Wine étiquette
Tasting
- ボリューム:やや重め
- タンニン:少し渋め
- 甘み:やや辛口
- 酸味:少し強め
- ミディアムでもう熟成感もありラズベリーやダークチェリーの果実味が広がった。
Profile
概要
- 【Ownership】Maison Chanel
- 【Region or Appellation】Saint-Emilion > Bordeaux > France
- 【Wine Style】Red-Savory and Classic
- 【Grape/Blend】 Cabernet Franc - Merlot
- 【Food Pairing】Beef and Venison
- 【平均価格】¥5,300/750ml
- 【格付け】Saint-Emilion Grand Cru Classé
- 【Blend】Merlot , Cabernet Franc
- 【Maturation】Oaked
- 【Alcohol ABV】13 - 14.5%
- 【Sweetness】Dry
Winery
- Château Berliquet は、Bordeaux の Saint-Émilion 地区にある Grand Cru Classé の生産者である。 1768年に設立され、この地方で最も古いエステートのひとつである。
- Bordeaux で最初に、一般的な Saint-Émilion としてではなく、自らの名前でワインを販売したドメーヌのひとつでもある。
- ドメーヌの7.5ヘクタールの大部分は Merlot で約70%を占め、 残りは Cabernet Franc の2品種が植えられている。Dordogne に向かって緩やかに傾斜する西側の丘陵地に植えられている。 この地の自然の石灰岩の効果は、ワインのキビキビした個性に現れている。
- Premier Grand Cru Classé に格付けされた Château Canon と、そのセカンドワイン Croix Canon 区画は、どちらも Château Berliquet に隣接している。現在、これら3つのワイナリーは、ファッションブランドとして有名な Maison Chanel が所有しています。同グループは2017年に Berliquet を購入しました。
- Saint-Émilion では、1955年に Grand Cru の格付けが行われ、その後何度かの改定を経て、現在では82のシャトーが Grand Cru に分類されています。
- 多くの Grand Cru の存在で消費者は、どのワインを選べば良いのか分からなくなったり、基準の緩和で質の低いワインが出回る可能性が有ったりSaint-Émilion 全体の評判が低下する可能性も懸念されています。
- 乱発の背景として考えられる背景に Grand Cru の称号は、ワイン価格を高める効果があります。近年、消費者がより高品質なワインを求めるようになっています。小さな 多くのシャトーが存在する Saint-Émilion では、これらの生産者が Grand Cru の称号を求めると必然的に増加するでしょう。
Wine 雑学
AOC(AC)ワイン
- AOCとは Appellation d'Origine Controlee (原産地統制呼称制度) の略
- フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。
- 1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
- AOCが正確な表現で、「AC」は、「AOC」の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合。
- 原産地とあわせて言う場合には、「AC」を使う。例としてAC.Bourgogne との表示は Bourgogneが「O」に当たる原産地なのでACを使っています。
Chateau system
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- Chateau system とは、ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度です。
- ボルドーワインは「シャトー・ワイン」と「ゼネリック・ワイン」に分けられる。
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
- 自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
- 自分の醸造所でワインに仕込む
- 自分のところで樽貯蔵する
- 自分のところで瓶詰めを行う
- Chateau Wine の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
- ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
- ボルドー全域のもの「Bordeaux」
- 地区のもの「Medocや Graves・・・・」
- 村のもの「MargauxやSt-Emilionなど」。これはセミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。
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- ワインの知識を深めたい人
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