フランスChampagne Delamotte Brut

2025年1月31日金曜日

Champagne Cremant Blanquette

t f B! P L



生産者 Champagne Delamotte



Delamotte は、 Champagne Salonと深い繋がりを持つメゾンです。
  • Delamotte は、 Champagne Salon と同じ畑で育ったブドウを原料としています。
  • 共通のブドウ: (Salon で収穫されたブドウの一部が、Salon の品質基準を満たさず使われないことがあります。これらのブドウが、Delamotte のシャンパンに使用されることがあります)
  • Salon は、世界最高峰の Champagne の一つとして知られています。Delamotte も、Salon と同じ高い品質基準のもと造られています。
  • Delamotte は、Salon の創設者である Eugène Aimé Salon の理念を引き継ぎ、彼の理想を形にするために設立されたメゾンです。



About the Product

  • 【Ownership】Laurent Perrier
  • 【Region・Appellation】Champagne Blut > Champagne > France
  • 【Wine Style】Sparkling - Complex and Traditional 
  • 【Grape / Blend】Champagne Blend
  • 【Blend】60% Chardonnay, 35% Pinot Noir, 5% Pinot Meunier
  • 【Avg. Price 】¥8,000 / 750ml 
  • 【Food Pairing】Shellfish, Crab, Lobster
  • 【Method】Traditional Method
  • 【Dosage】Brut
  • 【Sweetness】Dry
  • 【Drinking Window】2007-2023
  • 【Maturation】Unoaked

Winery  Delamotte 

  • Champagne Delamotte は、Côte de Blancs の Le Mesnil-sur-Oger にあるシャンパーニュ・メゾンである。Eperney 近郊 にぶどう畑を所有していた François Delamotte が1760年、Vine de Champagne という会社をReimsに設立、これが Delamotte の前身となる。その後長男の Alexandre が成人を迎えた1786年を機に、社名を Delamotte Pale et Fissに変更し現在に続くブランドが誕生する。
  • その後 Alexandre の弟 Nicolas Louis が会社を引き継ぎ Jean-Baptiste Lanson との共同経営となる。1837年に  Nicolas Louis が亡くなり社名は Delamotte から Lanson に変更され、 Delamotte ブランドは一時消滅することになる。
  • 1927年に Mari-Louis de Nancourt-Lanson により Delamotte の名が復活する。
  • 1988年に Salon とともに同じ  Nancourt 家が経営する Laurent-Perrier 社の傘下に入り現在にいたっている。
  • この champagne は、Le Mesnil-sur-Oger, Avize, Oger,  Cramant の Grand Cru 村の白亜質土壌で栽培されたブドウを主に使用している。Delamotte は、Brut と Rosé Champagnes のために、いくらかの Pinot Noir と Pinot Meunier も栽培しています。赤ワイン用のブドウは、 Bouzy, Ambonnay, Tours-sur-Marne の Grand Cru vineyards から調達されています。
Delamotte のラインナップは、すべて Brut タイプです。出荷前に light dosage(ごくわずかな糖分を加える)を行い、より豊かな味わいを引き出しています。
  1. Brut: Chardonnay 55%、Pinot Noir 35%、 Pinot Meunier 10%。 disgorgement(澱抜き)の前に澱の上で36ヶ月熟成させる。dosage の割合は一般的に15g/Lといったところですが Delamotte 社の場合は9g/1Lと少なく、これは元になるワインの質が高い事を示唆している。
  2. Blanc de Blanc : Grand Cru Chardonnay から造られる。 Non vintage だが、過去のヴィンテージの reserve wine を最大10%だけ使用し澱とともに4~5年瓶内熟成させる。
  3. Blanc de Blancs Vintage : 澱(lees)とともに6年間瓶内熟成さす。
  4. Rosé :Pinot Noir 80%と Chardonnay 20%。 Pinot Noir のベースワインには、Saignée method(色素の抽出を途中で止める方法)が使用され、果皮からピンク色の果汁を抜き出して、白ワインのように発酵を完了させます。瓶内熟成は、disgorgement(澱抜き)まで約2年間行われます。
  • キメ細かいクリーミーな泡立ち。グレープフルーツやピーチのフレッシュなアロマ。気品溢れるフィニッシュは、Salon との近似性を感じさせます。Champagne Salonと同じブドウ栽培、ワイン製造、管理チームを共有しています。どちらの Maison も Laurent-Perrier が所有しています。
Last updated 27-Mar-2023

