海外移住の基礎知識P-1　生活必需品の輸送

引越し準備

移住地の下見は当然の事ながら数か月の体験生活をする事をおすすめします。

移住する結論がでれば、いよいよ生活必需品の輸送です。自分の移住スタイルによって費用・現地到着期間などを考慮し引越し手段を考えます。

例えば、留学や単身でのビジネス移住、或いは数か月のロングステイ等であれば大掛かりな引越しは必要なくハンドキャリーでも十分かと思います。

一方、伴侶を伴なうビジネス移住、お子様がいる場合のビジネス移住などでは引越しが必要になるでしょう。

不動産を日本に残しておく場合の移住とそうでない移住は引越し荷物の量も変わってくるでしょう。

引越し方法

船便、航空便、ハンドキャリーの3つの方法が有ります。
1）航空便

　　料金が高いのですが「お子様がいる場合のビジネス移住」には最適化とおもいます。
　　国際スピード便：EMS
　　航空便
　　エコノミー航空便：SAL
２）船便
　　費用は安いですが現地到着期間が1ケ月程度（地域によって変わる）掛かります。
　　定年退職後に永住目的で移住する場合には良いかと思います。
３）ハンドキャリー
　　留学
　　単身でのビジネス移住
　　ロングステイ
　　伴侶を伴なうビジネス移住

実体験に基づいて発言いたしますと「定年退職後に永住目的で移住する場合」以外は荷物に優先順位を付けてハンドキャリーで運ぶことを基本にすると良いと思います。

なぜなら、年に数回は必ず帰国する必要が生じます。
更に言うならば自分の手元に絶対に置いておかないとイケない物って限られていますし、現地の気候に合わせた家財道具を現地調達する方が合理的です。