複雑で伝統的なスタイルの Champagne Blend です。。 #Champagneワイン #ふだん飲みワイン
About the Product
- 【生産者】Dom Perignon
- 【Ownership】LVMH Moët Hennessy Louis Vuitton
- 【Hierarchy/Region・Appellation】Champagne Brut > Champagne> France
- 【生産地】Épernay > Vallée de la Marne
- 【ワインスタイル】Sparkling - Complex and Traditional / Dry
- 【Grape / Blend】Champagne Blend
- 【平均価格】¥27000 / 750ml
- 【Vintage 1988'】\54000 / 750ml
- 【おすすめ料理】Shellfish, Crab, Lobster
- 『Winemaker』Dominique Foulon
- 『Vintage Notes』1988年のヴィンテージは、 驚くほど穏やかな冬と早い急速な開花の後、大雨と高温が交互に繰り返される夏が特徴でした。
- 『Producer Tasting Notes』非常にフローラルな柑橘系の nose、さわやかでフレッシュ、ドライフルーツ、トーストしたアーモンドのヒントがあります。
- ボルドーではシャトー名、ブルゴーニュではクリマ(畑名)、シャンパーニュではブランド名が重要。
Wine Style Characteristics(特徴)
※ Sparkling-Complex and Traditional
- バターから焼きりんごやトーストまで、このスタイルはヴィンテージのシャンパンやその他の世界中の熟成スパークリングワインに共通しています。
- Brioche
- Yeasty
- Hazelnut
- Fine bead
- Baked apple
- Butter
- Vanilla
※ Champagne Blend
Chardonnay のフードマッチング
- Pinot Noir, Chardonnay, Pinot Meunier から造られた sparkling wine を指します。フランス北部の Champagne 地方が最も有名です。
- Champagne AOCは Pinot Noir, Chardonnay, Pinot Meunier, Pinot Gris, Pinot Blanc, Petit Meslier, Arbane の7種類が許可されていますが、後者の4種類は使用されていません。
- 新世界では、ほぼ同じ量の Pinot Noir, Chardonnay で生産します。
- Champagne での栽培に選ばれたブドウは、フランス北部の涼しい大陸気候で熟す可能性が最も高いブドウです。北緯49度の Champagne は、世界で最も北にあり、最も寒いブドウ栽培地域の1つです。その成長期の平均気温は、California, Tasmania, Marlborough, Western Cape 地域よりも数度低くなっています。
- Champagne の寒い秋は、ブドウを完全に熟成させ、発酵を完全に完了することを困難にします。
- Pinot Noir は structure を加え、特定のベリーフルーツの香りをブレンドにもたらし、Chardonnay はワインを肉付けし、特にベースワインをオークで熟成する場合に必要な要素をもたらします。
- Champagne の vineyard において、より広く植栽されている Pinot Meunier は、ワインの重要な構成要素というよりは霜害のリスクを回避する手段です。早期に芽と花を咲かせ熟します。これは Pinot Meunier の風味の欠如を補う以上の利点です。これが、新世界の温暖な地域の「 Champagne Blend」に Pinot Meunier を必要としない理由です。
- Champagne blend は、Alsace と Burgundy の crémant wine、 Italy の Franciacorta、スペインの Cava など世界中で採用されています。
Chardonnay のフードマッチング
- Smoked salmon terrine
- Pork and prawn dumplings
- Fried chicken with chilli mayo
structure の意味合い
- 甘味、酸味、タンニン(渋み)、アルコールなどの要素で造られる、ワインの味わいの骨格の事。
- アルコールや酸味等がバランス良く、多く存在していると、骨格=ストラクチャーがしっかりしている、と表現される。
- 例えるならば、花に直接鼻をつけた時の香りではなく、お花畑で全体的に香る『花の香り』の様な柔らかい香りを表現する時に使われます。
- 白ワインでよく使われる表現です。
- テイスティングの際に鼻で感じた香りの事。
生産者 Dom Pérignon
- Moët & Chandon が所有するシャンパンブランドです。
- 起源は、フランス北部の Saint Pierre d'Hautvillers 修道院、いわゆるChampagne 発祥の地にまでさかのぼることができます。
- 17世紀のベネディクト会の僧侶、 Pierre Pérignon は、1668年に修道院のセラー検察官に就任した後、その発明の功績が認められています。Dom Pierre Pérignon は、その後47年間、「世界で最高のワイン」を作るために努力しました。彼のワインは、太陽王ルイ14世の宮廷のテーブルを飾っていました。
