Wine étiquette
Tasting
味わい/香り
- ボリューム 軽□□□□■□□重
- タンニン 弱□□□□■□□渋
- 甘み 辛■□□□□□□甘
- 酸味 弱□□□□□■□強
- タンニンもバランス良く、とてもシルキーな口当たりで美味しい。
Profile
概要
- 【Ownership】Gonzague Lurton
- 【Region or Appellation】Margaux > Medoc > Bordeaux > France
- 【Wine Style】Red-Savory and Classic
- 【Grape/Blend】Bordeaux Blend Red
- 【Blend】Cabernet Sauvignon, Merlot, Cabernet Franc
- 【Food Pairing】Beef and Venison
- 【平均価格】¥11,000/750ml
- 【Classification】2eme Grand Cru Classé
- 【Maturation】Oaked
- 【Alcohol ABV】12.5 - 14%
- 【Sweetness】Dry
Winery
- Château Durfort-Vivens は、 Margaux appellation にある Bordeaux wine のドメーヌである。
- 1855年の Médoc 格付けでは第2級 の grands crus classés のひとつにランクされている。
- このドメーヌは、1990年代初頭に経営を引き継いだ Gonzague Lurton が監督している。
- 後のアメリカ大統領であり、ワイン愛好家としても知られる Thomas Jefferson がフランス革命直前に訪れたエステートのひとつである。 当時駐仏大使だった Thomas Jefferson は、Durfort-Vivens をLafite, Latour, Margaux のすぐ下に格付けした。
- 19世紀の革命後、この地域にある多くの土地と同様に、この荘園も所有者の交代が続きました。これは20世紀まで続き、1937年 当時、わずか数百メートル北東にある Château Margaux にも出資していた Lurton 家によってシャトーが購入された。
- 1962年、同じ一族の Lucien Lurton がドメーヌを購入した。 1992年にシャトーの経営を息子の Gonzague Lurton に引き継いだ。 それ以来、Gonzague Lurton はセラーを改築し、最近ではドメーヌを「2015年に Ecocert の認証取得した有機栽培」と「2017年に Demeter の初認証取得したビオディナミ農法」に転換した。
- 55ヘクタールのブドウ畑は、砂と粘土をベースにした深い砂利土壌に、およそ70% の Cabernet Sauvignon、24%の Merlot 、6%の Cabernet Franc が植えられている。
- ワイナリーには、特定の畑の区画に合わせた大きさの木桶とコンクリート桶がある。 発酵後、ワインメーカーは、通常、生産量の40%程度のグラン・ヴァンを貯蔵するのに最適な樽を選び、ワインは通常、新樽比率35~45%のフレンチオークのバリックで約18カ月間熟成させる。
- 残りはセカンドワインの Vivens de Durfort-Vivens (旧 Segond de Durfort)に使用される。Le Relais de Durfort Vivens と Jardins de Durfort も生産しており、どちらもセカンド・ワインの別ラベルと言われている。
- 過去に Château Margaux に買収されてセカンドワイン化していた時期が有り、 Lurton 家が所有・運営するようになった今でも、最も Château Margaux のスタイルに近いシャトーと言われています。 Merlot の比重を減らし Cabernet Sauvignon 主体で仕立てる独特のスタイルは、 Château Margaux に共通するスタイルです。
- Lurton一族の所有シャトーは、Cantenac Bouscaut Climens Villegeorge 等が有ります。
Last updated 10-May-2023
Wine 雑学
AOC(AC)ワイン
- AOCとは Appellation d'Origine Controlee (原産地統制呼称制度) の略
- フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。
- 1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
- AOCが正確な表現で、「AC」は、「AOC」の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合。
- 原産地とあわせて言う場合には、「AC」を使う。例としてAC.Bourgogne との表示は Bourgogneが「O」に当たる原産地なのでACを使っています。
Chateau system
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- Chateau system とは、ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度です。
- ボルドーワインは「シャトー・ワイン」と「ゼネリック・ワイン」に分けられる。
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
- 自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
- 自分の醸造所でワインに仕込む
- 自分のところで樽貯蔵する
- 自分のところで瓶詰めを行う
- Chateau Wine の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
- ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
- ボルドー全域のもの「Bordeaux」
- 地区のもの「Medocや Graves・・・・」
- 村のもの「MargauxやSt-Emilionなど」。これはセミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。