伊藤ハム(本社:兵庫県西宮市、社長:伊藤研一)の直営ワイナリー「ドメーヌ・ドゥ・ラ・ローザード」は、フランス農水省からプロヴァンス地区の優秀生産者賞(プリ・デクセランス)を受賞しています。 #Provenceワイン #ふだん飲みワイン
Domaine de Lauzade Cotes de Provence Rouge
- 【生産者】Dom. de la Lauzade Kinu Ito
- 【地域/Appellation】Cotes de Provence
- 【Country Hierarchy】Provence, France
- 【ワインスタイル】Red - Rich and Intense / Light Body
- 【 Grape / Blend】Syrah (60%), Cabernet Sauvignon (20%)
- 【平均価格】¥ / 750ml
- 【おすすめ料理】Lamb
生産者 Dom. de la Lauzade Kinu Ito
- 伊藤ハム(本社:兵庫県西宮市、社長:伊藤研一)の直営ワイナリー Domaine de la Lauzade は、フランス農水省から Provence 地区の優秀生産者賞「プリ・デクセランス」を受賞しました。
- パリ農産物コンクールを主催するフランス農水省は、2002/02/27、パリ農産物見本市において「プリ・デクセランス」の表彰状を同ワイナリーに授与しました。
- 「プリ・デクセランス」は、フランス全土12のワイン生産地域別に、パリ農産物コンクール過去5年間の受賞者の中で、最も優れた生産者に対して送られる賞です。「Domaine de Lauzade」は、Provence 地域の730社の中から最優秀生産者に選ばれました。
- 伊藤ハムは本業のハム・ソーセージ、食肉事業に加え、食の楽しさを演出するチーズ、ワイン事業に1980年代より参入展開していました。
- 同ワイナリーは最上級のAOCワインなど年間約40万本を生産、日本向けには「Marie Laurencin マリー・ローランサン」ブランドの赤・白・ロゼワインなど約20万本を輸出しています。
画家「Marie Lauvencin マリー・ローランサン」
- メルヘンチックな絵を描く Laurencin は、日本で抜群の人気を誇る。 Laurencin の生誕100周年となる1983年、長野県茅野市に世界で一つだけの「Marie Laurencin美術館」が開館しました。2011年の閉館後、2017年に紀尾井町のホテル・ニューオータニの6階に移設されています。
- Lauvencin は、青白い肌の繊細でロマンチックな少女を好んで描いた。フランス版の竹久夢二という雰囲気がある。
- Laurencin が Mouton Rothschild 1948’のラベルに描いた絵は、ブドウと二人の少女。二人は酒の神様バッカスに仕える巫女さんと言われている。
- Laurencin は、"若くて美しくてオシャレで反抗的"な女流画家として有名になり、画風が詩的で、パリのお金持ち連中から肖像画の注文が殺到した。
- 日本の女性月刊誌が好んで取り上げる「三大フランス人女流画家」が、Tamara de Lempicka/Léonor Fini/Marie Laurencin。
Mouton Rothschild1948’のラベルを飾る「Marie Laurencin マリー・ローランサン」
エチケット日記
- 2005'ヴィンテージを 2007'9/00 宅飲みしました。
- ”当日のワインメニューは Ch.Les Forts de Latour 2000' ⇒ Domaine de la Lauzade でした。”
エチケット写真
Wine の要素
- 【ワインスタイル】Red - Rich and Intense
- 【 Grape / Blend】Syrah (60%), Cabernet Sauvignon (20%)
- 【おすすめ料理】Lamb
Region or Appellation
ワイン用語
Remuage とは
- 瓶内二次発酵の後に瓶の底に沈んでいる滓を瓶の口に集める作業。熟成時に横に寝かされていたボトルを少しずつ左右に回しながら瓶口を下にして倒立させ、澱を瓶口の栓の近くに集める工程。
- Remuage によって瓶口に集められた澱を取り除く作業。
- dosage とは、disgorgement の後に目減りした液量を補うとともに糖度の調整を目的としてリキュールを加えること。
- 自社畑のブドウだけでその畑の特徴を活かした Champagne を造り出生地の村名を冠して販売している。
- Gross lees~~赤ワインの瓶底に沈殿する大きな澱。
- Fine lees~~シャンパンやブルゴーニュの白ワインのように瓶内熟成するときに登場するのが細かい粒子状の粕です。
- ワイン原料のブドウの収穫年のあるなし。
- 黒・白系の葡萄、異なる村、異なる年のものの混醸。
- 甘口から辛口まである。
- 年号表示無し。
- 甘味、酸味、タンニン(渋み)、アルコールなどの要素で造られる、ワインの味わいの骨格の事。アルコールや酸味等がバランス良く、多く存在していると、骨格=ストラクチャーがしっかりしている、と表現される。
- 白ワインでよく使われる表現で 例えるならば、花に直接鼻をつけた時の香りではなく、お花畑で全体的に香る『花の香り』の様な柔らかい香りを表現する時に使われます。
- テイスティングの際に鼻で感じた香りの事。
- Climats とは、特定の地質および気候条件の恩恵を受ける明確に限定された土地の区画。Macro climate, mesoscale climate, micro climate気候、の3つがある。
- 例えばある地域が、盆地で大きな水源が近くにないということから大陸性の気候に近く夏は暑く冬は寒いといった特徴がある。これが Macro climate のサイズ感である。
- さらにここからある畑をピックアップして見てみると、南西向きの日当たりのいい斜面で、風も山間から吹き降ろしてくる。これが mesoscale climate、中程度のサイズ感での気候の特徴を示す。
- そしてその畑の一区画、もっと言えば1本の木単位、1つの房単位でみた時の気候の特徴が microclimate です。
- Lieu-dit とは、フランスで土地台帳が創設されて以来、その名を地形学あるいは歴史的な特性に由来する土地の小さな区画を指します。
- フランス語で「古いブドウの木」という意味です。
- ブドウの樹というのは、約3年でワイン造りに使うことができるような実をつけます。そして、20年くらい経つとそれまで強かった木の樹勢が落ち着いてきます。
- 「樹勢」とは、樹木の成長する勢いのことで、これが強すぎると、果実よりも樹木に栄養が回ってしまい、果実の品質が下がってしまいます。
- つまり、20歳になると、やっと落ち着いて果実に優先的に栄養を送り込むようになるのです。これ以後、ブドウの樹は丁寧に手入れをすれば、100年以上も生き続けますが、古木になればなるほど、果実の数は少なくなります。
- 収量は低下しますが、少ない果実には、太陽の光が十分に当たり、また、栄養も十分に行き渡ります。そして、木の根が地中に深く張り巡らされることで、地中の水分、栄養分をたっぷり吸い上げます。
- ただし、若木でも剪定などによって果実の調整はされています。
フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。
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- ワイン日記 プロバンス / 生産者 Domaine de Lauzade
ワインのこぼれ話
ワインの生産過程で得られる副産物で主要な2つが得られます。
- ブドウの搾り粕は、文字どおり、ブドウを搾った後に残る果皮や種子などです。
- 澱(オリ)は、発酵を終えた酵母や、ワインの熟成過程でたんぱく質やポリフェノール、タンニンなどの成分が樽やタンク内で結晶化したものを指します。
- グラッパ/マール酒、家畜の飼料、有機肥料、化粧品、ロッシェル塩(レーダー軍事利用)などに利用されています。
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この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
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