このワイナリーでは、Merlot 種が主要なブドウ品種であり、畑の大部分の85%を占めています。
Wine étiquette
Tasting
- ボリューム 軽□□□□□□□■□□重
- タンニン 控□□□□□□□■□□渋
- 甘み 辛□■□□□□□□□□甘
- 酸味 弱□□□□□□□■□□強
- バランスが良く、コーヒー豆をローストしたような香ばしく甘い香りや、しかも濃厚ながら滑らかな味わい。
Profile
Château Cap de Faugeres
- 【Ownership】Silvio Denz
- 【consultant Enorogu】 Michel Rolland
- 【Region or Appellation】Cotes de Bordeaux > Castillon Cotes de Bordeaux
- > Medoc > Bordeaux > France
- 【Classification】
- 【Wine Style】Red-Savory and Classic
- 【Grape/Blend】Bordeaux Blend Red Wine
- 【Blend】Cabernet Sauvignon, Merlot, Cabernet Franc
- 【Food Pairing】Beef and Venison
- 【Sweetness】Dry
- 【Maturation】French Oaked
- 【Alcohol ABV】14.5%
- 【Avg. Price 】¥3,000/750ml
Winery
- Ch.Cap de Faugères は、Castillon Côtes de Bordeaux appellation の Sainte-Colombe 村に46haのブドウ畑を所有するワイン醸造所です。
- Merlot を主体、少量の Cabernet Franc と Cabernet Sauvignon をブレンドしたボルドー産赤ワインを約10万本生産しています。
- 1823年、Esquissaud 家は Faugères 地区の3つのシャトー、Ch.Cap de Faugères, Ch. Faugères,Ch.Péby Faugères を購入しました。1987年に Pierre-Bernard Guisez が家業を引き継ぎ、2005年に香水デザイナーでありヨーロッパのワイナリーオーナーである Silvio Denz に買収されるまで、3つのシャトーを経営しました。Pierre-Bernard Guisez は、 consultant oenologist の Michel Rolland と協力して、Ch.Cap de Faugères のポートフォリオを拡大しました。
- このワイナリーでは、Merlot 種が主要なブドウ品種であり、畑の大部分の85%を占めています。残りの15%は、 Cabernet Franc と Cabernet Sauvignon 構成されています。これらのブドウ樹は、平均樹齢30年で、環境に配慮した栽培方法で栽培されています。
- Ch.Cap de Faugères の醸造は、重力流システムを用いて行われます。発酵前にブドウは低温浸漬され、その後、温度管理されたステンレス製タンクと木製の大樽の混合で発酵されます。発酵後、ワインは12〜14ヶ月間、オーク樽で熟成されます。
- Ch.Cap de Faugères では、特に高品質なテロワール(土壌、気候、地形などの総称)で育った古いブドウの木から造られる La Mouleyrラ・ムレイユという別のワインも生産しています。最初のヴィンテージは2012年にリリースされ、現在では年間約2400本が生産されています。
Last updated 25-Feb-2025
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Wine 雑学
Bordeaux Wine
ボルドーワイン
ボルドーの特有の制度 Chateau system
- ボルドーはフランスのAOCワインの約4分の1に当たる膨大な量のワインを産出しています。また質においても並酒から最高級ワインに至るまで有る幅広く多彩な銘醸地域であります。
- 1855年、ナポレオン3世によって、この年に開催されるパリ万博の目玉商品として赤ワインは Medoc 地区のものが61選ばれ1級から5級までのランク付けがされた。唯一の例外はグラーブの「オー・ブリオン」がメドック以外から1級に格付けされています。白ワインはソーテルヌのものが26選ばれています。
- 水はけのよい砂礫層(小石、砂、砂利の混合土)の土壌は主要品種であるカベルネ・ソーヴィニヨン種に最適です。これに多くはメルロ種を配し、長期保存の可能な、コシのある、しっかりした赤ワインを生み出しています。
- AOCとは Appellation d'Origine Controlee (原産地統制呼称制度) の略。
- フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。
- 1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
- AOCが正確な表現で、「AC」は、「AOC」の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合。
- 原産地とあわせて言う場合に「AC」を使う。 AC.Bourgogne の Bourgogneが「AOC」の「O」に当たる原産地名となります。
ボルドーの特有の制度 Chateau system
- ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度です。
- ボルドーワインは「Chateau Wine」と「Generic Wine」に分けられる。
- シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
- 自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
- 自分の醸造所でワインに仕込む
- 自分のところで樽貯蔵する
- 自分のところで瓶詰めを行う
- Chateau Wine の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。
- シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
- ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
- ラベル表示はAOCにのっとって3種類に分けられる。
- ボルドー全域のもの「Bordeaux」、地区のもの「Medocや Graves・・・・」、「MargauxやSt-Emilionなど」村名表記されたものは、セミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。