- Saint Pierre d'Hautvillers 修道院には、「シャンパーニュの文化の決まり事」「シャンパーニュのブドウの文化に関する論文」があります。これらは Dom Pierre あるいは弟子や後継者に寄って書かれています。
- Dom Pérignon のブランド名は Mercier Champagne の創設者 Eugène Mercier が最初に登録しました。その後、彼は 1937年に初リリースの prestige cuvée に Dom Pérignon の名前を使用する Moët & Chandon Champagne house にブランドを売却しました。
- Moët & Chandon と Dom Pérignon の両方が LVMH(Moët Hennessy ‐ Louis Vuitton )グループのメンバーになりました。
- Dom Pérignon は、マニフェストで Chardonnay と Pinot Noir からブレンドされたヴィンテージワインへの取り組みを宣言しています。
- 各ヴィンテージのブドウは、Champagne の最高のブドウ園からのみ調達されています。ブドウを早く収穫するほとんどのシャンパーニュ生産者とは異なり、元セラーマスターの Richard Geoffroy によってブドウがゆっくりと熟すのを待つことが確立された。
- Richard Geoffroy は、1990年から彼のアシスタント Vincent Chaperon に道を譲る2019年1月までセラーマスターを務めました。Geoffroyはブランドの顔であり、現代のシャンパン業界で最も有名な人物と見なされています。
- Richard Geoffroy は、2014年からワイン表記の Oenothèqu(ワインセラー)を取止め ワインの開発のさまざまな段階で3つのリリースを行う Plénitude (熟成のピーク) コンセプト を導入しました。Champagne
- 各ヴィンテージには3つの Plénitude(熟成のピーク) があります。 最初は約9年後に発生します。 これは「標準的な」Dom Pérignon Vintageです。
- ワインは約12〜15年で2回目の Plénitude(熟成のピーク) に達する可能性があります。 この瓶詰めは、以前は最初の oenothèqueとして知られていた Dom Pérignon P2です。
- 最終的な Plénitude(熟成のピーク) である Dom PérignonP3 は、約25年後に発生する可能性があります。 引用されているすべての時間帯は一般的な物で個々のリリースははるかに古い事があります。
- Dom Pérignon Rosé は、1959年に最初に製造されましたが、すべてのヴィンテージで製造されたわけではありません。Oenothéque、P2、P3バージョンはさらにまれです。
用語解説
- Remuageとは、瓶内二次発酵の後に瓶の底に沈んでいる滓を瓶の口に集める作業。熟成時に横に寝かされていたボトルを少しずつ左右に回しながら瓶口を下にして倒立させ、澱を瓶口の栓の近くに集める工程。
- disgorgement とは、Remuage によって瓶口に集められた澱を取り除く作業。
- dosage とは、disgorgement の後に目減りした液量を補うとともに糖度の調整を目的としてリキュールを加えること。
- RM(レコルタン・マニピエラン)は、自社畑のブドウだけでその畑の特徴を活かした Champagne を造り出生地の村名を冠して販売している。
Moët & Chandon
- Dom Pérignon は Moet Chandonが保有するブランドの1つ。
- Moet Chandon は品質・生産量の両面において Champagne のトップクラスで、年間200万ケース以上を出荷している。
- Moet Chandon は1743年創設のシャンパーニュの最大メーカー。3代目 Jean Rémy の時代の顧客リストには、ナポレオン1世の他 貴族や社交界の著名人が名を連ねている。
- 1743年 初代の Claude Moët が Champagne, Eperneyで創設する。
- 1748年 Louis15世のお眼鏡にかない、フランス王室御用達の Champagne になる。
- 1833年 3代目 Jean Rémy Moët は息子の Victor と、娘婿の Pierre Gabriel Chandon の2人を後継者に指名し、名前を Moet Chandon とする。
- 1869年 ナポレオン生誕100周年の年に Moet Chandon の顔ともなるMoet Imperial を初リリースする。
- 1960年代 Dom Perignon を手掛けていた Champagne Mercier を買収する。
- 1968年 高級香水・化粧品会社の Parfums Christian Dior を傘下に収める。
- 1971年 コニャック製造会社の Hennessy と合併し Moet Hennessy ホールディング カンパニーになる。
- 1987年 Louis Vuitton グループと合併したことで LVMH Moet Hennessy Louis Vuitton という世界的なラグジュアリーグループへと発展した。
