けがされている4地区
- Medoc (1855年制定)
- Sauternes (1855年制定)
- Graves (2003年制定)
- St-Emilion (2006年制定)
この格付けは今日に至るまで、1973年の「ムートン・ロートシルト」が2級から1級に昇格した以外は改訂されていません。
2級から5級は、全て Grande Cru Classe と表示しクラス分けの表示はない。
Medoc では「Crus Classes」の下に Medoc Cru bourgeois を設けている。
Bordeaux 特有の制度
Chateau Wine
「Chateau 名をラベルに表示」できる条件
*自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
*自分の醸造所でワインに仕込む
*自分のところで樽貯蔵する
*自分のところで瓶詰めを行う
*畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
Generic Wine
Chateau 名を表示できない。※ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。
※ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
ラベル表示はAOCにのっとって3種類に分けられる。
- ボルドー全域のもの「Bordeaux」
- 地区のもの「Medocや Graves・・・・」
- 村のもの「MargauxやSt-Emilion・・・・」 これはセミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。
Second Label
この時、選別からもれたワインをさらに選別して、別の名称のワインを造る。これを「セカンド・ラベル」と言います。
概して樹齢の若い木から造ったワインが中心となるので、比較的軽く早く飲めるタイプになり市場で受け入れられています。



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