スクリューキャップワインは安物ワインの代名詞でしたが最近は熟成を目的としていないワインではスクリューキャップが増えています。
逆にブショネ(bouchonne)というコルクの病気によるワイン劣化を防ぐ面では優れているのでニュージランドやオーストラリアでは高級ワインにも使用されています。
とは言えコルクあるいはコルク様の物を使っているワインが未だ大多数です。そんな時、友達の家に手土産に持って行ったワインを開栓することになったがオプナーが無い、屋外BBQやキャンプの際にオプナーが無いということはよく有るケースです。
さて、あなたの出番です。かっこよく代用品で決めてください。
ワインオプナーの写真
ワインオプナーの写真
ダブルアクション型ソムリエナイフ
愛用のCh.Laguioleのソムリエナイフ
電動式
どのオプナーもコルク栓にスクリューを差し込んでコルクを引き抜くという原理です。
この原理を知っていればオプナーを忘れた時に身近なもので代用できます。
この原理を知っていればオプナーを忘れた時に身近なもので代用できます。
コルクにスクリューの代用品を差し込み引き抜く
- ネジを数本斜めにコルクに差し込む
- ビスを数本斜めにコルクに差し込む
- アイスピックを斜めにコルクに差し込む
- 釘を数本斜めに打ち込み回しながら引き抜く
- ナイフを斜めにコルクに差し込む
- 鍵を斜めにコルクに差し込む
いずれの代用品もコルクに斜めに差し込み代用品を固定して瓶を回す。
コルクを瓶の中に落とし込む
- コルクとの接触部が一回り小さな硬く長い物を使って根気よく押し込む。例えばスプーンの柄の部分の様な物が良いと思います。
コルクは下部が少し大きくなっているのでソムリエナイフ等の器具なしで引き抜くよりは少し楽です。
気泡を発生させ気泡が消える瞬間の力を利用する
- 50〜100回程度、瓶の底面に衝撃を与えコルクを抜く。
瓶の底を分厚い布地で保護し固いものに打ち付ける。屋外だと木の幹やブロックの様な物が良いでしょう。この場合相手方にクッション材を着けるのも良いでしょう。分厚い皮で覆われている木であればクッション材は要りません。
空気を膨張させる
- ワインの液面とコルクの間の空気層を膨張させる。
- ライターなどでコルクの下部あたりを1分程度温める。
まとめ
いろんな場面が想定されますがライターが有れば開栓できる「空気を膨張させる」方法が簡単で最良の方法と思われます。
この場合、瓶の状態確認と火を入れ過ぎない事に留意してください。瓶を割るとワインの色は選択しても落ちませんから本当に注意してください。
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