Chateau les Auzines Corbieres Les Garrigues ・スパイシーな香り

2021年8月18日水曜日

Languedoc-Roussillon

t f B! P L





  



Languedoc 地方を代表すると言っても良い Corbieres ワイン

Chateau des Auzines Corbieres Les Garrigues

この記事は以下のような人におすすめです!
  • ワイン購入に失敗したくない人
  • ワイナリーの物語を知って飲みたい人
  • ワインの知識を深めたい人

Wine étiquette

2004’01/31 3-1 宅飲み

 2004'02/21 3-2 宅飲み


Tasting

  • ボリューム    軽□□□□□□□□□□■□□重
  • タンニン     控□□□□□□□□□□■□□渋
  • 甘み       辛■□□□□□□□□□□□□甘
  • 酸味       弱□□□□□□□□□□■□□強
  • 濃いい果実味、少しスモーキー

Profile

Chateau les Auzines

  • 【Ownership】Laurent Miquel
  • Region or AppellationCorbières > Languedoc-Roussillon> France 
  • Wine StyleRich and Intense Red Wine
  • Grape/BlendSouthern Rhone Red Blend
  • 【Blend】Carignan - Grenache - Syrah
  • Food Pairing】Lamb
  • 【平均価格】¥1,000/750ml
Southern Rhone Red Blend
  • Rhone Valley の南端でワイン醸造に使用される葡萄品種の事。通常は Grenache / Syrah / Mourvedre が使用されます。(総称してGSMブレンドと呼ばれることが多い)
  • その他、地中海沿岸に植えられている多くの地元の品種が使用されます。(Carignan / Cinsaut / Clairette / Counoise / Muscardin / Terret Noir / Vaccarese等)
  • Viognier や Roussa の白ワイン用品種が使われます。
  • 非常に多くの組み合わせが可能な南フランスワインには、「Rhone Blend」は有用な用語です。
  • 南スランス以外の土地では特にオーストラリアとカリフォルニアで、古典的なローヌブドウの品種が受け入れられています。カリフォルニアでは、この品種の主な支持者は "Rhone Rangers"と呼ばれ、オーストラリアでは、ボトルの "GSM"という用語が消費者に熱狂的に受け入れられています。

Winery

  • Laurent Miquel は、8代続くワイン醸造家です。
  • 1791年に Miquel family がこの土地を購入します。当時の土地はあまり肥沃ではなく、収穫量も少なかった。
  • それから数世代が過ぎた1970年、Henri Miquel が、初めて Syrah というブドウ品種を植え成功し世界的に有名になりました。その功績により、Henri Miquel は「ミスター・シラー」という称号を得ます。
  • 1984年、Henri Miquel は Bardou 区画にブドウを植え、まだ幼かった息子の Laurentにそれを譲りました。1992年には、このドメーヌで、この地域では初めてとなる Viognier のブドウの木が植えられました。
  • Henri Laurent と妻 Neasa は、たまたま Auzines を見つけました。シャトー(館)自体も美しかったのですが、Laurent と Neasa を魅了したのは、それを取り囲む土地が持つ魔法のような魅力でした。その土地は、やがてこの地域で最高のワインを生み出すブドウの木々をもたらしました。
  • さかのぼること1202年、Fontcaude 修道院の修道士たちが、この場所でブドウ栽培始めています。当時のワインがどんな味だったかは、もう残っていないので分かりませんが、きっと良いワインだっただろうと想像しています。その後、1789年のフランス革命の際に、国が土地を接収しました。
  • 土地自体は変わりませんが、Laurent がこの土地に秘められた可能性を掘り起こし、これまでこの地域では評価されてこなかったワインを造り出しているのです。彼は気候や土壌と協力しながら、古いものを新しいものへと変えています。
  • ワイン名についている Garrigues は、南フランスの地中海沿岸に見られる石灰質の荒れ地に生える低木(ハーブ)の茂みを指します。
    この地域のワイン、特に Corbieres などでは、タイムやローズマリーなどのハーブのような Garrigues 香と呼ばれるスパイシーな香りが特徴となることがあります。


