ブロガーはGAFAを勉強しよう～

具体例で言えば、動画配信サービスに於いても「Google」傘下企業のYoutube、Facebook傘下のInstagram、「Netflix」等の有名サイトが有ります。動画配信で収益をあげようとすれば自分の目的に合うのはどちらか、あるいはどのように活用するのが良作なのかを決めなければなりません。

以下に「GAFA」「FANG」をはじめとする呼称と、取り上げられている企業の概略＆特徴を紹介します。

企業群の呼称

GAFA
「Google」「Apple」「Facebook」「Amazon」の頭文字を集めた呼称。
GAFMA
「Google」「Amazon」「Facebook」「Microsoft」「Apple」の頭文字を集めた呼称。
FANG
「Facebook」「Amazon」「Netflix」「Google」の頭文字を集めた呼称。
FAAA
「Facebook」「Alibaba」「Amazon」「Alphabet」の頭文字を集めた呼称。
FAANG
「Facebook」「Amazon」「Apple」「Netflix」「Google」の頭文字を集めた呼称。
FANNG
「Facebook」「Amazon」「Netflix」「NVIDIA」「Google」の頭文字を集めた呼称

企業の概略&特徴

「Google」

検索エンジンを始めとする様々なWebサービスを提供・運営しています。
インターネット広告の「Google AdSense」「Google AdWords」
Webページのアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」
フリーメールの「Gmail」など、様々なWebサービスを提供しておりその影響範囲は急速に拡大しています。
新しいところでは、データ解析を駆使した自動運転技術も開発しており、膨大なデータを活用した新しい技術やサービスに注目が集まっています。

「Apple」

自社独自のOS開発、Appleブランドで統一したサービスが特徴です。
PC「Mac」、スマートフォン「iPhone」、タブレット「iPad」など、様々なデジタル機器を提供しています。
音楽・動画配信・電子書籍などデジタルコンテンツの配信サービスも持っており、ハード・OS・ソフト・コンテンツをすべて提供できるビジネスモデルが強みと言えます。

「Facebook」

世界中で利用されている実名登録のSNSで利用規模は世界最大級です。
会員内での交流だけでなく、企業による広告配信やユーザーとの交流にも活用されています。近年ではFacebookの投稿から商品を購入できる仕組み（ソーシャルコマース）が生まれるなど、今後も活用の幅は広がっていくものと考えられます。

「Amazon」

Amazonは、世界最大級の「マーケットプレイス型」のネットショップです。
マーケットプレイス型とは、1つのネットショップに複数の企業が商品を「出品」する形式を指し、「楽天」の1つの企業が「1ショップ」という形式で「出店」するのは「モール型」と呼ばれています。
其の他、音楽・動画配信サービスや電子書籍、融資サービス、実店舗への進出などもおこなっています。

「Microsoft」

世界で最も利用されているOS「Windows」高いシェアをもとに、パソコン市場で大きな存在感をみせています。
家庭用ゲーム機「Xbox」の開発、近年ではAI分野にも注力したり、オープンソースへの取り組みも進めています。

「Netflix」

全世界での会員数は1億人を超えるアメリカで最大級の動画配信サービスです。
会員1人ひとりにオススメの動画を紹介する「パーソナライズレコメンド」や、Netflixオリジナルコンテンツなど、様々なサービスで会員数を増やしています。

「阿里巴巴集団」

世界でもトップクラスのシェアを誇る中国のネットショップです。
もともとは企業間の製品売買を仲介するBtoB向けのサービスから始まり、中国国内のみならず、中国と世界の国際貿易でも活用されています。
「taobao」などのBtoC向けネットショップも運営しています。
日本では「Alibaba Japan」という日中貿易のためのサービスを始めており、2000年にソフトバンクグループの出資を受けています。

「Alphabet」

Googleの親会社としてGoogle共同創業者のラリー・ペイジが設立した会社です。
Googleは主力となる検索エンジン事業以外にも、新規事業や企業買収にも積極的に取り組んでいますが、ラリー・ペイジはそれが原因で検索エンジン事業への注力が弱まらないようにと考え、Google本体は検索エンジン事業に集中させ、親会社Alphabetとして様々な分野に進出する事業展開をしています。
自動運転技術やドローン活用など、検索エンジン事業で蓄積した膨大なデータをあらゆる技術に応用させています。

「NVIDIA」

アメリカの大手半導体メーカーです。
コンピューターのグラフィック処理や演算処理を行うGPU（グラフィックス・プロセッシング・ユニット）を開発・販売しています。
ゲームGPUの開発技術を積極的に開示しており、ゲーム開発者からの知名度と人気が高く、Xboxやプレイステーション3のGPU開発も行っています。
ロボットや自動運転車にも利用されているため、今後の活躍に注目が集まっています。

まとめ

取り上げた企業は、様々なサービスのプラットフォームとなっておりIT市場ですでに独占的な地位を占めています。
我々消費者にとって、そのサービスにアクセスするだけで多くの企業や商品の情報を得られるという点では、便利で有り難い存在です。
しかし、次々と新しいサービスや技術が発明されている今、取り上げた企業がその位置を継続できる保証はありません。
最新情報を得るためにこれらの企業に注目し、自社の強みが活かせるチャンスを見逃さないようにしましょう。