畑は Cheval Blanc と Figeac に囲まれた最高の場所にあるというか、1879年まではFigeac の一部でした。
Wine étiquette
Tasting
- ボリューム 軽□□□□■□重
- タンニン 控□□□■□□渋
- 甘み 辛□■□□□□甘
- 酸味 弱□□□■□□強
- フルーティで甘い華やかな香りが抜栓してすぐに立つ。口に含むとまろやかな甘さと渋み、飲みやすい飲み口ながら、しっかりした味わいで余韻がある。
Profile
- 【Ownership】Rettenmaier 家
- 【Region or Appellation】Saint-Emilion Grand Cru > Saint-Emilion > Bordeaux > France
- 【Wine Style】Red-Savory and Classic
- 【Grape/Blend】Bordeaux Blend Red Wine
- 【Blend】Merlot, Cabernet Franc
- 【Food Pairing】Beef and Venison
- 【Classification】Saint-Emilion Grand Cru Classé
- 【Alcohol ABV】13 - 14.5%
- 【Sweetness】Dry
- 【Maturation】Oaked
- 【平均価格】¥7,000/750ml Saint-Emilion Grand Cru の高価格ワインのひとつ。
Winery
- Château La Tour Figeac は、Bordeaux 右岸 Saint-Émilion のドメーヌです。Merlot 主体 Cabernet Franc ブレンド の赤ワインを生産しています。Saint-Émilionの格付けでは Grand Cru Classé のエステートです。
- この土地はかつて隣接する Château Figeac の一部で、19世紀には200ヘクタールもあったが、1879年に La Tour Figeac となる土地を Cobière 家に売却した。現在も Château Figeac は、 Saint-Émilion で最も大きなエステートのひとつである。
- 1881年、La Tour Figeac は半分に分割され、La Tour Figeac と La Tour du Pin Figeac となりました。
- 現在、Château La Tour Figeac は、Saint-Émilion と Pomerol の境界に14.5ヘクタールを所有している。 およそ60%が Merlot 、40%が Cabernet Franc で、ビオディナミ農法で栽培されている。Château Figeac と Château Cheval Blanc に隣接しています。
- La Mondotte,Clos de L’Oratoire,Pavie Macquin などスーパー・サンテミリオンを生み出す天才コンサルタント Stéphane Derenoncourt がドメーヌに携わり、彼の妻 Christine がディレクターを務めている。
- Grand Vin はステンレス・タンクと木桶で発酵され、ヴィンテージによって異なるが、約50%の新樽で樽熟成される。
- セカンドワイン L'Esquisse de La Tour Figeac もまた、Merlot 主体 Cabernet Fran のブレンドです。 2000年にミレジムとしてリリースされた。
Last updated 22-Oct-2021
Wine 雑学
AOC(AC)ワイン
- AOCとは Appellation d'Origine Controlee (原産地統制呼称制度) の略
- フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。
- 1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
- AOCが正確な表現で、「AC」は、「AOC」の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合。
- 原産地とあわせて言う場合には、「AC」を使う。例としてAC.Bourgogne との表示は Bourgogneが「O」に当たる原産地なのでACを使っています。
Chateau system
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- Chateau system とは、ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度です。
- ボルドーワインは「シャトー・ワイン」と「ゼネリック・ワイン」に分けられる。
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
- 自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
- 自分の醸造所でワインに仕込む
- 自分のところで樽貯蔵する
- 自分のところで瓶詰めを行う
- Chateau Wine の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
- ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
- ボルドー全域のもの「Bordeaux」
- 地区のもの「Medocや Graves・・・・」
- 村のもの「MargauxやSt-Emilionなど」。これはセミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。
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