フランスワイン  Le pin 1991’

2024年1月31日水曜日

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Le Pin という名前は、畑にある2本の松の木にちなんでいる。

ボルドーワイン Le Pin 1991'

 Le Pin 


生産者紹介

Le Pin は、Bordeaux の Pomerol 地区にある2.7ha(6ac)の小さなシャトーである。
1979年に Vieux Château Certan を所有する Thienpont 家によって造られ、瞬く間に世界で最も高価なワインの座を争うまでに有名になった。

 Merlot 100%のこのワインは、非常に濃縮されたみずみずしい味わいで、若いうちに飲むこともできるが、10年熟成させるのがベストである。

Le Pin の畑は南向きで、水はけのよい砂利と砂の土壌にあり、収量は極めて少ない。Cabernet Franc も少量植えられているが、Le Pin のワインには使用されておらず、徐々にメルロに取って代わられている。

ブドウは手摘みで収穫され、ステンレス・タンクで発酵させた後、新樽で14~18ヶ月熟成させる。 Petrus の4,000ケース、Médoc の1級畑の20,000ケース以上と比べると、生産量は年間600~700ケースに過ぎない。
2011年に古い農家の地下室に代わる新しいワイナリーがオープンした。

エチケット日記


正月番組の『芸能人格付けチェック』を見ながらの私達夫婦の会話。ワインのテイスティングにフランスはポムロールの Le pin 1995’が出た。相場が100万って放送してたけどチョット盛り過ぎ、そこまではせえへんやろ。

『当てたよ、GACKTのワイン知識は凄いな』
「これ、飲んだこと有る?」
『あるよ、ビンテージはちがうけど’』
「いつ?」
『1981’と1991’を1998’11/24に飲んだ。なんかええこと有ったんかな』
「なんぼ?」
『1991’は65000やった。1981’はちょっと安かった』


 Vieux Chateau Certan

ポムロルで最も長い歴史を持つシャトーの1つ Vieux Chateau Certan。その歴史は、ボルドーワインのネゴシアン・商人として当時名を知られていたジャン・ドメイ・ド・セルタン氏が土地を開墾し、シャトーを建設した1770年代へと遡ります。
ワインは元々「セルタン」の名で売られており、シャトーは広大な土地を所有していましたが、フランス革命後幾度と分割され、現在の「Ch.Certan de May de Certan」やセルタンの名を冠するその他のシャトー、そして「ヴュー・シャトー・セルタン」が誕生しました。

当時からポムロル最高のワインの1つと考えられていた Vieux Chateau Certan。1924年にはシャトー・トロロン・モンドのオーナーでもあったベルギー出身のジョルジュ・ティエンポン氏がシャトーを買収。ペトリュス、レ・ヴァンジルに肩を並べるポムロールの別格シャトーとして名を広めます。

現在シャトーを牽引するのは3代目当主アレクサンドル・ティアンポン氏。彼はとくにワイン生産者からの評価が高く、尊敬と憧れの視線を向けられており、「ミスター・メルロ」と呼ばれるクリスチャン・ムエックス氏でさえ一目置く人物。次世代の担い手のなる息子のギヨーム氏とともに、品質の高いワインを生み出し続けています



Chateau System

ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度が「シャトー・システム」です。
ボルドーワインは「Chateau Wine」と「Generic Wine」に分けられる。

「Chateau Wine」

「Chateau Wine」の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。
「シャトー名をラベルに表示」できる条件。
  *自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
  *自分の醸造所でワインに仕込む
  *自分のところで樽貯蔵する
  *自分のところで瓶詰めを行う
  *畑や醸造所の設備などへの条件はありません。

「Generic Wine」

  • シャトー名を表示できないので一般的には、地域・地区・村のAOCの名前が大きくラベルに表示されている。
  • ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
  • ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
  • ラベル表示はAOCにのっとって3種類に分けられる。
     1.ボルドー全域のもの「Bordeaux」
     2.地区のもの「Medocや Graves・・・・」
     3.村のもの「MargauxやSt-Emilion・・・・」 
       これはセミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。




この記事は以下のような人におすすめです!
  • ワイン購入に失敗したくない人
  • ワイナリーの物語を知って飲みたい人
  • ワインの知識を深めたい人


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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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