- Domaine Schoffitは甘口ワイン最高の造り手ともいわれています。
- ボルドーではシャトー、ブルゴーニュではクリマ(畑名)、シャンパーニュではブランド、アルザスで重要なのは「葡萄品種」です。
Wine étiquette
Tasting
- ボリューム 軽□□□□■□□重
- タンニン 控□□□■□□□渋
- 酸味 弱□□■□□□□強
- 白い花の香り、白桃のノート
Profile
- 【Ownership】Domaine Schoffit
- 【Region or Appellation】Alsace > France
- 【Wine Style】Aromatic and Floral White Wine
- 【Grape/Blend】Gewurztraminer Harth Vieille Vignes(樹齢30〜40年以上の古木)
- 【Food Pairing】Duck, Goose and Game Birds
- 【Avg. Price 】¥3,000/750ml
Winery
- Domaine Schoffit は、France Alsace 地方のColmar 郊外に位置する2代目家族経営のワイン生産者である。
- ブドウ栽培とその他の農業は、1599年以来 Schoffit 家と共に歩んできた。
- Domaine Schoffitは甘口ワイン最高の造り手ともいわれ現在15haの畑を所有する家族経営のドメーヌ。以前は生産者共同組合に栽培したブドウを売っていましたが1972年より元詰めを始めています。Domaine は1973年に Robert Schoffit によって設立された。
- 80年代から90年代にかけて、 Robert の息子である Bernard は、Rangen de Thann Grand Cru 6.5ヘクタールを取得します。 現在は孫の Alexandre Schoffit が指揮を執り、一族のワイン造りの伝統を受け継いでいる。
- Rangen de Thann Grand Cru は、ブドウ栽培にとって困難な、とてつもなく急な斜面にある。 今日、決意と努力によって、Alsace 最南端の畑である Rangen de Thann Grand Cru は、 Schoffit の monopole となっている。
- Schoffit portfolio 内の他の畑には、花崗岩質の Sommerberg Grand Cru のごく一部と、樹齢80年の Chasselas vines が植えられている lieu-dit Harth の畑がある。
- ドメーヌは現在、biodynamic 認証の取得を進めている。
- Schoffit wine portfolio のフラッグシップは、Rangen de Thann の畑の囲いから収穫される Clos Saint-Theobald Grand Cru Riesling である。
- Pinot Gris も monopole から造られ、ステンレス・タンクで発酵後、 French oak 樽で12ヶ月熟成させる。
- その他のワインには、Cuvee Caroline 'Harth' Riesling ・ Cuvee Alexandre Gewurztraminer 'Harth' Vielles Vignes があり、残糖55g/Lで瓶詰めされる。
- その年の葡萄の熟度によってキュヴェ名を3段階に使い分けています。
- トラディショナルは辛口もしくはやや辛口。
- カロリーヌ(娘の名)は少し残糖を残すやや辛口で、トラディショナルよりも熟度が上がったもの。Cuvee Caroline 'Harth' Riesling
- アレクサンドル(息子の名)は最も熟度が高く、遅摘みだが残糖を多くせずに辛口の範囲に仕上げたもの。Cuvee Alexandre Gewurztraminer 'Harth' Vielles Vignes
- Schoffit は、Sommerberg で、部分的に樽発酵させた Riesling を生産している。
- 畑の約50%が樹齢30年以上の樹からなり、ワインに複雑さと凝縮感を与えています。収穫量は、50hl/ha以下という超低収穫量。(通常のACアルザスは100hl/ha、グランクリュで65hl/haです)
Last updated 30-Aug-2023
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Wine 雑学
AOC(AC)ワイン
AOC(AC)ワイン
- AOCとは Appellation d'Origine Controlee (原産地統制呼称制度) の略
- フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。
- 1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
- AOCが正確な表現で、「AC」は、「AOC」の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合。
- 原産地とあわせて言う場合には、「AC」を使う。例としてAC.Bourgogne との表示は Bourgogneが「O」に当たる原産地なのでACを使っています。
Alsace ワインの基礎知識
- Alsace 地方は、 Vosges 山脈とフランスとドイツの国境の間の南北に185km、東西に40kmの細長い地域です。
- Alsace の主要なブドウ栽培地域はすべて、Vosges 山脈の低い丘の中腹の斜面にあります。Vosges 山脈は、この地域のテロワールに重要な役割を果たしています。
- この地域は、ここ数世紀にドイツとフランスの主権を行き来した結果、フランスとドイツの強い影響を受けており、建築や文化だけでなくワインも他のワイン産地とは一線を画しています。
- この地域で生産されるすべてのワインは、3つのアペラシオンの下で生産されています。 白ワイン用の Alsace と Alsace Grand Cru(51の vineyards) 、そしてスパークリング用の Crémant d'Alsace 。
- Riesling と Gewurztraminer を大量に栽培している唯一のフランスワイン産地です。あと一つこの地域の重要な品種にPinot Gris(ハンガリー原産のTokay)があります。
- Alsace Grand Cru のワインは、Riesling/Gewurztraminer/Muscat からのみ製造することが許可されています。1つの例外 Sylvaner で、特定のブドウ園で栽培された場合にのみ Alsace Grand Cru の対象となります。
- 白品種のワインが Alsace 全生産量の90%を占めています。
- 少量の赤ワインが Pinot Noir から生産されています。
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