Wine étiquette
Tasting
- ボリューム 軽□□□□■□重
- タンニン 控□□□■□□渋
- 甘み 辛□■□□□□甘
- 酸味 弱□□□■□□強
- しっかりした果実味にふくよかな味わい。味わいのバランスかよい。
Profile
- 【Ownership】Despagne Family
- 【Region or Appellation】Saint-Emilion > Bordeaux > France
- 【Wine Style】Red-Savory and Classic
- 【Grape/Blend】Bordeaux Blend Red Wine
- 【Blend】Merlot, Cabernet Franc, Cabernet Sauvignon
- 【Food Pairing】Beef and Venison
- 【Classification】Saint-Emilion Grand Cru Classé
- 【Sweetness】Dry
- 【平均価格】¥6,000/750ml
Winery
- Château Grand Corbin Despagne は、Bordeaux の Saint-Émilion アペラシオン北部にある Grand Cru Classé のドメーヌである。 ドメーヌは1812年にDespagne 家によって設立され、現在も家族経営のままである。
- Château Grand Corbin Despagne の Grand vin は、Merlot 主体 Cabernet Franc と Cabernet Sauvignonは少量のブレンドです。 凝縮した風味を生み出す樹齢20年以上のブドウを手摘みで収穫する。 発酵後、ワインは40~60%の新樽で12~18ヶ月熟成される。
- セカンド・ワイン Petit Corbin-Despagne のファースト・ヴィンテージは1998年。 このセカンドワインは通常 70%Merlot と 30%Cabernet Franc のブレンドである。 樹齢10~20年のブドウの木から収穫し、年間25,000~40,000本を生産する。
- 樹齢10年以下のブドウの木は、サードワインChâteau Laporte の原料となっている。
- ブドウ畑は、酸化鉄を多く含む砂岩の上に粘土と砂が混ざった土壌と、粘土層の上に古代の砂が混ざった土壌という、2つの異なる土壌構成から成っている。2010年以降、ドメーヌはブドウ畑に徐々に有機農法を導入している。
- ポートフォリオには、Pomerol の Château Le Chemin と、Côtes de Bordeaux Castillon appellation の Château Ampélia もある。
- Saint-Emilion 地区と Pomerol 地区との境界沿いにある Corbin 台地にはシャトー名に Corbin が付くシャトーが五つ有ります。
- Ch.Corbin
- Ch.Corbin Michotte
- Ch.Grand Corbin
- Ch.Grand Corbin Despagne
- Ch.Haut Corbin(2012年、Ch.Grand Corbin に統合される)
産出されるワインの味わいは、ポムロール地区に似ていて黒系果実の完熟感が特徴でジューシーという言葉がピッタリです。
Wine 雑学
AOC(AC)ワイン
- AOCとは Appellation d'Origine Controlee (原産地統制呼称制度) の略
- フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。
- 1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
- AOCが正確な表現で、「AC」は、「AOC」の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合。
- 原産地とあわせて言う場合には、「AC」を使う。例としてAC.Bourgogne との表示は Bourgogneが「O」に当たる原産地なのでACを使っています。
Chateau system
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- Chateau system とは、ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度です。
- ボルドーワインは「シャトー・ワイン」と「ゼネリック・ワイン」に分けられる。
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
- 自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
- 自分の醸造所でワインに仕込む
- 自分のところで樽貯蔵する
- 自分のところで瓶詰めを行う
- Chateau Wine の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
- ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
- ボルドー全域のもの「Bordeaux」
- 地区のもの「Medocや Graves・・・・」
- 村のもの「MargauxやSt-Emilionなど」。これはセミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。
St-EmilionのAC
- 地理に St-Émilion とその北方を取り囲む St-Émilion衛星AOC がある。そして、St-Émilion は同一地域の中には St-Émilion Grands Crus と言う別のACを持っています。
- Classeの付かないこの「Grands Crus」表示のワインは、定められた畑ではなくワインの品質によって選ばれており定期的に検討される。
- 基本収穫量、官能検査、12ヶ月以上の熟成、シャトー瓶詰などが義務付けられ約200ほどのシャトーが指定されている。
- このAC表記のワインは「Grands Crus」の付かない村名ワインの「Saint-Emilion」より、若干上質と言う程度の理解の仕方が妥当と思われますので生産者を重視してください。
関連記事
- Corbin 名が付くシャトーのひとつ Ch.Corbin Michotte 1995'
- 台北グルメツアー(2000’04/28~05/05)で飲んだ Ch.Corbin 1995'
- 繊細でエレガントなワイン Ch.Grand Corbin 1995'
- 穏やかなメルロー主体ワイン Ch.Grand Corbin Despagne 1989'
- https://longstay-wine.blogspot.com/
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
0 件のコメント:
コメントを投稿