ボルドーワインCh.Ducru-Beaucaillou 1975' ゴロゾウ&太郎君

2000年5月7日日曜日

Bordeaux Le Medoc

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お猿さんがゴロゾウ君、僕ちゃんが太郎君、ゴロゾウ君は家へ来てから25年以上、太郎君は20年らいかな。時々女の子の服をきせられていますけどね、一応は君なんです。
いつも一緒にワインを抱えて仲良く座っていますよ(^_^)。
【Ch.Ducru-Beaucaillou 1975'】
【大好き印】★★★★
【種類・格付け】AOCワイン / Chateau Wine / Medoc Grande Cru Classe第2級)
【地 域】Bordeaux
【地 区】Le Medoc
【コミューン】Saint Julien
【生産者】ヒマラヤ杉の香りの長期熟成タイプの昔ながらのClaret(クラレット)をBorieさんが創っています。
【Sepages】68/CS 30/ME 2/CF
Ch.Ducru-Beaucaillou物語
ボルドーのジロンド河の左岸、サンジュリアン村にあるメドック地区グラン・クリュの 格付け2級のシャトーです。Beaucaillouとは、【美しい小石】という意で、ブドウ畑を取り囲む土壌は、主に大きな小石を 含む砂利質土壌です。ジロンド河を見渡す素晴らしい立地に大変美しいビクトリア調のシャトーを所有したスー パーセカンド・一シャトーとして世界的に知られているシャトーです。
歴史は古く 17 世紀の頃はベイシュベルの地所の一部でした。18 世紀になるとBergeron氏が所有し、その頃はシャトー・モーカイユ(Maucaillou)と呼ばれていた。しかし、 フランス語で Mauvaise(悪い)Caillou(小石)という意がシャトーのイメージを損なうという理由でBeaucaillouと改名します。1795年、Bergeron氏の死によりBertrand Ducru氏が所有、そして彼の名に因んで現在のCh.Ducru Beaucaillouが誕生しました。
そして彼の息子Gustaveとその妹Marie Louiseへ相続されました。 Gustave によってシャトーは大々的に改革が行われ1855年のメドック地区格付けの際、 見事 2 級の格付けを獲得します。彼は1857年にはシャトー・ブラネール・デュクリュも購入しています。 その後、ジョンストン家(Jonston)が所有する。
そして、1941年Francis Borie が購入しBorie家の所有が続いています。Francis Borie から息子の Jean Eugéne Borie へ引き継がれ、彼はラグランジュの畑より32ha のブドウ畑を買い足します。1998年の彼の死によって、その息子である François Xavier Borie が所有、2003 年には 彼の弟へと分譲され、現在は Bruno Borie がシャトーを運営管理しています。
シャトー名にもなっている特徴的な小石【Caillou】の存在は、ブドウ栽培において多くの利点をもたらします。雨が降れば 排水を促し、また寒い時期には日中の熱を保ちその熱をさらに気温の下がる夜になるとブドウの樹へ反射してくれます。 それによりブドウの樹は寒波や霜害から守られるのです。また近くには河が流れ、ミクロクライメットをもたらします。潮の 満潮によって一日 4 回に及ぶ河川の動きがブドウ畑上の空気を循環し、寒い冬には寒波を和らげ、暑い夏には涼しく する効果があります。これらの大変素晴らしいテロワールがあるからこそ、今日スーパーセカンドとして 1 級ワインに引け をとらないほどの上質ワインを常に生産しています。 

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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