この地域で最も人気のあるワインの1つ。「イエローラベル」という通称で呼ばれているヴーヴ・クリコのスタンダードクラスのシャンパーニュ。
Profile
- 【Ownership】LVMH (Louis Vuitton Moët Hennessy)
- 【Winemaker】Didier Mariotti
- 【Region or Appellation】Champagne Brut > Champagne > France
- 【Classification】
- 【Wine Style】Sparkling Wine-Complex and Traditional
- 【Grape/Blend】Champagne Blend
- 【Blend】 Pinot Noir50%, Pinot Meunie20%r, Chardonnay30%
- 【Food Pairing】Pairs well with Shellfish, Crab and Lobster
- 【Method】Traditional Method
- 【Dosage】Brut
- 【Sweetness】Dry
- 【Alcohol】12%
- 【Avg. Price 】¥10,000/750ml
- 【Total Production Volume】More than 100,000 Bottles
※1743年創設のシャンパーニュの最大メーカー。1743年創設のシャンパーニュの最大メーカー。3代目 Jean-Rémy の時代の顧客リストには、 Napoleon1世他貴族や社交界の著名人が連ねられている。の時代の顧客リストには、 Napoleon1世他貴族や社交界の著名人の名が連ねられている。
※Veuve Clicquotの数あるラインナップの中でも、メゾンを代表する200年変わらぬスタイルで最も重要なのが「Ponsardin」です。
※特級畑と一級畑を中心に約50種類のロットをアッサンブラージュし、さらにヴィンテージの異なるリザーヴワインを25%から40%使用して作り出される、ミネラルたっぷりのしっかりとした骨格をもつ味わいは、まさに Veuve Clicquot スタイルそのものです。
Winery
- Veuve Clicquot はシャンパーニュで最も有名な生産者の1つです。
- Remuage のプロセスを発明したことで有名です。
- 1772年に銀行業と織物商を営む家に生まれた Philippe Clicquot が副業として設立しました。
- 1798年、Philippe Clicquot は一人息子の Francois と地元の著名実業家 Ponsardin の娘 Barbe-Nicole を結婚させます。そして、Francois と Barbe-Nicole はワイン事業を引き継ぎます。Francois Clicquot は1805年に亡くなります。
- Barbe-Nicole Ponsardin は、義父 Francois Clicquot からの投資、そしてロシア皇帝Alexander1世への巧みな営業で市場開拓に成功しました。 Remuage プロセスの開発により、生産量が大幅に増加し、需要を満足させることができました。
- 1811年、Champagne 地方の上空に彗星が現れ、この年に収穫されたブドウはこの上ないできばえでした。この「彗星の収穫年」のブドウを使って「彗星のシャンパーニュ」を造った。並外れて素晴らしい Champagne になりこれによって評判、名声が世界中に広まっていった。
- Veuve Clicquot Ponsardin は、義理の娘 Barbe-Nicole Ponsardin の下で、この地域で2番目に大きなシャンパン生産者になります。
- シンボルとなっている錨はキリスト教で希望と厳格さを象徴するものです。「品質はただ一つ、最高級だけ」のモットーに忠実であり続けながら、その歴史を日々綴り続けている。
- 現在、Veuve Clicquot Ponsardin は、高級大手の LVMH が所有しています。
- [Brut], [Rosé] [Demi-Sec] バリエーションの Non-vintage と Vintage wineがあります。
- 当初から Pinot Noir が主、Chardonnay、Pinot Meunier 従のブレンドです。
- トップワインは、1972年に Barbe-Nicole に敬意を表し、8つの Grand cru vineyard のブレンドから造られた vintage champagne 「La Grande Dame」です。
- 現在の Maison Veuve Clicquot Ponsardin は、その大きさとブドウの品質の両方の点で、最高の Champagne vineyard を所有しています。
