兄貴(Ducru Beaucaiuou)同様凄いわ 　Ch.Haut Batailley 1994' 1997'

Tasting

Profile

• 【Ownership】francois-xavier-borie
• 【Region or Appellation】Pauilla  > Medoc > Bordeaux > France
• 【Wine Style】Red-Savory and Classic
• 【Grape/Blend】Bordeaux Blend Red
• 【Blend】Cabernet Sauvignon,  Merlot,  Petit Verdot
• 【Food Pairing】Beef and Venison
• 【平均価格】￥10,000/750ml
• 【Classification】5eme Grand Cru Classé
• 【Maturation】French Oaked
• 【Alcohol ABV】13-14.5%
• 【Sweetness】Dry

Winery

• Château Haut-Batailley は、 Bordeaux 市の北、 Garonne河口の左岸に位置する Médoc 地区 Pauillac のアペラシオン地域の南西端にあるワインのドメーヌである。
•  1855年のボルドー格付けで、第5級に格付けされた18のドメーヌのひとつである。
•  Château Latour や Château Pichon Longueville-Baronから西に約2キロメートルほどの場所です。このエステートは、北側の隣接する Château Batailley の一部でした。 

• ゲスティエ家の所有する Batailley は1932年に Eugène Borie の息子 François と Marcel の兄弟が Eugene Borie Frères 社名義で購入した。将来の相続のトラブルを回避するために1942年に2つに分割された。 François はシャトーを含まない小さい方の土地16haと La Courone を取得し、ドメーヌを Haut-Batailley と名付けた。 1951年には第4級 Château Duhart-Milon から区画を購入することでドメーヌの規模を拡大した。

francois-xavier-borie

• Château Haut-Batailley は現在22ヘクタールで、左岸ボルドーの典型的な品種  Cabernet Sauvignon を主に栽培している。小さな区画に植えられている Merlot と Cabernet Franc は最終キュヴェにブレンドされる。
•  Grand vin は Cabernet Sauvignon主体の Bordeaux red blend で、年間生産量は1万ケースに近い。 セカンド・ワインは  La Tour l'Aspic で、敷地内のブドウ畑にある白い塔にちなんで命名されラベルにも描かれている。 La Tour l'Aspic はおよそ1700ケースの生産量です。
• 1974年までワイン作りは Ch.Ducru Beaucaillou で行っていたが、隣接する La Courone に近代的な醸造所を建設し Ch.Haut Batailley 独自で行うようになった。1985年、熟成庫と瓶詰め施設を増設。ますます設備は最新鋭となり、より一層の品質向上が期待できるようになった。

• Borie family は、Saint-Julie の第2級 Château Ducru-Beaucaillou と、同じく Pauillacの第5級 Château Grand-Puy-Lacoste も所有している。

• Marcel Borie は Ch.Batailley(26ha)と Eugene Borie Frères 社を継承し Borie Manoux に社名変更する。Ch.Batailley 側に建っているシャトーの建物は、素朴なバスクスタイルで建設されています。

 

• AOCとは Appellation d'Origine Controlee (原産地統制呼称制度) の略
• フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。
• 1935年にフランスで制定され、INAO（国立原産地名称研究所）が管理をしています。

• AOCが正確な表現で、「AC」は、「AOC」の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合。
• 原産地とあわせて言う場合には、「AC」を使う。例としてAC.Bourgogne との表示は Bourgogneが「O」に当たる原産地なのでACを使っています。

• Chateau system とは、ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度です。
• ボルドーワインは「シャトー・ワイン」と「ゼネリック・ワイン」に分けられる。

• 自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
• 自分の醸造所でワインに仕込む
• 自分のところで樽貯蔵する
• 自分のところで瓶詰めを行う
• Chateau Wine の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。

• ボルドーの大手酒商（メーカーやネゴシアン）が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
• ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。

1. ボルドー全域のもの「Bordeaux」
2. 地区のもの「Medocや Graves・・・・」
3. 村のもの「MargauxやSt-Emilionなど」。これはセミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。