大好きなワインの保管や保存について

2020年9月9日水曜日

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ワイン好きは一口でも良いから毎日、ワインを口にしたくなるものですね😀😁😂
その気持ちよくわかりますよ😄😆

ワイン好きの皆様、私の体験談を含めた話を少し聞いてください。
ワインには "直ぐに飲めるもの” "数年熟成させるもの” "10年以上の熟成が必要とされるもの” の3種類が有ると思います。
ワイン歴を重ねると購入ワインをベストな状態で飲みたくなるものです(体験者は語る😌)

私の購入ルールは同ヴィンテージの同銘柄のワインは必ず3本買う様にしていました。
Q :なんで?
A :はい、1本目は直ぐに飲み、ワインの素性を確かめます。2本目は3~5年寝かせてから飲みます。最後の1本は2本目の結果で更に寝かせるか、飲むかを決めていました。

この3本ルールを実践した為にみるみるうちにワインが溜まってしまいました。
さすがに之は財力と肝臓力の問題で不可能なのでコスパの良い「新世界のもの」あるいは「フランス産でもボルドー、ブルゴニュー以外のもの」を月の内半分以上は飲んでいました。😅😅😅😂
:保管はどうしてたの?
A :はい、その前にワインを語る時は保管と保存の言葉を使い分けなければなりません。
:理由は?
A :はい、ワインは微妙な生き物でチョットした環境変化でダメになってしまいます。
そんな訳で月単位で保管するような場合は保存が適当かと思います。
えらそうにスイマセン😉😉
私の場合は小型(12本程度)の物1台と、大型(150本)の物2台を自宅に置いてました。
最近ではワインを保存してくれる業者が有りますが、以前は無かったので知合いのショップで預かってくれる事を条件に購入して保存スペースを確保する手段も用いていました。
Q :小型の物を持っておられるのが少し不思議なんですが。
A :はい、理由は簡単です。当初はこれぐらいで十分だろうと考えていました😥😩
あと一つの理由は移動中にワインに混ざった不純物を治める為に1週間程度、休ませてあげる場所に利用していました。😀😁
Q :冷蔵庫ではダメですか?
A :はい、ダメです。冷蔵庫はモーターの振動で瓶の中身が攪拌され不純物が混ざります。セラーに保存するのは液中の不純物を治めるという役目もあります。


ワインラバーの必須アイテム「ワインセラー」について

ワイン好きが高じると良い状態のワインを飲みたくなります。ワインを良い状態で保管するためには湿度・温度管理のためにワインセラーが欲しくなります。
購入を検討するに当たっては、購入代金、月々の電気代などを含めた検討をする必要が有ります。下記の様な事柄を総合的に考えて購入を計画しましょう。

  1. 設置予定場所に収まるサイズか?
  2. 予算は?
  3. ランニングコストは?
  4. 購入目的は?
  5. どれぐらい自分の手元で保管しておきたいのか?
  6. 自分で熟成させたいのか?

ワインセラー価格目安

デザイン、冷却方式、湿度管理性能などによって価格は変わりますが単純に収納本数からみたた価格目安。

  • 小型(12本程度の収納)  ¥15,000~20,000
  • 中型(50本程度の収納)  ¥50,000~100,000
  • 大型(150本程度の収納)  ¥300,000

ワインセラーの概算電気代

  • 小型(12本収納)コンプレッサー式ワインセラーの場合 :405円/月
  • 中型(50本収納)コンプレッサー式ワインセラーの場合 : 470円/月
  • 大型(150本収納)コンプレッサー式ワインセラーの場合:800円/月
因みに4人家族向け冷蔵庫600Lの1ヶ月あたりの目安電気代は614円ですからワインセラーを購入すれば倍の電気代が必要になると考えればよいのでは。

まとめ

ワインの保管保存をどうするか、これはワイン好きの悩みでも有り楽しみでも有る訳ですが、経験上から申し上げると如何に良いセラーを持ったとしても湿気管理が本当に難しいです。ワインセラーの中で大事なワインを劣化させる可能性も有るんでないかと心配したことも有ります。

大事なワインですから、設置場所の問題、電気代の事、停電時の問題、故障時の修理期間の保存はどうするか、新しく購入するのか、等など考えれば心配事のきりが無いです。
反対にワインセラーを購入した時のメリットはと聞かれれば、手短にワインが有りいつでも良い状態のワインが飲めるぐらいですかね。

結論を申し上げるとデイリーワイン用に12本程度収納の懐にやさしい小型のものを購入し、ある期間保存熟成をさせたいワインは専門業者に預けるという選択がベストの様に思います。安心してワインの熟成を待ち、飲める日の楽しみを想像する、最高ですね。

電気代、購入費の計算と専門業者の保管料を比較すると確かに専門業者に預けると若干の割高になるでしょう。しかし物は考えようで間違いなく良い状態で保存してくれるという安心料を買ったと思えば安いものです。
更に言うと投資を考えるなら保存を如何にしていたかが大事な要素になります。個人の保存では信頼が薄いです。やはり実績の有る専門業者に預けなければなりません。


ワインラバーの仲間達たちへ
大事なワインに安心して休める場所を与えてあげてください。
ワイン投資をお考えなら保存を如何にしていたかが大事な要素になります。個人の保存では信頼が薄いです。痛い経験者の言葉です。

私の投資例

Ch.Latour 2000'

購入価格¥29800 2020’の相場価格¥170,000

Ch.Mouton Rothschild 2000’ 

購入価格¥29,800 現在価格¥385,000

付録

ワインセラーの冷却方式

コンプレッサー式、アンモニア熱吸収式、ペルチェ式の3種類の方式があります。

『コンプレッサー式』
コンプレッサーで冷媒を循環し、冷媒の気化熱を利用して冷却を行う方式です。
冷却性が良いため省エネで、多くの家庭用冷蔵庫や開閉頻度の高い業務用ショーケースなどはこの冷却方式を採用しています。
コンプレッサー式のワインセラーも冷蔵庫と同じような音がします。
  • 3種類の中では消費電力量が小さいタイプの冷却方式です。
『アンモニア熱吸収式』
冷媒にアンモニアを使用し、冷媒の循環にはヒーターを用いる。
コンプレッサー式と同様に気化熱を利用する冷却方式です。
  • 音が静かなのが特徴です、
  • 冷却性がコンプレッサー式に比べて低くく消費電力量が比較的大きいです。
『ペルチェ式』
半導体素子のペルチェ効果を利用する冷却方式で安価で小型化しやすいのが特徴です。
  • 冷却の効率が低く大型のワインセラーには適していない。
  • 小型のワインセラーでの使用がメインです。
  • 排熱用のファンが必要になるのでファンの音がします。
  • 冷却効率の低さとファンのため、電力消費量が比較的大きいです。

ワインセラーの電気代計算式

  • 「消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×1kWhあたりの電気料金」で計算できます。
  • 「年間消費電力量(kWh)×1kWhあたりの電気料金」が一年間の電気代の目安です。
1kWhあたりの電気料金27円(全国家庭電気製品公正取引協議会「新電力料金目安単価」)での計算結果。下記金額は季節の温度変化、ワインセラーの性能などは考慮しておりませんので、あくまでセラー購入時の参考としてとらえてください。

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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