ボルドーはシャトー名、ブルゴーニュはクリマ、シャンパーニュはブランド名が重要。
Languedoc-Roussillonでは「葡萄品種」に注目。
Wine étiquette
Tasting
- ボリューム 軽い□□□■□重い
- タンニン 控えめ□□■□□強い
- 甘み ドライ■□□□□甘い
- 酸味 まろやか□□■□□シャープ
- シナモン、フルーツケーキ、ライチのような香り。 繊細な果実味とスパイス。
Profile
- 【Ownership】Michel Tardieu
- 【Region or Appellation】IGP Pays d'Oc > Vin de Pays - IGP > France
- 【Wine Style】Red - Rich and Intense
- 【Grape/Blend】Syrah
- 【Food Pairing】Lamb
- 【2000'平均価格】¥7000/750ml
- 【Alcohol ABV】14%
Winery
- Tardieu-Laurentは、ローヌ渓谷や南フランス地域から産出される高品質のワインを生産するネゴシアン企業です。 1994年にブルゴーニュの醸造家 Dominque Laurent と南フランスの Michel Tardieu によって設立されましたが、現在は Michel Tardieu が単独で運営しています。
- 同社はブドウ園を所有していません。若いワインを購入し熟成とブレンドを経て瓶詰めしている。Tardieu-Laurentはまさに職人的な生産者であり、毎年1ワインにつきわずか20樽程度しか造られていない。
- セラーは Luberon にあるが、生産するワインは Rhône appellations の「Châteauneuf-du-Pape」「Cornas」「Côtes du Rhône」などの赤と白、及び Tavelrosé と赤の Bandol も造っている。
- Luberon は、フランス南東部の Luberon 国立公園の美しい環境で造られるワインの産地です。地理的には Rhone と Provence 間にある。
- ローヌ随一のワインの目利きとして知られる Michel Tardieu はネゴシアンでありながら、各アペラシオンの特質を忠実に表現し、個々のアペラシオンの中でもトップレベルのワインを生み出しています。毎年約20バレルだけ生産されています。
- ワインは全て小さなオーク樽で熟成され、その多くは100%の新樽を使用し清澄や濾過を行わずに瓶詰めされています。ワインにはしばしばオーク由来のクリーミーなニュアンスが見られますが、Michel Tardieu は、果実を際立たせ、各アペラシオンのテロワールを表現することを目指していると主張しています。
Languedoc-Roussillon Wine について
- フランスワイン Midi(Languedoc-Roussillon)の早わかりガイド
- 東の Nîmes と Montpellier から、地中海沿岸に沿ってスペインの国境に至るまでの南フランスのさまざまなアペラシオンの集合体です。
- 文化的に Languedoc と Roussillon は異なります。Languedoc は13世紀からフランスに属する典型的なフランス人です。17世紀にスペインから買収された Roussillon は、スペインとカタロニアの文化の影響を受けています。
- Pays d'Oc IGP が、殆どの Languedoc-Roussillon をカバーしています。ただし、Roussillon 内にブドウ園を持つ生産者は、IGP Côtes Catalanes のラベルを付けるオプションがあります。Languedoc でこのオプションが有るのは、 Hérault と Aude の La Clape と Quatourze に限ります。
- フランスのワイン全生産量の約4分の1は Languedoc-Roussillon で生産されています。スパークリングの Blanquette de Limoux、Banyuls の甘い赤酒精強化ワイン、Côtes du Roussillon のロゼなども含まれています。
- 土壌の種類やテロワールは地形と同じくらい地域によって異なりますが総じて地中海性気候で、暑くて乾燥した地域です。
- Languedoc のブドウ園は主に海岸平野にあり、Roussillon ルシヨンのブドウ園は崖の上にあるか Pyrenees 山脈の麓にあります。
IGP Pays d'Oc
- Pays d'Oc IGP ワインは Vin de Pays d'Oc(1987年に設立)とラベル付けされていましたが、2009年以降、VDPカテゴリーはフランスのワイン法から段階的に廃止されました。現在は、欧州連合の標準化されたワインラベル表示規則の一部として設計されたカテゴリである IGP(Indication Géographique Protégée)に置き換えられています。IGP≒地理的保護表示生産地域
- Pays d'Ocは、フランスの南海岸の広い地域で作られる赤、白、ロゼワインのIGPです。フランス最大のワイン生産地域の1つ Languedoc-Roussillon の全域をカバーしています。この地域のAOCの法律の下で製造されていないすべてのワインを対象としています。その中には Corbières, Minervois, Languedoc のアペラシオンそのものも含まれています。
- Hérault, Aude, Gard, Pyrénées-Orientales そして southern Lozère の6つのコミューンが地理的な境界ではなく管理上の境界でIGPに分類されています。
- Pays d'Oc IGPは間違いなくフランスで最も重要であり、国のIGPワインの大部分を生産しています。
- Pays d'Oc地域は地中海性気候で、夏は暑く乾燥し、冬は穏やかです。降雨量のほとんどは春と秋に集中します。北西からの乾燥した大陸風がブドウ園を冷却するとともに南からの暖かい風との関係で待望の雨をもたらす可能性があります。
- この地域のテロワールのバリエーションは膨大で、辛口の白ワインから酒精強化赤ワインまで、あらゆるものを生産するAOCアペラシオンの多様性に反映されています。同じことが Pays d'Oc IGP の下で生産されるワインスタイルにも当てはまります。全部で63の異なる品種がIGPで許可されています。
- Languedoc-Roussillon のブドウ園全体の半分弱、約115,000haのブドウ園の200の協同組合と1200の民間生産者がIGPに分類されます。 最大収量は、赤ワインと白ワインで1haヘクタールあたり9000L、ロゼで1haあたり10,000Lに設定されています。
- この地域のブドウ栽培の歴史はローマ時代にまでさかのぼりますが、この地域はワイン生産は革新的な事でも知られています。 多くの生産者は生産とマーケティングに新世界のノウハウを採用し、オーストラリアとニュージーランドからワインメーカーを連れてくるドメーヌさえあります。
- 革新性の一例として1900年代初頭に Montpelier の Jean-Eugène Charma によって開発されたスパークリングワインを生産する Charma 方があります。
Wine 雑学
フランスには国で定められたワイン法があります。2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。
AOC(AC)ワイン
AOC(AC)ワイン
- AOCとは Appellation d'Origine Controlee (原産地統制呼称制度) の略
- フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。
- 1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
- AOCが正確な表現で、「AC」は、「AOC」の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合。
- 原産地とあわせて言う場合には、「AC」を使う。例としてAC.Bourgogne との表示は Bourgogneが「O」に当たる原産地なのでACを使っています。
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