フォジェールの安価なカテゴリーの赤ワインの1つです。 #Languedoc Roussillonワイン #ふだん飲みワイン
About the Product の豆知識
- 【生産者】Earl Chabbert Andre & Fils
- 【Ownership】Famille Chabbert
- 【地域/Appellation】Faugeres
- 【Country Hierarchy】North Languedoc, Languedoc-Roussillon, France
- 【ワインスタイル】Red - Rich and Intense / Middle body
- 【Grape / Blend】Southern Rhone Red Blend
- 【平均価格】¥1100 / 750ml
- 【おすすめ料理】Lamb
※Southern Rhone Red Blendとは
- Rhone Valley の南端でワイン醸造に使用される葡萄品種の事。通常は Grenache / Syrah / Mourvedre が使用されます。(総称してGSMブレンドと呼ばれることが多い)
- その他、地中海沿岸に植えられている多くの地元の品種が使用されます。(Carignan / Cinsaut / Clairette / Counoise / Muscardin / Terret Noir / Vaccarese等)
- Viognier や Roussa の白ワイン用品種が使われます。
- 非常に多くの組み合わせが可能な南フランスワインには、「Rhone Blend」は有用な用語です。
- 南スランス以外の土地では特にオーストラリアとカリフォルニアで、古典的なローヌブドウの品種が受け入れられています。カリフォルニアでは、この品種の主な支持者は "Rhone Rangers"と呼ばれ、オーストラリアでは、ボトルの "GSM"という用語が消費者に熱狂的に受け入れられています。
- ボルドーではシャトー名、ブルゴーニュではクリマ(畑名)、シャンパーニュではブランド名が重要。Languedoc-Roussillonでは「葡萄品種」に注目。
エチケット日記
2005' ヴィンテージを 2007’11/00 宅飲みしました。”★★”
参考2021’相場価格
- 2017'ヴィンテージ:¥1100
- 2015'ヴィンテージ:¥1100
Characteristics(特徴)
- 深く、果実味があり、ジャミー。
- Pepper
- Spice
- Raspberry
- Cherry
- Plum
- Leather
structure の意味合い
- 甘味、酸味、タンニン(渋み)、アルコールなどの要素で造られる、ワインの味わいの骨格の事。
- アルコールや酸味等がバランス良く、多く存在していると、骨格=ストラクチャーがしっかりしている、と表現される。
- 例えるならば、花に直接鼻をつけた時の香りではなく、お花畑で全体的に香る『花の香り』の様な柔らかい香りを表現する時に使われます。
- 白ワインでよく使われる表現です。
Ownership: Famille Chabbert
Faugeres Wine
- Languedoc地域で最初(1982’)に独自のACを獲得した地区です。
- このアペラシオンは、クラシックなローヌ品種の Syrah, Grenache, Mourvedre、さらに地中海の Cinsaut, Lledoner Pelut から作られた、豊かで熟した赤ワインで有名です。
- 歴史的に、この地域のブドウ栽培はローマ時代にまでさかのぼり特に17世紀には成長しましたが、19世紀後半のフィロキセラと20世紀の2つの世界大戦の影響を免れませんでした。
- アペラシオンは、ラングドック中央部の地中海沿岸からわずか数マイル内陸にある丘の南斜面に有ります。Faugeres の町はゾーンの中心に有ります。
- 丘が中央高地からの寒い北の影響から保護し、ブドウ園を太陽方向に向けています。これにより、Faugeres は暖かい地中海性気候になり、Mourvedre のような成熟の遅い品種でも完全に成熟することができます。
- 最高の場所は丘の上の急な斜面にあります。海に向かって伸びる平野のブドウ園は低品質のワインとなり、地域のIGPタイトルで販売されることが多いです。
- この地区の土壌、schist soils(片岩土壌)は深く水はけがよく、暖かさを吸収し保持し、葡萄の成熟を助けます。
- Faugères は vineyards の植栽規定があり、主な品種は、 Grenache, Lledoner Pelut, Mourvèdre, Syrah とされています。
- 主要品種の Grenache, Lledoner Pelut は、少なくともそれぞれが20%、Syrah が15%以上、Mourvèdre が少なくとも5%植栽する必要があります。
- Carignan は「補完的な」品種として分類されており、ブドウ園の10〜40%を占める必要があります。又、Cinsault は” アクセサリーブドウであり、植栽の20%以下を占めることができます。
- 少量生産されている白ワインの場合、主なブドウ品種は、 Grenache Blanc, Marsanne, Roussanne, Vermentino (Rolle)です。 どの品種もブドウ園の70%を超えることはできず、 Roussanne はその30%以上を占める必要があります。(2005年に、AOCに含まれました。)
- Clairette と Viognier も許可されていますが、どちらも10%を超える事はできません。
- 上記の植栽ガイドラインは、さらに規定がありますが、最終的にはブレンド構成による傾向があります。 たとえば、Carignan, Cinsault, Grenache, Mourvèdre、 Syrah は、赤及びロゼのブレンドの少なくとも半分を構成する必要があります。
- 白ワインには Roussanne が含まれている必要があり、主な白品種が生産される白ワインの大部分を占めている必要があります。
- この地域では、Faugeres EaudeVieというタイトルで EaudeVie も生産されています。(ワインを蒸留し熟成させた物)
Languedoc-Roussillon Wine について
- 東の Nîmes と Montpellier から、地中海沿岸に沿ってスペインの国境に至るまでの南フランスのさまざまなアペラシオンの集合体です。
- 文化的に Languedoc と Roussillon は異なります。Languedoc は13世紀からフランスに属する典型的なフランス人です。17世紀にスペインから買収された Roussillon は、スペインとカタロニアの文化の影響を受けています。
- Pays d'Oc IGP が、殆どの Languedoc-Roussillon をカバーしています。ただし、Roussillon 内にブドウ園を持つ生産者は、IGP Côtes Catalanes のラベルを付けるオプションがあります。Languedoc でこのオプションが有るのは、 Hérault と Aude の La Clape と Quatourze に限ります。
- フランスのワイン全生産量の約4分の1は Languedoc-Roussillon で生産されています。スパークリングの Blanquette de Limoux、Banyuls の甘い赤酒精強化ワイン、Côtes du Roussillon のロゼなども含まれています。
- 土壌の種類やテロワールは地形と同じくらい地域によって異なりますが総じて地中海性気候で、暑くて乾燥した地域です。
- Languedoc のブドウ園は主に海岸平野にあり、Roussillon ルシヨンのブドウ園は崖の上にあるか Pyrenees 山脈の麓にあります。
フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。
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この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人