発泡性ワインの呼称の違いって知ってます? Champagne Cremant Franciacorta Cava,

2020年5月19日火曜日

Wine雑学

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暑い季節が来るとキリキリっと冷えた泡物を飲みたくなりますよね。
食前、食中、食後、はたまた深夜にJAZZでも聞きながらしっとりと楽しめる幅広く活躍してくれる重宝なものです。
そんな発泡性ワインの違いをワイン選びの知識として違いを知っておくと便利ですよ。
#Champagne  #Cremant #Franciacorta #Cava #スパークリングワイン

買物の為の一口解説

スパークリングワインは各国で様々なスタイルがあり、色んな呼称で呼ばれていますのでシャンパンと同様のシャンパーニュ方式(瓶内2次発酵)で造られたスパークリングワインのみの解説とします。

Champagne 

シャンパンを名乗る4条件は、「産地がシャンパーニュ地方である事」「特定の品種を用いる」「シャンパーニュ製法と呼ばれる伝統的な製法で製造する」「アルコール度数が11%以上」。

使用できるブドウ品種は「シャルドネ」「ピノ・ノワール」「ムニエ」「ピノ・グリ」「アルバンヌ」「プティメリエ」「ピノ・ブラン」の7品種です。
稀に単一品種100%のシャンパンもありますが多くは「シャルドネ」「ピノ・ノワール」「ムニエ」の3品種をブレンドして造られます。

法律で定められた製法で作られなければならない。

ラベルに必ず「Champagne」と表記しなければならない。


Cremant

フランスのシャンパーニュ以外の地域で、シャンパンと同様のシャンパーニュ方式(瓶内2次発酵)で造られたスパークリングワインです。
シャンパーニュ製法の上質なスパークリングワインでありながらシャンパンよりも手頃な価格である場合がほとんどです。アルザス地方のCrémant d'Alsace等が有名です。

Cava

 スペインのカタルーニャ地方で造られるシャンパーニュ方式(瓶内2次発酵)で造られるスパークリングワインです。
「マカベオ」「パレリャーダ」「チャレッロ」が主要品種で「シャルドネ」と「ピノ・ノワール」も認められています。
カヴァは1000円代で楽しめるコストパフォーマンスが高いスパークリングワインです。

Franciacorta

イタリアはロンバルディア州東部のフランチャコルタ地方で造られる、シャンパーニュ方式(瓶内2次発酵)で造られるスパークリングワインです。
「ピノ・ビアンコ」「シャルドネ」「ピノ・ネーロ」が主要品種です。
カヴァと比較すると価格もそれなりでコスパは悪い。

Spumanteとは、イタリア語でスパークリングワインを示す言葉で、イタリアで造られるすべてのスパークリングワインの総称です。

まとめ

スパークリングワインとは「発泡性ワインの総称」です。つまり、シャンパンは「スパークリングワイン」のうちのひとつのカテゴリーという事です。
呼称に拘らず世界のスパークリングワインを楽しみましょう。

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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