Wine étiquette
Tasting
- ボリューム 軽□□□■□厚
- タンニン 弱□□□■□渋
- 甘み 辛□■□□□甘
- 酸味 弱□□□■□強 1995年と1996年は、Haut Brion にとっては卓越したものとなった。濃いが不透明ではないルビーレッド色。 非常に熟し、色調の高いダークフルーツのアロマが香り立ち、口に含むとチョコレートとココナッツミルクのニュアンスを伴う。 酸は生き生きとしており、アルコールはバランスが取れている。 タンニンは調和が取れているが、果実味の終わりを覆っており、フィニッシュが少し短い。
Profile
概要
- 【Ownership】Domaines Clarence Dillon
- 【Winemaker】Jean-Bernard Delmas(ワイン世界において最も才能のある管理者の一人と言われている)
- 【Region or Appellation】Pessac-Leognan > Medoc > Bordeaux > France
- 【Wine Style】Red-Savory and Classic
- 【Grape/Blend】Bordeaux Blend Red
- 【Food Pairing】Beef and Venison
- 【平均価格】¥98,000/750ml
- 【格付け】1er Grand Cru Classé
- 【Cepage】48% Merlot, 43% Cabernet Sauvignon & 9% Cabernet Franc
- 【Maturation】Oaked
- 【Alcohol ABV】12.5%
- 【Sweetness】Dry
Winery
- Château Haut-Brion は、Bordeaux の5つの1級畑の中で最も古く、世界で最も有名なワインのひとつである。
- Bordeaux 市街の南、Pessac-Léognan に位置するこのシャトーは、Medoc 地区にある他のシャトーとはかなり離れている。
- Lafite Rothschild, Mouton Rothschild, Latour はすべて Pauillac 村にあり Château Margaux は Margaux 村にある。
- Bordeaux 郊外の Graves 北部にあり、現在は新しい建物や道路に囲まれている。1980年代初頭にオーナーが購入したに隣接する La Mission Haut-Brion を購入している。
- 51ヘクタールの畑の大部分48ヘクタールに赤ワイン用品種の Merlot, Cabernet Sauvignon, Cabernet Franc, Petit Verdotが占め、残りの3ヘクタールに Sauvignon Blanc と Sémillonが植えられたいる。
- Haut-Brion cuvée は、Medoc のワインよりも Merlot の比率が高く Cabernet Sauvignon は脇役に回っている。 そのため、Haut-Brion は他の左岸のワインよりも丸みがあり、柔らかい。 château はこのワインを、 empyreumatic (焦げた有機物)なブーケを持つと表現している。
- 2007年以降、このシャトーのセカンドワインは La Clarence de Haut-Brion という名前になりました。
2007'以降のエチケット
- Haut-Brion の赤ワイン grand vin は、シャトーの生産量の大半を占めている。 そして、同名 Haut-Brion の白ワインがある。これは、Graves や Pessac-Léognan では珍しいことではない。
- Vineyards は1530年代に Pontac 家によって設立され、その後数世紀にわたって何度も所有者が変わった。 歴史的な証拠によると、 Haut-Brion は Charles 2世と Thomas Jefferson に愛飲まれ、有名なロンドンの日記作家 Samuel Pepys もこのワインのファンであった。
- このドメーヌは1935年にアメリカ人の Francophile Clarence Dillon によって買収され、以来一族によって管理されている。米国人が所有する唯一の第一級シャトーです。
- La Mission Haut-Brion の他にも、Dillon 家は Bordeaux estates をいくつか所有しており、有名なのは Saint-Emilion の Grand Cru 「formerly Château Tertre-Daugay」
である。
Wine 雑学
AOC(AC)ワイン
- AOCとは Appellation d'Origine Controlee (原産地統制呼称制度) の略
- フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。
- 1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
- AOCが正確な表現で、「AC」は、「AOC」の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合。
- 原産地とあわせて言う場合には、「AC」を使う。例としてAC.Bourgogne との表示は Bourgogneが「O」に当たる原産地なのでACを使っています。
Chateau system
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- Chateau system とは、ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度です。
- ボルドーワインは「シャトー・ワイン」と「ゼネリック・ワイン」に分けられる。
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
- 自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
- 自分の醸造所でワインに仕込む
- 自分のところで樽貯蔵する
- 自分のところで瓶詰めを行う
- Chateau Wine の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
- ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
- ボルドー全域のもの「Bordeaux」
- 地区のもの「Medocや Graves・・・・」
- 村のもの「MargauxやSt-Emilionなど」。これはセミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。