このワインは多くの賞を受賞している、この地域で最も人気のあるワインです。 #Rhoneワイン #ふだん飲みワイン
M. Chapoutier Cote du Rhone Belleruche
- 【生産者】M. Chapoutier
- 【地域/Appellation】Cotes du Rhone
- 【Country Hierarchy】Southern Rhone, Rhone, France
- 【ワインスタイル】Red - Rich and Intense / Full Body
- 【 Grape / Blend】Southern Rhone Red Blend
- 【平均価格】¥1400 / 750ml
- 【おすすめ料理】Lamb
※Southern Rhone Red Blendとは
- Rhone Valley の南端でワイン醸造に使用される葡萄品種の事。通常は Grenache / Syrah / Mourvedre が使用されます。(総称してGSMブレンドと呼ばれることが多い)
- その他、地中海沿岸に植えられている多くの地元の品種が使用されます。(Carignan / Cinsaut / Clairette / Counoise / Muscardin / Terret Noir / Vaccarese等)
- Viognier や Roussa の白ワイン用品種が使われます。
- 非常に多くの組み合わせが可能な南フランスワインには、「Rhone Blend」は有用な用語です。
- 南スランス以外の土地では特にオーストラリアとカリフォルニアで、古典的なローヌブドウの品種が受け入れられています。カリフォルニアでは、この品種の主な支持者は "Rhone Rangers"と呼ばれ、オーストラリアでは、ボトルの "GSM"という用語が消費者に熱狂的に受け入れられています。
- Syrahはフランス・ローヌ河中流域を原産地とする黒ブドウ品種です。
- 単一品種とブレンドの両方に適しており、樹勢が強く比較的容易に様々な気候条件で栽培可能。
- 若いうちからでも熟成させても異なる魅力を見せてくれる万能さが有ります。
- シラーにはポリフェノールの一種であるアントシアニンが多く含まれている事でも有名です。
エチケット日記
2000'ヴィンテージを 2002'9/29 宅飲みしました。”★★”
参考2021’相場価格
- ヴィンテージ2020'/¥1300
- ヴィンテージ2019'/¥1400
- ヴィンテージ2018'/¥1600
- ヴィンテージ2017'/¥1600
- ヴィンテージ2016'/¥1600
味わい
- ボリューム: 軽い□□□■□重い
- タンニン: 控えめ□■□□□強い
- 甘み: ドライ□□■□□甘い
- 酸味: まろやか□■□□□シャープ
- 果実味:スパイシー□□□■□フルーティー
香り(アロマ/ブーケ)
- 黒系果実の香り:よく熟したしっかりめの味わい。
- 黒コショウの香り:特にカベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、シラー、ネッビオーロなどから表れやすい。
- プルーンの香り:熟しすぎた葡萄から生産されたワイン。
- 木樽の香り:際立って望ましい香りで、樽熟成や発酵の間に、木のアロマがついたワイン。
生産者 M. Chapoutier
- Maison M. Chapoutierは、1808年の創設以来、家族経営を貫き、ローヌ北部の銘醸地エルミタージュを拠点としローヌ全域でワイン造りを行っています。
- Syrah と Marsanne 、Syrah と Roussanne で造る赤と白の「Hermitage」ワインが有名です。
- 1879年から Polydor Chapoutier によってワイン醸造を開始しています。
- 1988年、Michel Chapoutier が会社運営を引き継ぎ、品質への取り組みによってChapoutierレーベルは国際的に認知され始めます。
- Michel Chapoutier は、伝統的な栗樽での熟成を止め熟成期間の短い小さなオーク樽に移行しました。ワインをろ過せず、精製せずに保キープします。
- Michel Chapoutier は、ビオディナミ農法の提唱者です。又、現在流行している卵型タンクの発案者でもあります。
テロワールの本質に迫るためにビオディナミやパーセル毎での醸造などの新技術を次々と導入し、過去24回に渡ってパーカーポイント100点満点を獲得している凄腕ワイナリーです。 - 1996年から、すべてのM. Chapoutierラベルには点字形式が採用されています。
