Wine étiquette
Tasting
- ボリューム:やや重め
- タンニン:やや強い
- 甘み:やや辛口
- 酸味:やや強め
- コストパフォーマンス最高。濃いガーネット色。太いレッグス。黒系果実、セロリ、バニラ、小豆の香り。 少し硬めの渋み、柔らかな酸味、渋み、酸味を包み込む甘味、果実の余韻が続きます。
Profile
概要
- 【Ownership】Henri et Françoise Lévêque
- 【Region or Appellation】Graves >Bordeaux > France
- 【Wine Style】Red-Savory and Classic
- 【Grape/Blend】Cabernet Sauvignon - Merlot
- 【Food Pairing】Beef and Venison
- 【年間平均生産量】約4万ケース
- 【平均価格】¥3,000/750ml
- 【Blend】Cabernet Sauvignon, Merlot, Petit Verdot
- 【Sweetness】Dry
Winery
- Château de Chantegrive は、 Bordeaux 市の南東、Garonne 川の左岸に位置する Graves 地区の大規模なドメーヌである。 ドメーヌは、Bordeaux 市中心部から南東に約30km、 Sauternes 地区のすぐ北に位置する Podensac のコミューンにある。
- フラッグシップである赤と白の Grand vin に加え、さまざまなボルドーの赤ワインと白ワインを生産している。
- Henri と Françoise Lévêque 夫妻によって1966年に設立された家族経営のドメーヌで、96ヘクタールとアペラシオンで最大級のドメーヌである。
- 畑は160の区画に分かれており、粘土と石灰岩の上にシルトが混ざった、典型的な砂利混じりの砂質土壌である。
- 畑の3分の2は黒ブドウ品種で、メルロとカベルネ・ソーヴィニヨンがほぼ均等に植えられている。 Merlot と Cabernet Sauvignon と Petit Verdot も少量植えられている。 残りの3分の1は Sauvignon Blanc と Sémillon の半々である。 Sauvignon Gris も少量栽培されており、これは主に Cuvée Caroline label に使用されているが、最終的なブレンドに占める割合は5%程度である。
- 平均樹齢は約40年。
- シャトー・ド・シャンテグリーヴでは、 Merlot と Cabernet Sauvignon をほぼ同量ずつブレンドしたボルドーの赤ワイン2種、Sémillon と Sauvignon Blanc をほぼ同量ずつブレンドした Bordeaux Blanc ブラン2種、Merlot と Cabernet Francから造られるロゼワイン1種を生産している。
- 赤のトップ・ワイン Cuvée Henri Lévêque はフレンチオークの新樽で15ヶ月熟成させ、ノンフィルターで瓶詰めされる。
- 白のトップ・ワイン Cuvée Caroline は、50パーセントのフレンチ・オークの新樽で樽発酵させ、瓶詰め前に9ヶ月間樽熟成させる。
- シャトー・ド・シャンテグリーヴは、 Sémillon だけで造られた甘口の白ワインも生産しており Cérons appellation と表示されている。
- このワイナリーでは、早期リリースと早飲み用に Les Oiseaux de Chantegrive として知られる「鳥」シリーズと呼ばれるワインも生産しています。赤ワインの「L'origine」、樽発酵・熟成の白ワイン「Le Panache」、ステンレスタンク発酵・熟成の白ワイン「La Pureté」があります。
Wine 雑学
AOC(AC)ワイン
- AOCとは Appellation d'Origine Controlee (原産地統制呼称制度) の略
- フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。
- 1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
- AOCが正確な表現で、「AC」は、「AOC」の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合。
- 原産地とあわせて言う場合には、「AC」を使う。例としてAC.Bourgogne との表示は Bourgogneが「O」に当たる原産地なのでACを使っています。
Chateau system
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- Chateau system とは、ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度です。
- ボルドーワインは「シャトー・ワイン」と「ゼネリック・ワイン」に分けられる。
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
- 自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
- 自分の醸造所でワインに仕込む
- 自分のところで樽貯蔵する
- 自分のところで瓶詰めを行う
- Chateau Wine の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
- ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
- ボルドー全域のもの「Bordeaux」
- 地区のもの「Medocや Graves・・・・」
- 村のもの「MargauxやSt-Emilionなど」。これはセミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。
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