ボルドーワイン  Ch.Ducru Beaucaiuou 1975’

2018年7月8日日曜日

Bordeaux Le Medoc

t f B! P L
【思い出】1998’12/27  
【Menu】引越し祝に飲んだBorieさんのサインいりボトル
【大好き印】★★★
【種類・格付けAOCワイン / Chateau Wine / Medoc Grande Cru Classe(第2級) 
【地 域】Bordeaux
【地 区】Medoc
【村 名】Saint Julien
【Cepages】65/CS  5/CF  25/ME  5/PV
【所有者】Domaine Francois xavier Borie
【醸造家】【管理者】 Francois Xavier Borie
【ETC.】St.Jurienの名家Borie
『Ch.Ducru Beaucaillou』メドック格付け第二級。
このワインの本質はエレガントさと調和、バランス、気品、格、そして非凡という要素です。これがSaint Julienの豊かで果実味に富むワインのひとつと云うだけではなく、頑固なまでに時間をかけて熟成するワインになっています。
多くのDucru Beaucaillouの最高のヴィンテージは、その果実味と力の驚くべき調和が現れるのに最低10年はかかります。
Ducru Beaucaillouが優れている理由はいくつかあり細部へのこまやかな注意、最良のブドウと最良のワインだけが瓶詰めを許される厳しいほどの選別過程、そして頑固に守り通してきたブドウ栽培のやり方などが、すべてこのワインの成功に大きく寄与しています。
エチケット↴
12-1

【歴史】
ボルドーのジロンド河の左岸、Saint Julien村にあるメドック地区グラン・クリュ格付け2級のシャトーです。Beaucaillouは「美しい小石」という意味で、ブドウ畑を取り囲む土壌は、主に大きな小石を 含む砂利質土壌です。ジロンド河を見渡す素晴らしい立地に大変美しいビクトリア調のシャトーを所有したSuper secondシャトーとして世界的に知られているシャトーです。
歴史は古く 17 世紀の頃はCh.Beychevelle」の地所の一部でした。18 世紀になるとBergeron氏が所有し当時はCh.Maucaillouと呼ばれていた。しかし、 フランス語で Mauvaise(悪い)Caillou(小石)という意味がシャトーのイメージを損なうという理由でBeaucaillouと改名します。1795年、Bergeron氏の死によりBertrand Ducru氏に所有が移り彼の名に因んで現在の「Ch.Ducru Beaucaillou」になります。
そして彼の息子Gustaveとその妹Marie Louiseへ相続され、 Gustave によってシャトーは大々的に改革が行われ1855年のメドック地区格付けの際、 見事 2 級の格付けを獲得します。彼は1857年には「Ch.Branaire Ducrue」も購入しています。

その後、Jonston家に所有が移り、1941年François Borie が購入し以来Borie家の所有が続いています。その後 François から息子の Jean Eugéne へと引き継がれる。彼はラグランジュの畑より32ha のブドウ畑を買い足しています(Ch.Lalande Borieの基)。1998年の彼の死によって、その息子である François Xavierが相続、2003 年には François Xavier の弟Bruno Borieへ分譲されています。
(Francis Borie⇒ Eugéne Borie⇒ François Xavier Borie⇒Bruno Borie)

シャトー名にもなっている特徴的な小石「Caillou」の存在は、ブドウ栽培において多くの利点をもたらしています。雨が降れば 排水を促し、寒い時期には日中の熱を保ちその熱をさらに気温の下がる夜になるとブドウ樹へ反射します。 それによりブドウ樹は寒波や霜害から守られます。
また近くを流れる河によってマイクロクライメット(微気候)がもたらされます。潮の満潮による1日4回の河川の動きがブドウ畑上の空気を循環し、寒い冬には寒波を和らげ、暑い夏には涼しくする効果があります。
これらの大変素晴らしいテロワールがあるからこそ今日Super secondとして 1 級ワインに引け をとらない上質ワインを生み出しています。

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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