1855年の格付時には、一級シャトーの「Lafite」「Latour」「Margaux」「Haut Brion」の四大シャトーと、二級シャトーのトップクラスの「Mouton」に次ぐボルドーの最高ワインとされていた。
Wine étiquette
Tasting
- ボリューム 軽□□□□■□□重
- タンニン 控□□□□■□□渋
- 甘み 辛□■□□□□□甘
- 酸味 弱□□□□□■□強
- 良いものには違いないが骨太のきりっとしたものが欲しいですね。感動的なものを感じ無いのは私のMargaux村の苦手意識が原因かな。
Profile
- 【Ownership】Chanel
- 【Region or Appellation】Margaux > Medoc > Bordeaux > France
- 【Classification】2eme Grand Cru Classé
- 【Wine Style】Red-Savory and Classic
- 【Grape/Blend】Bordeaux Blend Red Wine
- 【Blend】Cabernet Sauvignon, Merlot, Petit Verdot & Cabernet Franc
- 【Food Pairing】Beef and Venison
- 【Sweetness】Dry
- 【Maturation】French Oaked
- 【Alcohol ABV】13%
- 【Avg. Price 】¥18,000/750ml
Winery
- Château Rauzan-Ségla は、1855年の Medoc と Graves の格付けで定められた、Bordeaux、Margaux の2級畑である。
- 70ヘクタールの畑の62パーセントを Cabernet Sauvignon が占め、36パーセントが Merlot 、残りを少量の Cabernet Franc と Petit Verdot ドが占める。 土壌は第四紀の河岸段丘にある粘土砂利で、より深い細かい砂利のエリアもある。
- セカンドワインの Ségla は、グランヴァンよりも親しみやすいスタイルで造られている。
- 1994年にファッション大手 Chanel に買収されて以来、 Rauzan-Ségla の品質は向上した。 機械収穫は廃止され、畑は区画ごとに作業されるようになった。 ブドウは手作業で選別され、高品質の Sessile oak の樽で熟成される。
- Grand vin は新樽比率60%のオーク樽で18ヶ月間熟成させる。
- このシャトーは1661年、 Bordeaux の歴史上重要な人物で、当時 châteaux Margaux と Latour を所有していた Pierre Desmezures によって、 Domaine de Rauzan として設立された。最終的に、その所有権は Ségla 男爵夫人 Catherin de Rauzan に移り、彼女は自分自身の名前にちなんで Rauzan-Ségla と名付けた。
- 1994年、このドメーヌは、 Bordeaux の Château Canon や Napa の St Supéry も所有するファッション界の巨人 Chanel に買収された。
関連記事
- https://longstay-wine.blogspot.com/
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
Wine 雑学
AOC(AC)ワイン
AOC(AC)ワイン
- AOCとは Appellation d'Origine Controlee (原産地統制呼称制度) の略
- フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。
- 1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
- AOCが正確な表現で、「AC」は、「AOC」の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合。
- 原産地とあわせて言う場合には、「AC」を使う。例としてAC.Bourgogne との表示は Bourgogneが「O」に当たる原産地なのでACを使っています。
Chateau system
Chateau system
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- Chateau system とは、ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度です。
- ボルドーワインは「シャトー・ワイン」と「ゼネリック・ワイン」に分けられる。
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
- 自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
- 自分の醸造所でワインに仕込む
- 自分のところで樽貯蔵する
- 自分のところで瓶詰めを行う
- Chateau Wine の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
- ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
- ボルドー全域のもの「Bordeaux」
- 地区のもの「Medocや Graves・・・・」
- 村のもの「MargauxやSt-Emilionなど」。これはセミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。