- 近年のチリは新しい醸造技術の実験場の趣きで世界的にも人気のあるワインの産出国になっており目がはなせません。
- Curico Valley の赤ワインのより手頃なカテゴリー。150年以上のワイン造りの経験から造られたワインは優れた品質で際立っています。
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
Wine étiquette
Tasting
- ボリューム 軽□□□□□□□□□□□■□重
- タンニン 控□□□□□□□■□□□□□渋
- 甘み 辛■□□□□□□□□□□□□甘
- 酸味 弱□□□□□□■□□□□□□強
Profile
Terra Nova Cabernet Sauvignon
- 【Winery】Terra Nova
- 【Ownership】VSPT Wine Group(サン・ペドロ・タラパカ・グループ)
- 【Region or Appellation】Curico Valley > Chile
- 【Wine Style】Red - Bold and Structured
- 【Grape/Blend】Cabernet Sauvignon
- 【Food Pairing】Beef and Venison
- 【Sweetness】Dry
- 【Maturation】
- 【Alcohol ABV】13.5%
- 【Avg. Price 】¥1,500/750ml
VSPT Wine Group(サン・ペドロ・タラパカ・グループ)
- Terra Nova は、ラテン語で 「新しい土地」 を意味します。
- Terra Novaの歴史は、1990年代から2000年代にかけての「チリワインの黄金期」と共にあります。この時期、チリワインは高品質ながらリーズナブルな価格で世界を席巻しました。Terra Nova はその先兵として、特にアメリカや日本、イギリスなどの主要輸出市場向けに戦略的に展開されたブランドです。
- この両者の関わりは、1990年代にチリで展開された Terra Nova ブランドを通じた強力なビジネスパートナーシップにあります。
- 1990年代、スペインのスパークリングワイン大手 Freixenet 社は、世界展開の一環として Chile のワイン生産に乗り出します。その際、チリ国内の強力なパートナーとして選んだのが、名門ワイナリーの Viña San Pedro でした。
- Viña San Pedro が持つ Curico Valley を主とした広大な自社畑と醸造設備を使用し Freixenet 社が持つ国際的なマーケティング・販売網を活用するという協力体制をとりました。
- Freixenet 社は当時、スペイン国外でのスティルワインの生産を強化していました。 一方の Viña San Pedro は、1990年代に大規模な近代化投資を行っており、Freixenet 社との提携は、ヨーロッパの伝統的なブランド管理手法と、Chile の最新醸造技術を融合させる絶好の機会となりました。
- この共同プロジェクトから生まれたのが「Terra Nova」ブランドです。Freixenet 社の高いブランド力を背景に、世界市場(特に日本、アメリカ、イギリスなど)へ戦略的に輸出されました。
- この提携により、Terra Novaは「手頃な価格ながら、非常に洗練されたヨーロッパ的なエレガンスを持つチリワイン」として、当時のワイン市場で独自のポジションを築くことに成功しました。
- 現在、 Viña San Pedro とFreixenet 社の関係は、それぞれのグループの再編を経て変化しています。
- Viña San Pedro は、その後、複数のワイナリーと統合し、現在は巨大な VSPT Wine Group(サン・ペドロ・タラパカ・グループ)の中核となっています。
- Freixenet 社は、2018年にドイツの泡ワイン大手 Henkell 社と経営統合し Henkell Freixenet という世界最大のスパークリングワイングループとなっています。
- かつての密接な提携期間を経て、現在「Terra Nova」ブランドの権利は VSPT Wine Group(サン・ペドロ・タラパカ・グループ)に集約されているケースが多いですが、歴史的には「スペインの巨人とチリの巨人が、世界を獲るために手を組んだ象徴的なプロジェクト」であったと言えます。
- お手元のTerra Novaワインが、もし古いヴィンテージであったり、特定の輸入業者のものであれば、まさにこの「フレシネとサン・ペドロが二人三脚で歩んでいた時代」の歴史的な一本である可能性が高いです。
- 1861年創業の歴史を持ち、現在では150カ国以上で愛されているスペイン・カタルーニャ州、サン・サドゥルニ・ダノイアを拠点とする世界最大の Cava スパークリングワイン生産者です。
- Cava は、フランスのシャンパンと同じ「瓶内二次発酵」という手間のかかる製法で造られますが、非常にリーズナブルなのが特徴です。
- 代表作は、黒いボトルが印象的な 「コルドン・ネグロ」。世界で最も売れているスパークリングワインの一つです。
- Freixenet 社は1990年代、世界各地の優良産地に投資を行いました。その際、Chile のCuricó Valley などの土地で、スティルワインを生産・輸出するプロジェクトを展開しました。
