ボルドーのブレンドには不可欠な主力品種「メルロ」「カベルネソーヴィニヨン」に「カベルネフラン」の絶妙な配合で酸味も控えめで軽快な味わいに仕上げています。
販売参考価格(2020年)
「1995'ヴィンテージ」¥4800
https://longstay-wine.blogspot.com/2020/09/blog-post_8.html
ひとくち解説
【種類/格付け】AOC / Chateau Wine / St.Emilion Grands Crus
*2006年のサンテミリオン格付け見直しでSt.Emilion Grands CrusからGrands crus Classesに格上げされています。
【地 域】Le Bordeaux
【地 区】Libournais
【村 名】St.Emilion
【生産者】ポムロルの名家、ジロー家が所有しています。
【平均的Cepages】68/ME 27/CF 5/CS
【地 区】Libournais
【村 名】St.Emilion
【生産者】ポムロルの名家、ジロー家が所有しています。
【平均的Cepages】68/ME 27/CF 5/CS
【新樽使用比率】30%
こぼれ話
- 畑はCorbin台地のCh.CorbinとCh.Corbin Despagneに挟まれています。
- 2006年のサンテミリオン格付け見直しでSt.Emilion Grands CrusからGrands crus Classesに格上げされました。
- サンテミリオン地区は粘土質でも育つメルロが全体の60%を占めています。
Ch.Grand Corbinの特徴
「カベルネフラン」の配合比率を多くする事によって、ボルドー地区の主力品種「カベルネソーヴィニヨン」と「メルロ」の強い風味を和らげ、酸味も控えめにし熟成を早くさせています。
「カベルネフラン」と「メルロ」を非常にうまくブレンドし、そこに小量のカベルネソーヴィニヨンを加える事により、繊細にして深みのある、優れた香りを放つワインとなっています。
Classeの付かない「St-Émilion Grands Crus」のラベル表示について。 St-Emilionは同一地域の中に、St-Emilion Grands Crusと言う別のACを持っています。Classeの付かないこの「Grands Crus」表示のワインは、定められた畑ではなくワインの品質によって選ばれており定期的に検討される。基本収穫量、官能検査、12ヶ月以上の熟成、シャトー瓶詰などが義務付けられ約200ほどのシャトーが指定されている。 このAC表記のワインは「Grands Crus」の付かない村名ワインの「Saint-Emilion」より、若干上質と言う程度の理解の仕方が妥当と思われます。生産者を重視してください。
St-EmilionのACは、地理的に<St-Émilion>とその北方を取り囲む<St-Émilion衛星AOC>があります。そして、 <St-Émilion>は同一地域の中に<St-Émilion Grands Crus>と言う別のACを持っています。