「台湾銀行 本店」
【建物】1938年(昭和13年)竣工 市定古跡
【設計】西村好時
【場所】MRT台大医院駅徒歩7分 中正区重慶南路1段120号
統治開始3年目の1897年(明治30年)に商業の中心地であった「大稲埕」に台湾銀行を設立。現在地の「総統府」の北側へは1903年(明治36年)に移転。しかし木造建築で有った為、白蟻被害に会い、現在の建物を1938年(昭和13年)に再建。重慶南路1段に面し、北から台湾銀行(経済)、総督府(行政)、高等法院(司法)、と並んだこれらの建物は、まさに日本統治の象徴そのもの です。現在は中華民国の台湾銀行として営業をしております。
再建計画図
「旧・台湾銀行宿舎」近隣の日本家屋
「台湾銀行頭取宿舎」(現)大同の家(網球場含む)自由の家
【建物】1902年(明治35年)竣工 市定古跡
【場所】MRT小南駅 台北市中山区愛国西路16号
木造とコンクリートの複合建築で建てられたようですが現状は崩壊寸前です。1Fは宴会と会議室、2Fが宿泊施設となっていた。
戦後は雑誌「自由中国」が反共の講演を恒常的におこない、 歴史的に意義が有るとして「自由の家」の名称で市定古墳の指定を受けております。
MRT小南門駅を地上に出るとすぐに目につく古跡が「大同の家(網球場含む)」と「厳家淦先生故宅」です。この周辺は官庁、軍関係の建物が沢山あり、公安員が数m置きに配置されております。写真撮影などはマークされており、その行動は他の公安員にマイクで連絡されています。
「北投台湾銀行宿舎」
【建物】大正年間竣工 市定古跡
【場所】MRT新北投駅徒歩15分 台北市北投区温泉路103号
渓流のせせらぎが聞こえる緑の木々の中に荒れるにまかせた(旧)台湾銀行北投宿舎があります 。現在は建設用のバリケードで囲われていますが広大な敷地だ。
わずかに残る用途不明の建物
再建計画図
「旧・台湾銀行宿舎」近隣の日本家屋
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