- 「Terra Nova」というブランドは、過去に Freixenet 社が Chile でプロデュース、あるいは海外市場向けに流通を支援していた経緯があります。当時の Freixenet 社は、スペインのカヴァで培った「高品質・低価格」のノウハウをチリワインに持ち込み、世界中に広める橋渡し役を担っていました。
- 1861年、Francesc Sala Ferré によって「ラ・フレシネーダ」農園としてスタートします。Barcelona から約60kmのところにあるこの地所は、今でもワイナリーとして機能しています。
- フランスから輸入し、修復し、現在も使用されている最先端のプレスを使用して、Can Sala の家族の邸宅でワインを造りました。それは、技術、革新、品質に対するたゆまぬ努力の始まりでした。
- Francescは、息子の Joan Salaに事業を譲渡します。Joan Salaは、娘の Dolors Sala と彼女の夫 Freixeneda 家の末息子の Pere Ferrer Bosch に事業を任せました。
- 最初のスパークリングワイン「Freixenet」を1914年に発売、1974年に「コルドン・ネグロ」を発売する。「コルドン・ネグロ」のスタイリッシュな黒いボトルがアメリカで大ヒットし世界的な地位を確立しました。
- ワイン造りの専門家兼管理者の Dolors と、革新的な起業家で並外れたセールスマンの Pere Ferrer Bosch による tandem-formation 体制(二頭立ての馬車のように、二つの異なる組織や力が密接に連携して共通の目的に向かう体制)により会社は大きな発展を遂げました。
- 現在、2018年にドイツの巨大酒類グループ Henkell がスペインの Freixenet を買収する形で経営統合し、Henkell Freixenet のグループ名となり泡(スパークリングワイン)の世界トップシェアを誇る巨大企業グループとなっています。
- Ferrer Miranda は、世界最大のスパークリングワインメーカー Freixenet 社の創業家 Ferrer Family によって2019年に設立された比較的新しい家族経営のワイナリーグループです。
- Freixenet 社がドイツの Henkell 社と経営統合した際、創業家のアイデンティティと「こだわりの高品質ワイン」を守るために独立したグループとして誕生しました。
- 2018年、Freixenet 社がドイツの Henkell 社と統合して「 Henkell ・Freixenet」となった際、Freixenet 家の第4世代で Pedro Ferrer Noguer 氏は、Freixenet グループ傘下にあった特定のワイナリーを自ら買い取り巨大資本となったFreixenet 社本体とは別に、「家族経営の魂」を色濃く残した高品質ワインに特化する集団として設立されたのが「Ferrer Miranda 」です。
- Ferrer Miranda は、スペインの主要産地とアルゼンチンに、テロワールを重視した象徴的なワイナリーを所有しています。
- Valdubón : スペインの高級産地 Ribera del Duero
- Orube : Rioja(リオハ・アラベサ地区)
- Vionta : Rias Baixas(白ワインの銘醸地)
- Finca Ferrer : Argentina(ウコ・ヴァレー)
- Cavas Hill : 2020年に買収した伝統あるカヴァのワイナリー
- その他、Rueda,, Navarra, Monterrei, Toro
- 1861年からのルーツ: Ferrer 家のワイン造りは1861年に遡り、Freixenet の成功を築いた歴史とノウハウを持ちつつも、現在は量よりも質と「土地の表現」に重点を置いています。
- Pedro Ferrer 氏は、「Freixenet という巨大ビジネスを誇りに思う一方で、自分のもう一つの魂は土地を愛し、その土地を表現する小規模で高品質なワイン造りにある」と語っています。
- 家族経営ならではの長期的な視点で、オーガニック栽培や環境負荷の低い醸造に力を入れています。
- Ferrer Miranda は、Freixenet という巨大ブランドの歴史を背負いつつも「家族による、家族のための、真摯なワイン造り」に立ち返るために作られたエリート・グループです。
- 単なる大量生産品ではなく、スペイン屈指のワイン一族が自らの名前を懸けて送り出している、より洗練されたラインナップということになります。
- Terra Nova は、Chile で2番目の規模を誇るワイングループ VSPT Wine Group(サン・ペドロ・タラパカ・グループ) の一翼を担う、Viña San Pedro によって展開されてきたブランドです。
- Viña San Pedro 自体は1865年創業という非常に古い歴史を持ちます。Terra Novaブランドは、より現代的で国際的な需要に応えるため主に Chile のワインづくりの中心地 Curicó Valley のブドウを使用し開発された。
- Terra Novaの歴史は、1990年代から2000年代にかけての「チリワインの黄金期」と共にあります。この時期、チリワインは高品質ながらリーズナブルな価格で世界を席巻しました。Terra Nova はその先兵として、特にアメリカや日本、イギリスなどの主要輸出市場向けに戦略的に展開されたブランドです。
- 1990年代、Viña San Pedro は、大規模な設備投資を行い、最先端の醸造技術を導入しました。これにより、Terra Novaは「クリーンで果実味豊か、かつ安定した品質」という、当時のニューワールド・ワインの代名詞的なスタイルを確立しました。
