格付けシャトーの実力が気軽に愉しめる Second Label Connetable Talbot

2024年8月14日水曜日

Best Selection記事 Bordeaux Le Medoc

t f B! P L

 
Connetable Talbot

  • 格付けシャトーの実力が気軽に愉しめる Second Label はコストパフォーマンスが最高で、クラシックなボルドースタイルがお好みの方におすすめしたいワインです。

  • このシャトーはシェイクスピアの物語にも登場するイギリスの英雄Talbot将軍の本拠地。


Wine étiquette

2002'02/03 宅飲み



Tasting

  • ボリューム     軽い□□□■□重い
  • タンニン     控えめ□□□■□強い
  • 甘み       ドライ□■□□□甘い
  • 酸味      まろやか□□□■□シャープ
  • 紫がかった深みのあるダークチェリーレッド、 粘性は高い、樽の香り、濃縮された果実身、控えめな酸味、深みのある果実味を感じる。


Profile

  • 【Ownership】Family Bignon-Cordie
  • 【Management】Lorraine Cordier and Nancy Bignon-Cordier
  • 【Region or Appellation】 St.-Julien Medoc > Bordeaux > France
  • 【Wine Style】Red-Savory and Classic
  • 【Grape/Blend】Bordeaux Blend Red
  • 【Food Pairing】Beef and Venison
  • 【平均価格】¥5,000/750ml
  • 【格付け】Medoc Quatriemes Cru Classe(第4級)  の second Label  
  • 【Cepage】Cabernet Sauvignon & Merlot
  • 【Maturation】Oaked
  • 【Alcohol ABV】13%-14%
  • 【Sweetness】Dry


Winery

  • Château Talbot は、 Bordeaux のすぐ北、 Haut-Médoc 地区  Saint-Julien アペラシオンにある1855年のボルドー格付けで第4級に格付けされている名高いドメーヌである。 
  • このドメーヌは、Cabernet Sauvignon が主体で、全生産量の約50~60%を占める Grand vin は、若いうちはスパイシーなアロマと絹のような舌触りで知られるが、安定した熟成能力も高く評価されている。
  • このシャトーは、格付けシャトー畑の中心にあり Léoville 系シャトー (Las Cases, Barton and Poyferré)のちょうど東側にあります。 Saint-Julien-Beychevelle 村の東、サン・ジュリアン地区の最北部に位置しています。
  • メドックでも2番目の大きさ110ヘクタールの広大な畑は、Pauillac アペラシオンとの境界まで広がっている。 メドックの他のトップ・エステートと同様、ブドウ畑は化石が豊富な石灰岩の上に沖積砂利が堆積した Gironde 河口のほとりにあり、Cabernet Sauvignon 66%、Merlot 26%、Petit Verdot 8% が植栽されている。 
  • ブドウは木桶とステンレス・スティール桶のミックスで醸造される。フラッグシップ・ワイン Château Talbot は、オーク樽で約14カ月熟成させる。
  • シャトーの名前は、イギリスの軍人で Guyenneギエンヌの総督であった Connétable Talbot に由来します。
  • 1453年、100年戦争の末期にタルボ将軍は、ここから程近いCastillonカスティヨンの地でフランス軍に敗れ戦死、これによりこの地のイギリス支配の時代が終了します。
  • ボルドーワイン界で有名な家系のひとつ Cordier 家が、前世紀から所有している。 
  • Connétable Talbo は、1960年代のより厳しい選別基準の導入以来存在しています。 特に中国市場向けに Château Talbot に代わって Seigneur de Talbot が造られています。Caillou Blanc は主に Sauvignon Blanc と少量の Semillonで作られます。


Wine 雑学

AOC(AC)ワイン
  • AOCとは Appellation d'Origine Controlee (原産地統制呼称制度) の略
  • フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。
  • 1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
AOC と AC の使い分け
  • AOCが正確な表現で、「AC」は、「AOC」の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合。
  • 原産地とあわせて言う場合には、「AC」を使う。例としてAC.Bourgogne との表示は Bourgogneが「O」に当たる原産地なのでACを使っています。


Chateau system
  • Chateau system とは、ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度です。
  • ボルドーワインは「シャトー・ワイン」と「ゼネリック・ワイン」に分けられる。
「Chateau Wine」
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
  • 自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
  • 自分の醸造所でワインに仕込む
  • 自分のところで樽貯蔵する
  • 自分のところで瓶詰めを行う
  • Chateau Wine の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。

「Generic Wine」
  シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
  • ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
  • ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
 ラベル表示はAOCにのっとって3種類に分けられる。
  1. ボルドー全域のもの「Bordeaux」
  2. 地区のもの「Medocや Graves・・・・」
  3. 村のもの「MargauxやSt-Emilionなど」。これはセミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。


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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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