フランスボルドーワイン  Ch.de Sainte Gemme 1983'

2022年7月24日日曜日

Bordeaux Le Medoc

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フランスボルドーワイン  Ch.de Sainte Gemme

  • サン・ジュリアンの境界近くにあるワイナリーで隣接する Ch.Lanessan と同じ Bouteiller 家が1960年代から所有しています。
  • この産地のワインの人気としては平均以上です。#フランスワイン #ふだん飲みワイン


Ch.de Sainte Gemme




生産者紹介


生産者  Bouteiller family

『Chateau Lanessan』
  • Chateau Lanessan は、 Bordeaux の Haut-Médoc 地区、 Cussac-Fort-Médocにあるワイン農園である。シャトーは Saint-Julien のすぐ南に位置し、appellation の境界を示す水路を挟んで Château Gruaud-Larose と向かい合っている。
  • 350ha(860a)の Lanessan estate は、85haの畑から Cabernet Sauvignon 主体の Bordeaux red wine を生産しており、しばしば Cru Bourgeois に格付けされている。
  • 畑は、Château de Sainte Gemme, Château Lachesnaye に隣接しています。Lanessan とともに、この3つのシャトーはすべて Bouteiller 家によって所有されており、Lanessan は8世代に渡って所有されている。
  • ドメーヌには14世紀初頭の文書が残っているが、現在の château は1878年に建てられたものである。
  • ワイン生産者としては、その歴史の中で早くから高い評価を得ていた。19世紀初頭には、Médoc の第4級 estates の一つとして非公式に考えられており、1815年のボルドーの名簿「Cocks & Féret」の中で、その名が具体的に記されている。しかし Lenessan は、1855年、自分たちの評判は確かなものであり、得るものは何もないと考え、ワインを格付けに出すことはなかった。
  • 2007年にその格付けが取り消され、2010年に1級格付けの Cru Bourgeois に変わるまで、 Cru Bourgeois Supérieur と見なされていた。
  • 畑のおよそ60%は Cabernet Sauvignon で、35%は Merlot 、残り4%は Petit Verdot と1%のCabernet Franc が植えられている。
  • このエステートは、セカンドワイン Les Calèches de Lanessanと、サードワイン Voyage de Lanessan を生産している。この2つのワインは、若い樹齢のブドウから造られ、ブレンドされる Merlot の量がより多い。


エチケット日記


  • 20000418  家飲み
Ch.de Sainte Gemme



Medoc Cru Bourgeois の歴史


1932年
  • メドック地区のシャトーで、1855年の格付けの対象にならなかったシャトーの内、質の高いワインのシャトーのオーナー達が、自分達のワインに付加価値を付けるために、ワイン仲買人に頼んで作った非公式格付けの「Cru Bourgeois」が発足した。(444銘柄) 
2003年
  • 政府公認の新しい「Cru Bourgeois」の3つの等級リストが発表された。
  1. Cru Bourgeois Exceptionnel  9chateau
  2. Cru Bourgeois Superieurs        87chateau
  3. Crus bourgeois             151chateau
  • ラベルには、総てCru Bourgeoisと表示される。
2007年
  • 行政裁判所でクリュ・ブルジョワの格付けが取り消される。
2009年
  • 3つの等級に格付けされた等級を廃止し、序列のない「Cru Bourgeois reconaissance(認証)」になり格付けというより品質ラベルといった性質の物としての再出発となった。が、これも問題がないわけではなく、これまでCru Bourgeois Exceptionnelに格付けされていた9つのシャトーが脱退する。


Chateau System

  • ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度が「シャトー・システム」です。
    ボルドーワインは「シャトー・ワイン」と「ゼネリック・ワイン」に分けられる。
「Chateau Wine」
  • 「Chateau Wine」の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。
  • 「シャトー名をラベルに表示」できる条件。
  1. *自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
  2. *自分の醸造所でワインに仕込む
  3. *自分のところで樽貯蔵する
  4. *自分のところで瓶詰めを行う
  5. *畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
    「Generic Wine」
    • シャトー名を表示できないので一般的には、地域・地区・村のAOCの名前が大きくラベルに表示されている。
    • ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
    • ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
    • ラベル表示はAOCにのっとって3種類に分けられる。
    1. ボルドー全域のもの「Bordeaux」
    2. 地区のもの「Medocや Graves・・・・」
    3. 村のもの「MargauxやSt-Emilion・・・・」 これはセミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。



          ※上記以外にもラベル「ワイン雑学」に楽しい記事が沢山あります。


          この記事は以下のような人におすすめです!
          • ワイン購入に失敗したくない人
          • ワイナリーの物語を知って飲みたい人
          • ワインの知識を深めたい人


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          趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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