記憶に残る関西観光・食道楽 大阪の市場飯

2025年5月6日火曜日

大阪の空の下

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#観光

江戸時代、大阪は縦横に開削されていた堀川で諸国からの物品の陸揚げが行われ多くの市場が開かれていた。

西区に有った大阪最大の魚市場「雑喉場(ざこば)」、天満の青物市場、堂島の米市は、上方三市として繁栄し明治維新後も「天下の台所」といして「食い倒れの街」を支えてきた。

昭和のはじめまでにぎわった有名な市場に「天満」、「ざこば」、「靭」、「木津」、「難波」などがありましたが、これらの殆んどは1931(昭和6年)に開場された近代的な大阪中央卸売市場に吸収されてしまった。


中央市場

「ゑんどう」すし

寿司桶からシャリを、ふわっと掴みとり、ネタを上にのせる「つかみ寿司」と命名され、握り寿司とは一見を画す寿司が提供されます。

握りこまれていないにも関わらす箸で掴み上げても崩れず、口に入れるやいなやほろっと崩れ落ち、新鮮なネタから出る甘みが口中に充満します。


つかみ寿司

明治40年(1907')、雑喉場(ざこば)で商われる新鮮な材料を用い、 温かいごはんでにぎり、それが口の中でこぼれるような握りこまない独特のつかみ寿司を考案し、創業100年を迎えています。

新鮮なネタ、備前米やミネラルが豊富で栄養価も高い水など、こだわりの素材と、炊きたてのごはんを冷まさずにそのまま寿司にしているため、口に入れるとほろっと崩れる寿司です。

三代目とは同じロイヤルスイミングクラブの会員としてのご縁があり親しくしていただきました。私はここ10年台湾暮らしをしておりご無沙汰しておりますが、また世界クルーズの話などをお聞きしたいものです。

アクセス

千日前線「玉川」徒歩5分。

水都大阪の楽しみ方。水上タクシーで「大阪市中央卸売市場前港」へ

行き新鮮な魚介類を食べる、これも一興ですよ。 

大阪木津卸売市場

大阪木津卸売市場は、発祥300年の歴史を持つ、日本最大級の規模を持つ民間卸売市場です。

「なにわの台所」として大阪の食文化を支え、大阪市民から愛され続けている卸売市場です。

平成22年には、改築した従来の卸売市場に加え、業務用スーパー、スーパー銭湯、大型駐車場を併設した木津卸売市場が開場しました。全館空調を施した快適な環境で、一般客も買い物ができます。

観光モデルコース
 食材の買物
 卸売市場の新鮮な食材を使った飲食店で昼食
 スーパー銭湯で旅の疲れを癒やす
 居酒屋Time

お勧め飲食店

 当志郎(大衆食堂・のっけ丼・肉巻き)  西側出入り口付近

肉巻き

  三ツ輪食堂(大衆食堂・肉巻き・天ぷら) 西側出入り口付近

お造り定食

 魚市食堂(海鮮丼専門店) 西側出入り口付近

海鮮丼

 かなえ寿司(つかみ寿司) 東側出入り口

 創業明治33年。つかむようにふんわり柔らかく握る「つかみ寿司」は、せっかちが多い大阪で、しかも早朝の仕事明けの職人さんにテキパキと握り、しかも生きの良さも強調するために考案されたと聞いている。

「つかみ寿司」は口に運ぶとシャリが崩れ落ち独特の食感をもたらします。「むらさき」は刷毛でつけてくださいね

つかみ寿司

 うちだ(居酒屋) 東側裏手


 屋台焼肉 コブスター 東側裏手

 店内、店外で食べられます。広々とした店外スペースでBBQ感覚を味わいながら食べる焼肉は格別の味です。店主厳選の普段味わえない珍しい部位や肉の旨味が待ち受けています。


 湯源郷 太平のゆ

 8種のお風呂と6種の岩盤浴。食事処では市場直送の新鮮な魚介が味わえます。


天満市場

「ぷらら天満」と名を変え周辺の天神橋筋商店街とともに、日本一長い商店街を構成しています。

黑門市場

老舗の鮮魚店などが頑張っていますが今は観光客相手の飲食店化した店が増え市場としての機能は薄れました。昔日の黒門を懐かしく思うのは私だけでしょうか。


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自己紹介

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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