近年のチリは新しい醸造技術の実験場の趣きで世界的にも人気のあるワインの産出国になっており目がはなせません。このワインもテロワールを反映させる為オーク樽を使っていない様です。
- Maipo Valley の赤ワインの平均価格を上回っていますが、ワインはより手頃な価格になりました。#チリワイン #ふだん飲みワイン
Vina Aquitania Domaine Paul Bruno
- 【生産者】Vina Aquitania
- 『所有者』Paul Pontarier JV Bruno Prats
- 【Region / Appellation】Maipo Valley < Chile
- 【Wine Style】Red - Bold and Structured
- 【Grape/Blend】Cabernet Sauvignon
- 【Food Pairing】Beef and Venison
- 【平均価格】¥3500/750ml
- Paul Pontarier は Ch.Margauxの総支配人。2016年3月27日 死去。
- Bruno Prats は Ch.Cos'd-Estournel のオーナー
Domaine Paul Bruno の歴史
- Viña Aquitaniaは、2つのユニークなテロワールからのブドウで数量限定の高品質ワインの生産に注力しています。
- Maipo Valley の中心部、 Santiago 市内の Andes 山脈の麓にある Boutique winery です。
- 1984年、フランスのボルドー地方の有名な Agronomists Winemakers(土壌管理と農作物生産の専門家) Bruno Prats と Paul Pontallier は、チリでオリジナルのブドウ園を作る目的で高品質のテロワールを探し始めました。
- 二人は相互の友人である、フランス出身のチリの Agronomists Winemakers の Felipe de Solminihac と提携します。 1990年、二人は Santiago 市内の Peñalolen で18haの地所を取得しました。Andes 山脈の麓にあるこの場所は、Maipo Valley の歴史的中心部にある「Quebrada de Macul」にあります。
- 最初のプランテーションは、19世紀の終わりからチリに存在する Bordeaux 起源の Cabernet Sauvignon が植栽されいます。 ワインセラーは1993年に完成しました。
- 2002年1月、Champagne 地方の Agronomist の Ghislain de Montgolfier が4番目のパートナーになります。彼は、創設者の古くからの友人です。
- ブランド名は「Ch.Margaux」の支配人Paul と「Ch.Cos'd-Estournel」のオーナーBruno の名前から付けたネーミング。JVという事がわかり易い。
- ファーストヴィンテージは1993’です。
- このワインはテロワールを反映させる為オーク樽を使っていない様です。
創設者
- Presidente
- Château Cos d'Estournel のオーナー兼ワインメーカー、1968年~1998年
- 1983年以来、Chateau Margaux の General Manager 。
- 2016年3月27日に死去。
- Gerente General
- いくつかのチリのワイナリーの Winemaker-Advisor 。
- Director
- Union de Maisons de Champagneの会長 200~2013
- Union des Maisons et des Marques de Vin de Franceの会長 2010~2014
ブドウ園
Peñalolén of Maipo Andes
- Peñalolén は、Maipo Andes では、Cabernet Sauvignon ワインの発祥地であり、その滑らかさ、繊細さ、アイデンティティは、このチリワインに国際的な名声を与えています。
- 創設者たちは、ワインの歴史と品質で知られる Viña Aquitania を探し、Cerro San Ramón の麓にブドウ園を植えました。ここは Andes 山脈の西から東への最初の山脈です。
- vineyard は標高700m以上の所に位置し、沖積土を起源とする石質で貧弱な土壌と、有機物の含有量が少ない薄い粘土シルト層が特徴です。この土壌は非常に良好な水の浸透を可能にし、根が深く発達するを助けます。
- このテロワールの気候は、夏の暑い日は気温が33度に達し、夜は13度から15度になります。
- この気温の大きな変化は、3,253mの Cerro San Ramón の頂上から、夜に非常に冷たい風がブドウ園に向かって下降し15〜20℃の温度にしす。これは Cabernet Sauvignon の香と鮮度の維持に大いに役立ちます。