- 「Hermitage」の旗艦ブドウ園を筆頭に「Côte Rôtie」「Châteauneuf-du-Pape」「Condrieu」の区画を含む、 Rhône 全体に vineyards を所有しています。ここから単一ブドウ園と一般的なAOCレベルのワイン両方を生産しています。
- ワイン商品群には地域レベルの Côtes du Rhône ワインもあります。
Tain l'Hermitage
Appellation Cotes du Rhone について
- Cotes du Rhone は、Rhône Valley 地域全体の赤、ロゼ、白ワインに適用されるアペラシオンで170以上の村が含まれています。このゾーンは Saint-Cyr-sur-le-Rhône から Avignon までの200 kmをカバーしています。
- 赤ワインは Grenache, Syrah, Mourvèdre ベースのフルーティーなミドルボディワインです。
- あまり有名ではない Rhône Valley 地域のワインが高品質な物であるとのキャッチタイトルとしての目的の為1937年11月にアペラシオンが導入されました。
- Rohne の有名な「Châteauneuf」「Cote Rotie」「Hermitage」程の名声はありませんが、「Cotes du Rhone」の称号は、フランスで最も人気があり有名なものの1つになっています。
- 1966年に、Côtes du Rhône Villages AOC.が追加され、一貫して高品質のワインを生産していると思われる7つの村が認定されました。その後、18になっていますが、さらに Gigondas(1971年)、Vacqueyras(1990)、Vinsobres(2006)、Cairanne(2016)が、独自のアペラシオンを持つようになりました。
- 一部の Cotes du Rhone ワインは非常に高品質です。アペラシオンの最高級ワインのいくつかは100ドル以上の価格がついています。例えば、シャトーヌフデュパプに拠点を置く Domaine de la VieilleJulienneの「LaBosse」や ChateauRayas の「ChateaudeFonsalette」です。
- 注目すべきは、品質に焦点を当てた生産者の新しい試みによって作られています。アペラシオンの境界外にある高品質の vineyards から葡萄を調達することもできます。
- ローヌ渓谷の気候は北と南ではかなり変化します。ローヌ北部の気候は南部よりも涼しく、大陸性で地中海よりもアルプスの影響を強く受けています。その結果、北部の Cotes du Rhone のワインは、南部のワインよりもわずかに構造化され深みのあるワインになる傾向があります。
- 地中海の影響を受ける南部は暑い夏と穏やかな冬の安定した気候です。その結果、南部の Cotes du Rhone のワインは、北部のワインよりも、より豊かで、より明るく、より高アルコールのワインになります。
- Grenache, Syrah , Mourvèdreが Cotes du Rhone 赤ワインの中核を成しています。そして、ほとんどの場合 Grenacheがブレンドを支配します。特に Cotes du Rhone 赤ワインの大部分が作られる Rhône Valley 南部ではそうです。
- Syrah はストラクチャーとスパイシーな特徴に貢献し、ムールヴェードルはダークでチョコレートのような特徴と強烈な色をもたらします。
- ローヌ渓谷の南北の気候の違いは、Cotes du Rhone のワインスタイルに反映されています。北部ではより多くの Syrah を含んだブラックチェリーとフレッシュペッパーのストラクチャーと特徴を示します。南部では Grenache を好み、ブルーベリー、ラズベリー、プラムと豊富なフルーツフレーバー香が際立ちます。
- ブレンドの重要な部分を占めることはめったにありませんが Carignan, Cinsaut, Counoise, Muscardin, Vaccarese, Picpoul Noir, Terret Noir, Grenache Gris、 Clairetteなど10種類の品種の使用が赤ワインとロゼで認可されています。
- 白 Côtes du Rhône Blanc は比較的フルボディで、砂糖漬けの柑橘系の果物、アカシア、ハーブ、わら、ワックス、蜂蜜のニュアンスがあります。
Rhone Wineについて
フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。
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