- 所有する390haの vineyard は、 Champagne 地方全体を構成する17の Grand cruのうちの12と、44の Premier Cruのうちの20になります。
- この並外れた遺産は何世紀にもわたって築き上げられました。
Champagne 日記
私達の歩みと共にある Champagne です
1999'11/08 53歳誕生日に乾杯 35-1
2003'02/16 亜恵姉妹「牡蠣天」パーティー 35-4
2003'09/03 35-5
2003'10/00 35-6
2003'12/18 瑞瑞の誕生日 35-7
2004'09/23 35-8
2004'04/04 35-9
2004'04/17 35-10
2004'05/10 35-11
2004'05/31 35-12
2004'06/18 35-13
2004'06/29 35-14
2005'01/01 宮古島 35-15 35-16
2005'05/19 35-17
2005'05/28 35-18
2005'07/08 35-19
老後を考える歳になっちゃいました。
2005'07/24 35-20
2005'07/25 35-21
2006'01/08 喜多夫妻と食事会 35-22
2006'12/09 35-23
横ちゃん、喜多夫妻と小樽の中村漁業さんから直送してもらった牡蠣パーティー
2008'12/18 瑞々誕生日 35-24
フランス Champagne お役立ち知識
Sparkling-Complex and Traditional
vintage Champagnes や世界中の熟成スパークリングワインのカテゴリー
- Brioche
- Yeasty
- Hazelnut
- Fine bead
- Baked apple
- Butter
- Vanilla
Champagne Blend
- Pinot Noir, Chardonnay, Pinot Meunier から造られた sparkling wine を指します。フランス北部の Champagne 地方が最も有名です。
- Champagne AOCは Pinot Noir, Chardonnay, Pinot Meunier, Pinot Gris, Pinot Blanc, Petit Meslier, Arbane の7種類が許可されていますが、後者の4種類は使用されていません。
- 新世界では、ほぼ同じ量の Pinot Noir, Chardonnay で生産します。
- Champagne での栽培に選ばれたブドウは、フランス北部の涼しい大陸気候で熟す可能性が最も高いブドウです。北緯49度の Champagne は、世界で最も北にあり、最も寒いブドウ栽培地域の1つです。その成長期の平均気温は、California, Tasmania, Marlborough, Western Cape 地域よりも数度低くなっています。
- Champagne の寒い秋は、ブドウを完全に熟成させ、発酵を完全に完了することを困難にします。
- Pinot Noir は structure を加え、特定のベリーフルーツの香りをブレンドにもたらし、Chardonnay はワインを肉付けし、特にベースワインをオークで熟成する場合に必要な要素をもたらします。
- Champagne の vineyard において、より広く植栽されている Pinot Meunier は、ワインの重要な構成要素というよりは霜害のリスクを回避する手段です。早期に芽と花を咲かせ熟します。これは Pinot Meunier の風味の欠如を補う以上の利点です。これが、新世界の温暖な地域の「 Champagne Blend」に Pinot Meunier を必要としない理由です。
- Champagne blend は、Alsace と Burgundy の crémant wine、 Italy の Franciacorta、スペインの Cava など世界中で採用されています。
よく使われる用語
Remuage とは
- 瓶内二次発酵の後に瓶の底に沈んでいる滓を瓶の口に集める作業。
- 熟成時に横に寝かされていたボトルを少しずつ左右に回しながら瓶口を下にして倒立させ、澱を瓶口の栓の近くに集める工程。
- Remuage によって瓶口に集められた澱を取り除く作業。
- disgorgement の後に目減りした液量を補うとともに糖度の調整を目的としてリキュールを加えること。
- 自社畑のブドウだけでその畑の特徴を活かした Champagne を造り出生地の村名を冠して販売している。