- この場所は、霜がなく、日光によくさらされ、成熟時やブドウの収穫時に雨が降らない気候帯です。ブドウの木の成長全体に必要な十分な水があり堂々としたテロワールになっています。
- Phyloxera の脅威がないため、ブドウの木は接ぎ木ではなくそのまま植えられています。健康な環境衛生により成長する葉に対し、fungal diseases(真菌性疾患)を防ぐためにのみ硫黄を使用する有機条件下で治療を制限することを可能にしています。
- このブドウ園は、2019年以来、ワインのオーガニック認証を早く取得するために有農法に取り組んでいます。
- Cabernet Sauvignon(3ha)、Syrah は、灌漑設備の下1ha当たり4200plの密度で伝統的な trellise(垣根)に植えられています。
Traiguén of Malleco Valley
- 私たちは、Malleco Valley の Traiguén でブドウ園を開拓したパイオニアです。Chardonnay, Pinot Noir, Sauvignon Blanc のワインの品質は、バランスと品質で際立っています。
- 1993年、Viña Aquitaniaは、Santiago の南650 km南緯38度にある Malleco Valley の Traiguén で革新的なワインプロジェクトの開発をしました。
- Biobío のさらに南にブドウ園がなかったとき、Felipe de Solminihac は、Traiguén の所有者であり農民である義父の Alberto Levy と、この地域で最初のブドウ園を植えるプロジェクトを開始しました。
- 2000年に最初の SOLde SOL Chardonnay ワインが生産されました。このワインの品質により Felipe de Solminihac は、ワインの種類を増やし、Traiguén 地域の新しい名前 Valle del Malleco を創設するという農業省の承認を得ました。
- 今日、このブドウ園には、この寒くて雨の多い地域で完璧に熟すことができる、短周期の Chardonnay, Sauvignon Blanc, Pinot Noir が植えられています。
- Traiguén のブドウの木は、火山性の有機物が豊富で、保水性が高い真っ赤な粘土質の土壌で育ち、ブドウの木がすべての要素を取り入れた高品質の良好なバランスの取れたワイン生産を可能にします。
- 冬の気候は寒く、降雨量は約1000mmと多く、夏は乾燥し、ブドウの成熟は18℃以下の穏やかな温度で行われ、酸味と上質な香りを保ったエレガントなワインになります。
- 最も古いブドウ園は、灌漑技術により1ha当たり 2,500plの密度で植えられています。ブドウ園の設立に、そして非常に乾燥した夏の場合に灌漑が必要です。新しいブドウ園の密度は1ha当たり 4,000pl です。灌漑はされていません。
- Chardonnay(11ha)、Sauvignon Blanc Davis Clone 1 (2.5ha)、Pinot Noir, Pinot Noir Clone 777(7.5ha)が植栽され、ブドウ樹はtrellise(垣根)、double Guyot で仕立てられ剪定されます。
- Traiguén の気候条件、この地域の土壌、そして適切なワイン醸造学により、非常に優れた糖度と酸味のバランス、フレッシュ、素晴らしいフルーティーさとミネラルを備えた優れた品質のワインを手に入れることができます。
こぼれ話
The World's Best Chilean Wines
Chile Wine
高級 Bordeaux-style red wineや、興味深い古いブドウ園から作られた独特のワインなど、チリ全体を代表するワインです。Chile Wineにおいて国内最大の winery 「Conchay Toro」の功績は大です。
Chile's Most Expensive Wines
With Wine, Machismo Rules in Latin America
Pawn Shop(質屋) wine
- Viñedo Chadwick, Maipo Valley
- Seña, Aconcagua Valley
- Tococo de Alcohuaz Syrah, Elqui Valley
- Concha y Toro Don Melchor Cabernet Sauvignon, Puente Alto
- Viña Almaviva, Puente Alto
- Errazuriz Las Pizarras Chardonnay, Aconcagua Valley
- Matetic Syrah, San Antonio Valley
- Concha y Toro Carmín de Peumo Carmenere, Cachapoal Valley
- Clos Apalta, Colchagua Valley
- RHU de Alcohuaz Mezcla Tinta, Elqui Valley
Chile Wine