- Champagne地方にある畑全体の約3.5%に当たる1190haを保有する。
- その内50%が Grand Cru 村の畑、25%が Premier Cru 村の畑となっている。
- Champagneでは葡萄の取引価格を安定化させるため、畑から採れるぶどうの品質に応じて、村ごとに80~100%までの範囲で格付した。(10kg当たり100ユーロというのがその年の取引価格なら、100%格付の村で採れたぶどうは100ユーロ、80%格付の村で採れたぶどうは80ユーロで買い取られる)
- 現在は自由取引となっているが、100%格付されている村の畑は Grand Cru 、90~99%格付されている村の畑は Premier Cru となっている。
- さらに、Moet Chandon は味わいの一貫性を保つ為、自社畑以外に Champagne の他のぶどう農家からも買い付けている。
- 広大な面積の畑を管理するため、250人もの栽培担当者が日々、ぶどうの育成状況をチェックし、収穫期には300もある区画ごとに最適な収穫日を判断し手作業で一房ずつ摘み取っている。
- 「Moet-Chandon」
- 「Veuve Clicquot」
- 「Mercier」
- 「Pommery」
- 「Ruinart」
- 「Dom Perignon」
Champagne Brut
- フランス北部の Champagne 地方の辛口の Sparkling wine です。白とロゼの両方で、Brut にすることができます。
- 通常は Chardonnay, Pinot Noir, Pinot Meunier で造られています。その他、Pinot Blanc, Pinot Gris, Petit Meslier, Arbane を使う事も可能です。
- フランス語の brut は「生」と訳され、この意味で dosage 時に甘さ投与量を大幅に追加せずに販売されたワインを示します。現在、「Brut Nature」「Zero Dosage」という用語は、投与量がまったくないシャンパンを示すために使用されています。
- Brut wines は「non-vintage」「vintage Champagne」そして「Blanc de Noirs」「Blanc de Blancs」で可能です。そして、Brut バージョンが一般的です。
- Champagne wine の法律では、Brut wines は、砂糖は 15g/1L 未満とされています。
- Champagne house Perrier-Jouët が1846年のヴィンテージを無糖ワインにし、英国市場に出しました。このドライな無糖スタイルがすぐに人気を博し、今では Brut Nature として定義されています。
- Doux (最低50grams/Per liter)
- Demi-sec (33–50g/L)
- Sec (17–35g/L)
- Extra-Sec / Extra Dry (12–20g/L)
- Brut (0–12g/L)
- Extra Brut (0–6g/L)
- Brut Nature/Zero (0–3g/L)
Champagne
- Champagne 地方は、パリの北東約150Kmに位置し、フランスのワイン産地としては、最も北にある(北緯50度)。
- 平均気温約10度Cで、葡萄栽培にとっては厳しい気象条件である。
- この地方には北側に背の高い森林があり、冬の冷たい北風と霜を防ぎ、 マルヌ川から立ち昇る水蒸気の湿度がその厳しさを緩和している。とは言え、冷害や日照不足による影響は大きく、不作の年のワイン生産は4分の1になってしまうこともある。
- 土壌は、シャブリと同質のキンメリジャンと呼ばれる石灰岩の混ざった泥土質で、 この水はけのいい白い土壌が、乏しい日光を反射、吸収し、葡萄の成育を促している。(シャンパーニュとは、白い土壌の平野を意味する)
- 「シャンパン」とは、このシャンパーニュ地方の限定された地区で栽培された葡萄を使い、葡萄の品種や製法などワイン法に規定された条件を満たした「発泡ワイン」のみを言い、この条件を満たしていないものは「シャンパン」を名乗ることは出来ない。
- この地方の中心地は、ランス市とエペルネ市。ランス市のノートルダム大聖堂はゴチック建築の傑作で世界遺産にも登録されている。現在は、発泡性ワインの産地だが、17世紀後半までは非発砲ワインのみの産地であった。
- シャンパーニュのカーヴは、ブドウ畑の下層にあり、その下層土壌は石灰岩で、ワインの熟成にはうってつけの条件を備えている。
- 深さ10~50mの石灰岩に掘られたカーヴの中は、光も音も届かず、8~12度の気温で湿度も一定である。
- ランスとエペルネイの地下のカーヴは、端から端までで、ともに300km以上もの長さがあり、膨大なワインが熟成の時を過ごしている。
- 大手メゾンの中には、数十キロに及ぶものもあって、カーヴの中を、電動車を使って移動している。
- ランスの地下には、古代ローマ時代に道路や町の建設のために使ったチョークの採石場の跡のカーブが残っていて、それをそのまま使っている。歴史的記念物にも指定されている。
- ワイン原料のブドウの収穫年のあるなし。
- 黒・白系の葡萄、異なる村、異なる年のものの混醸。
- 甘口から辛口まである。
- 年号表示無し。
フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。
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