姉妹 Maison Salon
  • 1911年、Champagne 愛飲家 Eugène Emme Salon が造り上げたのが Salonです。
  • 複数の Cru や葡萄を 組み合わせるのが王道の Champagne において、Salon は異色を放ちました。「Le Mesnil sur Oger」村の Chardonnay のみを用い、生粋の blanc de blanc に仕立てたからです。1つの村、1種のブドウ、1つの年、そんな唯一無二の Champagne が Salon なのです。この Champagne が、パリきっての社交場 MAXiM'S で振る舞われ、当時の富裕層の心をたちまち掴みました。
  • Salonは、独特の哲学に基づき、ブドウの出来の良い年にだけ造られています。これまでの100年で、販売されたのはたった37回、まさに幻のシャンパーニュです。
  • シャルドネの聖地、Cotes des Blancs の中でも Grands Crus「Mesnil sur Oger」 村の Chardonnay のみを使った Champagne は、ミネラルを豊富に含み、比類なき複雑なフレーバーを与えられ、その熟成に最低10年をかけています。

Wine étiquette

2004'07/18 11-1
Delamotte Blanc de Blancs Brut

2004'08/01 11-2
Delamotte Blanc de Blancs Brut

2004'08/07 11-3
Delamotte Blanc de Blancs Brut

2004'08/20 11-4
Delamotte Blanc de Blancs Brut

2004'08/28 11-5
Delamotte Blanc de Blancs Brut

 2004'11/20 11-6 
Delamotte Blanc de Blancs Brut

2005'01/23 11-7
Delamotte Blanc de Blancs Brut

2005'02/03 11-8
Delamotte Blanc de Blancs Brut

2005'04/27 11-9
Delamotte Blanc de Blancs Brut

Tasting

  • ボリューム          軽□□□■□□重
  • 発泡性        弱□□□□□■強
  • 酸味      まろやか□□□□■□シャープ
  • 色調は淡いイエロー。泡は力強い。 舌触りはなめらか、 酸味がしっかりと効いたシャープな口当たり、ほのかな甘味の辛口。 果実と酵母の風味を伴い、酸味が余韻へと繋がる。

Champagne 

  • Champagne 地方は、パリの北東約150Kmに位置し、フランスのワイン産地としては、最も北にある(北緯50度)。
  • 平均気温約10度Cで、葡萄栽培にとっては厳しい気象条件である。
  • この地方には北側に背の高い森林があり、冬の冷たい北風と霜を防ぎ、 マルヌ川から立ち昇る水蒸気の湿度がその厳しさを緩和している。とは言え、冷害や日照不足による影響は大きく、不作の年のワイン生産は4分の1になってしまうこともある。
  • 土壌は、シャブリと同質のキンメリジャンと呼ばれる石灰岩の混ざった泥土質で、 この水はけのいい白い土壌が、乏しい日光を反射、吸収し、葡萄の成育を促している。(シャンパーニュとは、白い土壌の平野を意味する)
  • 「シャンパン」とは、このシャンパーニュ地方の限定された地区で栽培された葡萄を使い、葡萄の品種や製法などワイン法に規定された条件を満たした「発泡ワイン」のみを言い、この条件を満たしていないものは「シャンパン」を名乗ることは出来ない。
  • この地方の中心地は、ランス市とエペルネ市。ランス市のノートルダム大聖堂はゴチック建築の傑作で世界遺産にも登録されている。現在は、発泡性ワインの産地だが、17世紀後半までは非発砲ワインのみの産地であった。
  • シャンパーニュのカーヴは、ブドウ畑の下層にあり、その下層土壌は石灰岩で、ワインの熟成にはうってつけの条件を備えている。
  • 深さ10~50mの石灰岩に掘られたカーヴの中は、光も音も届かず、8~12度の気温で湿度も一定である。
  • ランスとエペルネイの地下のカーヴは、端から端までで、ともに300km以上もの長さがあり、膨大なワインが熟成の時を過ごしている。
  • 大手メゾンの中には、数十キロに及ぶものもあって、カーヴの中を、電動車を使って移動している。
  • ランスの地下には、古代ローマ時代に道路や町の建設のために使ったチョークの採石場の跡のカーブが残っていて、それをそのまま使っている。歴史的記念物にも指定されている。
Champagne の Premier Cru / Grand Cru のステータス
  • 個々の区画ではなく村に与えられます。
  • Grand Cru の村は「Le Mesnil sur Oger」「Cramant」「Avize」「Oger」「Oiry」「Chouilly (Blancs)」の6村です。
  • Premiers Crusの村は「Bergere-les-Vertus」「Chouilly (Noirs)」「Cuis」「Etrechy」「Grauves」「Vertus」「Villeneuve-Renneville-Chevigny」「Voipreux」です。


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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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