高級 Bordeaux-style red wineや、興味深い古いブドウ園から作られた独特のワインなど、チリ全体を代表するワインです。Chile Wineにおいて国内最大の winery 「Conchay Toro」の功績は大です。
- Laberinto Pinot Noir, Maule Valley
- Casa Silva 1912 Vines Sauvignon Gris, Colchagua Valley
- Viñedo Chadwick, Maipo Valley
- Montes Purple Angel Carmenere, Colchagua Valley
- Montes Purple Angel Carmenere, Colchagua Valley
- Santa Ema Amplus Carignan Old Vines, Cachapoal Valley
- J. Bouchon 'Pais Salvaje', Maule Valley
- Vina Almaviva, Puente Alto
- Garage Wine Co. Carignan
- Casa Lapostolle Clos Apalta, Apalta
- Marques de Casa Concha Chardonnay, Limari Valley
- Vinedo Chadwick, Maipo Valley
- Montes Taita Marchique Vineyard Red, Colchagua Valley
- Vina von Siebenthal Tatay de Cristobal Carmenère, Aconcagua Valley
- Vina Almaviva, Puente Alto
- Cono Sur Silencio Cabernet Sauvignon, Maipo Valley
- Concha y Toro Carmin de Peumo Carmenere, Rapel Valley
- VIK, Millahue
- Seña, Aconcagua Valley
- Errázuriz Kai Carmenère, Aconcagua Valley
- Casa Lapostolle Borobo
With Wine, Machismo Rules in Latin America
- Latin America の巨人は Brazil と Mexico です。世界第8位の経済大国である Brazil はより大きな市場で、Mexico は依然としてワイン購入の第2位です。
- Forbes 誌が世界で5番目に多い億万長者を抱えているとランク付けしたのは Brazil であります。
- Sotheby’s New York auction の担当者は彼等をこの様に語っています。「彼らはボルドーの Grand Cru、Ornellaia や Gaja のような super Tuscan、そして Spain の Vega Sicilia 、南米からは、Conchay Toro-Rothschild の合弁会社Almaviva を購入し、それを共有し、飲みたいと思っています。彼らは今日消費できるより成熟したワインを購入する傾向があります。彼らは、carpe diem "今この瞬間を楽しめ""今という時を大切に使え"の姿勢を持っています」
- シカゴを拠点とするHart Davis Hart(HDH)の副社長 Allan Frischmanは、「これらのワインは、温度管理されたエンクロージャーに何年も保管するために購入されていません。ワインを開封して共有する以外の理由でワインを購入するという概念は Brazilian のほとんどにとって異質なものです」と最近のブログ投稿に書いています。
Pawn Shop(質屋) wine
- アメリカやロンドンにはワインを担保として扱う高級Pawn Shop(質屋)が有り pawn-shop wine と言われています。
エチケット日記
チリの原産地呼称法 D.O.(Denominacion de Origen)
- 生産者ブランド
- 品種名
- 収穫年
- 生産国
- 生産者名
表示規定
- 産地名:定められたブドウ栽培地域内の、同一地域で収穫されたブドウを75%以上使用すれば表記可能。
- 品種名:75%以上同一品種のブドウを使用すれば表記可能。複数の品種を表記する場合は、15%以上使用の品種を多い順に3品種まで左から右へ表記可能。
- 収穫年:75%以上同一収穫年度のブドウを使用すれば表記可能。
- チリ国内にて収穫され、指定されたブドウ品種から造られるワイン。
- ワイン日記 チリワイン / 生産者 Vina Aquitania
- St.Jurienの名家Borie1族の物語 ボルドーワイン
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
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