
兄貴のCh.Palmer同様、ビロードの舌触り、タンニンもしっかりしたフルボディ、悪くないね。
Wine étiquette
Tasting
- ボリューム 軽□□□□■□□重
- タンニン 控□□□□■□□渋
- 甘み 辛□■□□□□□甘
- 酸味 弱□□□□□■□強
- マルゴーらしい華やかさとAlter de Ego らしいとっつきやすさが最高
Profile
- 【Ownership】Sichel and Mähler-Besse families
- 【Management】Thomas Duroux
- 【Region or Appellation】Margaux > Medoc > Bordeaux > France
- 【Classification】Chateau Palmer(Medoc Grande Cru Classe 第3級)の Second label
- 【Wine Style】Red-Savory and Classic
- 【Grape/Blend】Bordeaux Blend Red Wine
- 【Blend】Cabernet Sauvignon, Merlot, Petit Verdot
- 【Food Pairing】Beef and Venison
- 【Sweetness】Dry
- 【Maturation】Oaked
- 【Alcohol ABV】13 - 14.5%
- 【Avg. Price 】¥15,000/750ml
Winery
- Château Palmer は、Médoc の Margaux appellation に位置するワインのドメーヌである。
- 1855年の Boradeaux 格付けで第3級に格付けされたが、常にこの地区で最高のワインのひとつと評価されている。
- Médoc では珍しく、Château Palmer は通常、Cabernet Sauvignon と同じくらい Merlot をブレンドしており、これがワインに肉付きの良いたっぷりとした骨格を与えている。 若いうちに飲むこともできるが、長期熟成にも耐える力があります。
- パルメのブドウ畑は、 Margaux-Cantenac に55ヘクタールあり、そのほとんどが河口の端の薄い砂利の台地にある。
- 葡萄の木は、この地域の特徴として、葡萄の木同士の競争を高め、樹勢を弱め、より深い根系を促進するために、密植されている。
- 発酵はステンレスタンクで行われ、ワインメーカーがブレンドする際にコントロールが十分できるように異なる区画ごとに醸造される。 Grand vin は、新樽比率約60%の樽熟成を約21ヶ月を経ます。
- このキュヴェは、Second wineというよりも、Grand vinと対をなすスタイルとして1998年に導入された。 Grand vin の Château Palmer よりも果実味が前面に出ており、瓶詰め後数年は親しみやすい味わいになる。 以前の Second wine の La Réserve du Général は現在製造されておらず、以前はこのワインに使われていたはずの液体はすべてバルクで販売されている。
La Réserve du Général
- 年間生産量は、シャトー・パルメが約1万2000ケース、アルターエゴが約7万500ケースである。
- Château Palmer の名は、1814年にこの土地を購入した英国陸軍少将 Charles Palmer に由来する。
- 1938年以降、Sichel 家と Mähler-Besse 家が主要株主となっている。
Last updated 28-Feb-2023
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Wine 雑学
AOC(AC)ワイン
AOC(AC)ワイン
- AOCとは Appellation d'Origine Controlee (原産地統制呼称制度) の略
- フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。
- 1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
- AOCが正確な表現で、「AC」は、「AOC」の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合。
- 原産地とあわせて言う場合には、「AC」を使う。例としてAC.Bourgogne との表示は Bourgogneが「O」に当たる原産地なのでACを使っています。
Chateau system
Chateau system
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- Chateau system とは、ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度です。
- ボルドーワインは「シャトー・ワイン」と「ゼネリック・ワイン」に分けられる。
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
- 自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
- 自分の醸造所でワインに仕込む
- 自分のところで樽貯蔵する
- 自分のところで瓶詰めを行う
- Chateau Wine の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
- ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
- ボルドー全域のもの「Bordeaux」
- 地区のもの「Medocや Graves・・・・」
- 村のもの「MargauxやSt-Emilionなど」。これはセミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。