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Wine 雑学

ワイン法

フランスには国で定められたワイン法があります。2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。

AOC(AC)ワイン
  • AOCとは Appellation d'Origine Controlee (原産地統制呼称制度) の略
  • フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。
  • 1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
AOC と AC の使い分け
  • AOCが正確な表現で、「AC」は、「AOC」の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合。
  • 原産地とあわせて言う場合には、「AC」を使う。例としてAC.Bourgogne との表示は Bourgogneが「O」に当たる原産地なのでACを使っています。

Languedoc-Roussillon Wine

  • フランスワイン Midi(Languedoc-Roussillon)の早わかりガイド
  • 東の Nîmes と Montpellier から、地中海沿岸に沿ってスペインの国境に至るまでの南フランスのさまざまなアペラシオンの集合体です。
  • 文化的に Languedoc と Roussillon は異なります。Languedoc は13世紀からフランスに属する典型的なフランス人です。17世紀にスペインから買収された Roussillon は、スペインとカタロニアの文化の影響を受けています。
  • Pays d'Oc IGP が、殆どの Languedoc-Roussillon をカバーしています。ただし、Roussillon 内にブドウ園を持つ生産者は、IGP Côtes Catalanes のラベルを付けるオプションがあります。Languedoc でこのオプションが有るのは、 Hérault と  Aude の La Clape と Quatourze に限ります。
  • フランスのワイン全生産量の約4分の1は Languedoc-Roussillon で生産されています。スパークリングの Blanquette de Limoux、Banyuls の甘い赤酒精強化ワイン、Côtes du Roussillon のロゼなども含まれています。
  • 土壌の種類やテロワールは地形と同じくらい地域によって異なりますが総じて地中海性気候で、暑くて乾燥した地域です。
  • Languedoc のブドウ園は主に海岸平野にあり、Roussillon ルシヨンのブドウ園は崖の上にあるか Pyrenees 山脈の麓にあります。

IGP Pays d'Oc

  • Pays d'Oc IGP ワインは Vin de Pays d'Oc(1987年に設立)とラベル付けされていましたが、2009年以降、VDPカテゴリーはフランスのワイン法から段階的に廃止されました。現在は、欧州連合の標準化されたワインラベル表示規則の一部として設計されたカテゴリである IGP(Indication Géographique Protégée)に置き換えられています。IGP≒地理的保護表示生産地域
  • Pays d'Ocは、フランスの南海岸の広い地域で作られる赤、白、ロゼワインのIGPです。フランス最大のワイン生産地域の1つ Languedoc-Roussillon の全域をカバーしています。この地域のAOCの法律の下で製造されていないすべてのワインを対象としています。その中には Corbières, Minervois, Languedoc のアペラシオンそのものも含まれています。
  • Hérault, Aude, Gard, Pyrénées-Orientales そして southern Lozère の6つのコミューンが地理的な境界ではなく管理上の境界でIGPに分類されています。
  • Pays d'Oc IGPは間違いなくフランスで最も重要であり、国のIGPワインの大部分を生産しています。
  • Pays d'Oc地域は地中海性気候で、夏は暑く乾燥し、冬は穏やかです。降雨量のほとんどは春と秋に集中します。北西からの乾燥した大陸風がブドウ園を冷却するとともに南からの暖かい風との関係で待望の雨をもたらす可能性があります。
  • この地域のテロワールのバリエーションは膨大で、辛口の白ワインから酒精強化赤ワインまで、あらゆるものを生産するAOCアペラシオンの多様性に反映されています。同じことが Pays d'Oc IGP の下で生産されるワインスタイルにも当てはまります。全部で63の異なる品種がIGPで許可されています。
  • Languedoc-Roussillon のブドウ園全体の半分弱、約115,000haのブドウ園の200の協同組合と1200の民間生産者がIGPに分類されます。 最大収量は、赤ワインと白ワインで1haヘクタールあたり9000L、ロゼで1haあたり10,000Lに設定されています。
  • この地域のブドウ栽培の歴史はローマ時代にまでさかのぼりますが、この地域はワイン生産は革新的な事でも知られています。 多くの生産者は生産とマーケティングに新世界のノウハウを採用し、オーストラリアとニュージーランドからワインメーカーを連れてくるドメーヌさえあります。 
  • 革新性の一例として1900年代初頭に Montpelier の Jean-Eugène Charma によって開発されたスパークリングワインを生産する Charma 方があります。


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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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