フランスワインとは❓ 産地とAOC制度

2020年9月9日水曜日

Wine雑学

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ワインは世界中で造られています。そして、それぞれの国、地域、地区によって気候や歴史・風土の違いによって様々なワインが造られ見事なワイン文化を形成しています。

産地

  1. 「Champagne」
  2. 「 Alsace」
  3. 「 Loire」
  4. 「 Bourgogne」
  5. 「 Bordeaux」
  6. 「 Jura Savois」
  7. 「 Rhone」 
  8. 「 Southwest 」
  9. 「Provence」
  10. 「 Languedoc Lussilons」

法的カテゴリー

フランスワインは法律により厳しく管理されています。

 

AOC ワイン

全生産量の42%がこのカテゴリーに入ります。
1935年に優れた産地のワインを保護、管理することを目的としてAOC(原産地統制呼称法)が制定された。
AOCを名乗るための主な規制は
*その地で収穫された葡萄のみを使用していること
*許可されている葡萄品種であること
*最低アルコール度数の規定
*栽培法等に関する諸規定
*生産過剰による品質低下を防ぐための生産量の制限
*原料葡萄の糖度に関する規定
*醸造法の規定
原産地呼称は
「地方→地区→村→畑」という順序で、単位が狭められていき、区画が小さくなるにつれ規制内容は厳しくなります。そして当然上質になる。

Vins de Pays (地酒)

全生産量の12%がこのカテゴリーに入ります。
限定された産地の決められた葡萄品種で造られており、産地の個性が有ります。
ラベルに「 Van de Pay 」と表記され、その後に産地名が付記される。
日本に輸入されるこのカテゴリーのワインはフランス南部のものが多い。

Vins de Table (テーブルワイン)

全生産量の26%がこのカテゴリーに入ります。
原産地、原産国の異なるワインをブレンドして造られる。
フランス産のみのワインをブレンドして造ったワインは「Vin de table francais」と表示される。地中海沿岸で大量生産されるワインをブレンドしたものが多い。

AOC制度

  • 原産地呼称制度で厳しく管理されています。
  • Appellation d'Origine Controleeの略
  • 1935年に設立された国立委員会(後のINAO)が、条件をみたしたワインにのみ、その原産地の名称を許可するAOCが法制化された。
  • AOCの制度の目的は、ワイン産地の名称を法律に基づいて管理し、生産者を保護することにある。厳しい規制は、消費者に対して品質を保証するものにもなっている。
フランスのワイン生産地には、最も良い土壌、その土壌と気候に最も適した葡萄品種、その品種に最も適した栽培方法や醸造方法を何世代にもわたって培ってきた伝統と歴史があり、
ワインの品質と個性は、産地の土壌や気候などの自然条件と、その土地の人々がつちかってきた伝統が結びついたものであるという考えがあって、地理的名称が重視されAOCという考え方に収斂されました。

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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