- 甘味、酸味、タンニン(渋み)、アルコールなどの要素で造られる、ワインの味わいの骨格の事。
- アルコールや酸味等がバランス良く、多く存在していると、骨格=ストラクチャーがしっかりしている、と表現される。
- 例えるならば、花に直接鼻をつけた時の香りではなく、お花畑で全体的に香る『花の香り』の様な柔らかい香りを表現する時に使われます。白ワインでよく使われる表現です。
- テイスティングの際に鼻で感じた香りの事。
- ワイン原料のブドウの収穫年のあるなし。
- 黒・白系の葡萄、異なる村、異なる年のものの混醸。
- 甘口から辛口まである。
- 年号表示無し。
Champagne地方
- Champagne 地方は、パリの北東約150Kmに位置し、フランスのワイン産地としては、最も北にある(北緯50度)。
- 平均気温約10度Cで、葡萄栽培にとっては厳しい気象条件である。
- この地方には北側に背の高い森林があり、冬の冷たい北風と霜を防ぎ、 マルヌ川から立ち昇る水蒸気の湿度がその厳しさを緩和している。とは言え、冷害や日照不足による影響は大きく、不作の年のワイン生産は4分の1になってしまうこともある。
- 土壌は、シャブリと同質のキンメリジャンと呼ばれる石灰岩の混ざった泥土質で、 この水はけのいい白い土壌が、乏しい日光を反射、吸収し、葡萄の成育を促している。(シャンパーニュとは、白い土壌の平野を意味する)
- 「シャンパン」とは、このシャンパーニュ地方の限定された地区で栽培された葡萄を使い、葡萄の品種や製法などワイン法に規定された条件を満たした「発泡ワイン」のみを言い、この条件を満たしていないものは「シャンパン」を名乗ることは出来ない。
- この地方の中心地は、ランス市とエペルネ市。ランス市のノートルダム大聖堂はゴチック建築の傑作で世界遺産にも登録されている。現在は、発泡性ワインの産地だが、17世紀後半までは非発砲ワインのみの産地であった。
- シャンパーニュのカーヴは、ブドウ畑の下層にあり、その下層土壌は石灰岩で、ワインの熟成にはうってつけの条件を備えている。
- 深さ10~50mの石灰岩に掘られたカーヴの中は、光も音も届かず、8~12度の気温で湿度も一定である。
- ランスとエペルネイの地下のカーヴは、端から端までで、ともに300km以上もの長さがあり、膨大なワインが熟成の時を過ごしている。
- 大手メゾンの中には、数十キロに及ぶものもあって、カーヴの中を、電動車を使って移動している。
- ランスの地下には、古代ローマ時代に道路や町の建設のために使ったチョークの採石場の跡のカーブが残っていて、それをそのまま使っている。歴史的記念物にも指定されている。
Champagne Brut
- フランス北部の Champagne 地方の辛口の Sparkling wine です。白とロゼの両方で、Brut にすることができます。
- 通常は Chardonnay, Pinot Noir, Pinot Meunier で造られています。その他、Pinot Blanc, Pinot Gris, Petit Meslier, Arbane を使う事も可能です。
- フランス語の brut は「生」と訳され、この意味で dosage 時に甘さ投与量を大幅に追加せずに販売されたワインを示します。現在、「Brut Nature」「Zero Dosage」という用語は、投与量がまったくないシャンパンを示すために使用されています。
- Brut wines は「non-vintage」「vintage Champagne」そして「Blanc de Noirs」「Blanc de Blancs」で可能です。そして、Brut バージョンが一般的です。
- Champagne wine の法律では、Brut wines は、砂糖は 15g/1L 未満とされています。
- Champagne house Perrier-Jouët が1846年のヴィンテージを無糖ワインにし、英国市場に出しました。このドライな無糖スタイルがすぐに人気を博し、今では Brut Nature として定義されています。
- Doux (最低50grams/Per liter)
- Demi-sec (33–50g/L)
- Sec (17–35g/L)
- Extra-Sec / Extra Dry (12–20g/L)
- Brut (0–12g/L)
- Extra Brut (0–6g/L)
- Brut Nature/Zero (0–3g/L)
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
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