- もしお手元にある「Terra Nova」のラベルの裏に、輸入元としてフレシネ関連の名称や、サン・ペドロ社の名前があるなら、それは1990年代から続く「チリとスペインの技術融合」の歴史を感じさせる1本と言えます。
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Chile ワインこぼれ話
The World's Best Chilean Wines
高級 Bordeaux-style red wineや、興味深い古いブドウ園から作られた独特のワインなど、チリ全体を代表するワインです。Chile Wineにおいて国内最大の winery 「Conchay Toro」の功績は大です。
- Viñedo Chadwick, Maipo Valley
- Seña, Aconcagua Valley
- Tococo de Alcohuaz Syrah, Elqui Valley
- Concha y Toro Don Melchor Cabernet Sauvignon, Puente Alto
- Viña Almaviva, Puente Alto
- Errazuriz Las Pizarras Chardonnay, Aconcagua Valley
- Matetic Syrah, San Antonio Valley
- Concha y Toro Carmín de Peumo Carmenere, Cachapoal Valley
- Clos Apalta, Colchagua Valley
- RHU de Alcohuaz Mezcla Tinta, Elqui Valley
高級 Bordeaux-style red wineや、興味深い古いブドウ園から作られた独特のワインなど、チリ全体を代表するワインです。Chile Wineにおいて国内最大の winery 「Conchay Toro」の功績は大です。
- Laberinto Pinot Noir, Maule Valley
- Casa Silva 1912 Vines Sauvignon Gris, Colchagua Valley
- Viñedo Chadwick, Maipo Valley
- Montes Purple Angel Carmenere, Colchagua Valley
- Montes Purple Angel Carmenere, Colchagua Valley
- Santa Ema Amplus Carignan Old Vines, Cachapoal Valley
- J. Bouchon 'Pais Salvaje', Maule Valley
- Vina Almaviva, Puente Alto
- Garage Wine Co. Carignan
- Casa Lapostolle Clos Apalta, Apalta
- Marques de Casa Concha Chardonnay, Limari Valley
- Vinedo Chadwick, Maipo Valley
- Montes Taita Marchique Vineyard Red, Colchagua Valley
- Vina von Siebenthal Tatay de Cristobal Carmenère, Aconcagua Valley
- Vina Almaviva, Puente Alto
- Cono Sur Silencio Cabernet Sauvignon, Maipo Valley
- Concha y Toro Carmin de Peumo Carmenere, Rapel Valley
- VIK, Millahue
- Seña, Aconcagua Valley
- Errázuriz Kai Carmenère, Aconcagua Valley
- Casa Lapostolle Borobo
- Dhalluin は、ペルーの Tacama estate でワイン造りのキャリアを始めました。
- 彼は1985年にChâteau Beaumont(cru bourgeois )、2003年に Château Branaire-Ducru の Patrick Maroteaux に加わりました。
- 彼には、ワインの世界で最高の成長を遂げた managing directors のエリートグループ たとえば、Margaux の Paul Pontallier、Latour の Frédéric Engerer、Haut-Brion の Philippe Delmas である彼の仲間とは一線を画す何かがあります。
- Dhalluinの履歴書は、 Almaviva, Mouton, Opus One. Baron Philippe de Rothschild S.A とワインメーカーのウィッシュリストのように読めます。
- 2003年に Mouton に入社して以来、彼は Rothschild portfolio の抜本的かつ包括的なオーバーホールを監督してきました。彼は、66回の会議を通して約4500万ドルの計画を Philippine de Rothschild に提示しました。そして、再建と植え替えはまだ続いています。 Clerc Milon(2011年に完成)には新しい vat room があり、広大な重力式醸造セラー、最小の50ヘクトリットル以下の発酵タンクを含む多くの新しい発酵タンク、実験的なブドウ園など、Mouton の変容があります。
