酒造メーカー Suntory は Ch.Lagrange と Ch.Beychevelle のオーナーです
Wine étiquette
Tasting
- ボリューム 軽□□■□□重
- タンニン 控□□■□□渋
- 甘み 辛□■□□□甘
- 酸味 弱□□□■□強
- ミディアムボディ。 フレッシュなフィニッシュが長く続き、鮮やかでジューシーなカシスの果実味。
Profile
- 【Ownership】Grand Millésimes de France( Suntory と Castel の合弁会社)
- 【Region or Appellation】Saint Julien > Medoc > Bordeaux > France
- 【Wine Style】Red-Savory and Classic
- 【Grape/Blend】Bordeaux Blend Red
- 【Food Pairing】Beef and Venison
- 【平均価格】¥19,000/750ml
- 【格付け】4eme Grand Cru Classé
- 【Blend】Cabernet Sauvignon, Merlot , Cabernet Franc, Petit Verdot
- 【Maturation】Oaked
- 【Sweetness】Dry
Winery
- Château Beychevelle は、Bordeaux 北部の Haut-Médoc地区、 Gironde 河口の左岸に位置する Saint-Julien appellation に拠点を置く、評価の高いドメーヌである。 1855年のボルドー格付けでは、第4級に格付けされている
- このドメーヌのフラッグシップの Cabernet Sauvignon 主体のワインは、しなやかな力強さと滑らかで豊かなテクスチャーで知られ、優れたヴィンテージは素晴らしい熟成能力を持つ。
- この250ヘクタールの広大な畑は、Saint-Julien appellation の南東に位置し、Beychevelle の小さなコミューンから少し離れています。シャトーの建物は Branaire-Ducru の東、Ducru-Beaucaillou の南に有る。
- Beychevelle のブドウ畑は、90ヘクタールの深いガロンヌ川砂礫地に広がっており、Cabernet Sauvignon 62%が植えられています。残りの畑は、Merlot 31%、Cabernet Franc 5%、Petit Verdot 2%が植えられている。
- その名を冠したフラッグシップ・ワインは、オーク樽で18ヶ月熟成させるが、その半分は新樽である。 セカンド・ワインの Amiral de Beychevelle は、グラン・ヴァン用ではないロットから造られる。
- 畑のいくつかの区画は Saint-Julien の境界線の外側にあるため、 Haut-Médoc の格付けで Les Brulières de Beychevelle として造られている。
- Beychevelle という名前は、16世紀にドメーヌを所有していた海軍提督、初代 Epernon Duke に由来する。 Garonne 川を行き交う船は、敬意を表して帆を下げなければならず、"Baisse-Voile帆を下げる"という言葉が Beychevelle になった。
- シャトーは現在、 Castel と Suntory の合弁会社 Grand Millésimes de France が所有している。
Wine 雑学
AOC(AC)ワイン
- AOCとは Appellation d'Origine Controlee (原産地統制呼称制度) の略
- フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。
- 1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
- AOCが正確な表現で、「AC」は、「AOC」の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合。
- 原産地とあわせて言う場合には、「AC」を使う。例としてAC.Bourgogne との表示は Bourgogneが「O」に当たる原産地なのでACを使っています。
Chateau system
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- Chateau system とは、ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度です。
- ボルドーワインは「シャトー・ワイン」と「ゼネリック・ワイン」に分けられる。
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
- 自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
- 自分の醸造所でワインに仕込む
- 自分のところで樽貯蔵する
- 自分のところで瓶詰めを行う
- Chateau Wine の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
- ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
- ボルドー全域のもの「Bordeaux」
- 地区のもの「Medocや Graves・・・・」
- 村のもの「MargauxやSt-Emilionなど」。これはセミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。
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- https://longstay-wine.blogspot.com/
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
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