1996年、ボニー家が所有者となり、醸造所と熟成庫を最新技術を取り入れた設備に改装。
そして、ボルドー随一のコンサルタント、ミッシェル・ロラン氏を招聘する。
1996年以降の大規模な改革で、一気にグラーヴの上級シャトーの仲間入りを果たしました。
造られるワインは、赤・白共に毎年価格以上の高い品質を安定して保っています。
エレガントながらも風味豊かな味わいで、ビロードのような滑らかさと凝縮した果実味が特徴のワインに仕上がっています。
一口解説
【種類・格付け】AOC / Chateau Wine / Graves Grande Cru Classe
【地 域】Bordeaux
【地 区】Les Graves
【村 名】Leognan
【地 区】Les Graves
【村 名】Leognan
【所有者】このヴィンテージ当時はリドレ家の所有。
【Cepages】CS40%、ME50%、CF10%
エチケット日記
1997’12/20
ま~ちん主催の「ワインの夕べ The Graves」を開催いたしました。
- Ch.Climens 1981'
- Domaine de Chevalier(B) 1992'
- Domaine de Chevalier 1983'
- Ch.Malartic Lagraviere 1983'
- Ch.Haut Baily 1989'
- Ch.Haut Brion 1992'
気品に溢れ新鮮さと力強さ兼ね備えていてDomaine Chevalier1983'以上でメドックのスパー・セカンドに比肩する感じがしました。★★★★
シャトーは「ラリヴェ・オー・ブリオン」と「ドメーヌ・ド・シュヴァリエ」の間という好立地にあり200年以上の歴史があります。元は「シャトー・ラグラヴィエール」と名乗っていました。1803年にマラルティック家がシャトーを購入。
1850年、リカール家の所有となった際「マラルティック・ラグラヴィエール」と改称する。
リカール家は当時、「ドメーヌ・ド・シュヴァリエ」や「シャトー・ド・フューザル」も運営していました。
1876年、海運業を営んでいたリドレ家がオーナーとなった際、 彼らが所有していた帆船「マリー・エリザベス号」を描いたエチケットとなり、現在でもそのデザインが採用されています。
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