- 彼は「これは未来です」と言い、「アイデアは実験的であるが革命的ではない」と言います。そこで彼は、朽ちる危険性が大幅に少ない「Opus One」と、その70%が有機栽培である「Clerc Milon」での有機ブドウ栽培の実験をしますが、Moutonでは慎重に作業を進めています。
- 彼は年に4回コンサルタントとして「OpusOne」を訪問し、 Chile と Languedocにほぼ同等の注意を払っています。
- Julien de Beaumarchais de Rothschild と2014’亡くなった故 Baroness Philippine の相続人 Philippe Sereys de Rothschild に変わり大使の役割があります。それは、上海、台湾、香港、そして、Mouton の市場を構成する超高額の個人がたむろするところへの旅行があります。
- 女優、ワイン生産者、ボルドーの grande dame , Philippine de Rothschild 男爵夫人は、2014年8月22日に亡くなりました。
- 男爵夫人は Holocaust を生き延び、30年間の演技キャリアの中で、 Alain Delon や Catherine Deneuve などのスターと一緒に舞台や映画に出演しました。彼女は2回結婚し、3人の子供をもうけます。
- 1988年に父親が亡くなり、「Château Mouton Rothschild」の指揮を執ります。彼女は家族の所有物だけでなく、Baron Philippe de Rothschild SA の生産を近代化、多様化するための仕事を続けました。
- Madame de Rothschild は、Californiaの Robert Mondavi との「Opus One」や Chile の Conchay Toro との「Almaviva」などの大陸横断の合弁事業を通じてムートンの国際化を支援しました。
- OpusOneのCEOであるDavidPearsonは、「父親が亡くなり男爵夫人が Mouton を引き継いだ時に最初に引き受けたプロジェクトが「Opus One」でした。彼女にとって「Opus One」は個人的なプロジェクトでマダムの精神と熱意が winery の一部となっています。」
- Philippine de Rothschild は、夫の Jean-Pierre de Beaumarchais との間の息子 Julien 、そして俳優の Jacques Sereysとの最初の結婚で授かった2人の子供Camille と Philippe をもうけています。 両方の息子は会社の経営に関わっています。
- 彼女は9月1日月曜日、シャトーのブドウ園の近くで父親のそばに埋葬されました。
- Latin America の巨人は Brazil と Mexico です。世界第8位の経済大国である Brazil はより大きな市場で、Mexico は依然としてワイン購入の第2位です。
- Forbes 誌が世界で5番目に多い億万長者を抱えているとランク付けしたのは Brazil であります。
- Sotheby’s New York auction の担当者は彼等をこの様に語っています。「彼らはボルドーの Grand Cru、Ornellaia や Gaja のような super Tuscan、そして Spain の Vega Sicilia 、南米からは、Conchay Toro-Rothschild の合弁会社Almaviva を購入し、それを共有し、飲みたいと思っています。彼らは今日消費できるより成熟したワインを購入する傾向があります。彼らは、carpe diem "今この瞬間を楽しめ""今という時を大切に使え"の姿勢を持っています」
- シカゴを拠点とするHart Davis Hart(HDH)の副社長 Allan Frischmanは、「これらのワインは、温度管理されたエンクロージャーに何年も保管するために購入されていません。ワインを開封して共有する以外の理由でワインを購入するという概念は Brazilian のほとんどにとって異質なものです」と最近のブログ投稿に書いています。
- アメリカやロンドンにはワインを担保として扱う高級Pawn Shop(質屋)が有り pawn-shop wine と言われています。
チリの原産地呼称法 D.O.(Denominacion de Origen)
チリワインが国際的に評価を高めてきたことに伴い、1995年、農業保護庁農牧局により、新しい原産地呼称法が施行されました。ブドウ栽培地域を特定することを目的とし、ブドウ品種やヴィンテージのラベル表記についても規制されています。
原産地呼称法にて定められたブドウ栽培地域で収穫され、同法に定められたブドウ品種から造られるワイン。
表示規定
- 生産者ブランド
- 品種名
- 収穫年
- 生産国
- 生産者名
原産地呼称法にて定められたブドウ栽培地域で収穫され、同法に定められたブドウ品種から造られるワイン。
表示規定
- 産地名:定められたブドウ栽培地域内の、同一地域で収穫されたブドウを75%以上使用すれば表記可能。
- 品種名:75%以上同一品種のブドウを使用すれば表記可能。複数の品種を表記する場合は、15%以上使用の品種を多い順に3品種まで左から右へ表記可能。
- 収穫年:75%以上同一収穫年度のブドウを使用すれば表記可能。
- チリ国内にて収穫され、指定されたブドウ品種から造られるワイン。


