このワインは、通常のアルザス産のワイン価格でコストパフォーマンスに優れています
About the Product の豆知識
- 【生産者】 Schoffit
- 【地域/Appellation】Alsace
- 【Country Hierarchy】 France
- 【ワインスタイル】White - Aromatic and Floral / やや甘口
- 【Grape / Blend】Gewurztraminer
- 【平均価格】¥2500 / 750ml
- 【おすすめ料理】Duck, Goose and Game Birds
- ボルドーではシャトー名、ブルゴーニュではクリマ(畑名)、シャンパーニュではブランド名、アルザスで重要なのは「葡萄品種」です。
エチケット日記
2004'12/17 宅飲みしました。”色は濃いめのゴールデンイエロー。香はライチ、ジャスミン、ラベンダー、蜜、レモン、紅茶飴、貴腐香。酸味は穏やかで甘味と辛さがあり、やや辛口というよりもやや甘口の味わい。熟度が高いため粘性が強く、風味に桃、さつまいもがありました。★★”
味わい
- ボリューム: 軽い□□■□□重い
- タンニン: 控えめ□■□□□強い
- 甘み: ドライ□□■□□甘い
- 酸味: まろやか□□■□□シャープ
- 果実味:スパイシー□□□■□フルーティー
Characteristics(特徴)
- Flowers
- Grapes
- Spice
- Lychee(ライチ)
- Perfume(香水)
生産者 Schoffit
- Domaine Schoffitは甘口ワイン最高の造り手ともいわれ現在15haの畑を所有する家族経営のドメーヌ。以前は生産者共同組合に栽培したブドウを売っていましたが1972年より元詰めを始めています。
- その年の葡萄の熟度によってキュヴェ名を3段階に使い分けています。
- トラディショナルは辛口もしくはやや辛口。
- カロリーヌ(娘の名)は少し残糖を残すやや辛口で、トラディショナルよりも熟度が上がったもの。
- アレクサンドル(息子の名)は最も熟度が高く、遅摘みだが残糖を多くせずに辛口の範囲に仕上げたもの。
- 畑の約50%が樹齢30年以上(Vieille Vignes)の樹からなり、ワインに複雑さと凝縮感を与えています。
- 収穫量は、50hl/ha以下という超低収穫量。(通常のACアルザスは100hl/ha、グランクリュで65hl/haです)
Alsace Wine について
- Alsace 地方は、 Vosges 山脈とフランスとドイツの国境の間の南北に185km、東西に40kmの細長い地域です。
- Alsace の主要なブドウ栽培地域はすべて、Vosges 山脈の低い丘の中腹の斜面にあります。Vosges 山脈は、この地域のテロワールに重要な役割を果たしています。
- この地域は、ここ数世紀にドイツとフランスの主権を行き来した結果、フランスとドイツの強い影響を受けており、建築や文化だけでなくワインも他のワイン産地とは一線を画しています。
- この地域で生産されるすべてのワインは、3つのアペラシオンの下で生産されています。 白ワイン用の Alsace と Alsace Grand Cru(51の vineyards) 、そしてスパークリング用の Crémant d'Alsace 。
- Riesling と Gewurztraminer を大量に栽培している唯一のフランスワイン産地です。あと一つこの地域の重要な品種にPinot Gris(ハンガリー原産のTokay)があります。
- Alsace Grand Cru のワインは、Riesling/Gewurztraminer/Muscat からのみ製造することが許可されています。1つの例外 Sylvaner で、特定のブドウ園で栽培された場合にのみ Alsace Grand Cru の対象となります。
- 白品種のワインが Alsace 全生産量の90%を占めています。
- 少量の赤ワインが Pinot Noir から生産されています。
フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人